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Java EE アプリケーションをWebLogic Serverで動かしてみよう

WebLogic勉強会 通信

WebLogic Serverファンの皆様、こんにちは、WebLogic Server勉強会通信です。

8月21日に開催された「第39回WebLogic Server勉強会@東京」の前半の「Java EE アプリケーションをWebLogic Serverで動かしてみよう」(日本オラクル オラクルユニバーシティ 岡田 大輔)セッションをレポートします。初めにJava EEアプリケーションの基本的な仕組み、これまでのJava EEの経緯の説明がありました。その後IDEを使用してJSF, EJB, JPAのアプリケーションを作成し、そのアプリケーションを動かすために必要なWebLogic Serverの設定、デプロイメント方法がステップ・バイ・ステップで解説されています。本年7月にリリースされたWebLogic Server 12.1.2を使用する際の注意点にも触れています。
(日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部 佐々木 政和)

Java EEアプリケーションを理解しよう


アプリケーションサーバはビジネスロジックを実行するためのミドルウェアです。例えば、図の左側のクライアント(ユーザインタフェース)から入力されたメッセージをアプリケーションが受け取り、必要な処理をして結果をデータベースに書き込むようなアプリケーションの場合は、クライアントとアプリケーションがネットワーク越しで会話する仕組み、アプリケーションが使用するデータベースへの接続確保などはアプリケーションサーバの担当部分になります。アプリケーションサーバはこのようにアプリケーションが共通として必要な機能(ビジネスロジックの実行、リソースアクセス、トランザクション・セキュリティ管理など)を提供しています。アプリケーションの移植性を高めるためには、アプリケーションサーバが提供する機能を標準のAPI仕様として決めることが必要で、そのためにJava EE仕様が策定されています。

おさらい:Java EEアーキテクチャの変遷①


Java EEがまだJ2EEと呼ばれていたころ、J2EE 1.4では、アプリケーションの作りは下図のようになっており、
Servlet/JSP, EJBなどの仕様が規定されアプリケーション開発がおこなわれていました。仕様自体が複雑であったり、作り込みの部分が多く発生したために、OSSのフレームワークを使用してアプリケーション構築を行うプロジェクトが多くなっていました。

おさらい:Java EEアーキテクチャの変遷②


Java EE 5が登場してJava EEという名前に変わりました。Java EE 5はOSSプロジェクトのノウハウが仕様に盛り込まれました。また、「開発のしやすさ」Ease of Developmentを目的に掲げXML定義体をオプションにするなどアノテーションを使用し、すっきりしたプログラミングスタイルが盛んになりました。しかし、まだフレームワーク間を連携するような機能は十分とは言えませんでした。
フレームワーク間を繋いであげる部分が抜けていたので、新たなフレームワークが必要になっていました。

おさらい:Java EEアー���テクチャの変遷③


Java EE 6はさらにEase of Developmentを推進して策定された仕様です。CDI (Contexts and Dependency Injection)により、JSF2.1, EJB3.1, JPA2.0それぞれのフレームワークがシンプルに連携できるようになりました。
このようにJava EEはJ2EEの時代から繰り返し、フィールドからのフィードバックを反映したり、肥大化した仕様を
適切に整理したりしながら進化しています。Java EE 6は単体で開発フレームワークとして使用できるレベルまで成熟したと言えます。

サンプル


今回のサンプルアプリケーション(CRUD)は、Java EE 6のJSF, EJB, JPAを使用したもので、IDEを使用して作ったものです。IDEはどれでも良かったのですが、NetBeansを使いました。Java EE 6がサポートされているものでWebLogic Serverで動作するものを選択可能です。アプリケーションのデプロイ先のアプリケーションサーバを登録、プロジェクトを新規に作成、データベース表からのエンティティ・クラス(この時に先にデータソースを作成しておくと便利)、エンティティからのJSFページ・クラスを順に実行することでCRUDアプリケーションが完成します。(NetBeans 7.3.1はデフォルトはJSF 2.2でJSF 2.0ではないので、若干書き換えないと動かないものがあるので注意)

アプリケーションを動かす環境の構築と設定


WebLogic Server 12.1.2のインストールですが、OUIにインストーラが変更になっています。入力項目は同じなので違和感は思います。ただ、コンソールモードがないので非GUI環境ではWLSTなどの活用をお薦めします。ただし、MW_HOME, BEA_HOMEがORACLE_HOMEに変更になったり、12.1.2ではサンプルのインストールは別になったので不要な場合はチェックをはずすなどの注意点あり。

ドメイン作成から、アプリケーションの実行と監視まで


ドメインはWebLogic Server管理の単位です。Fusion Middleware構成ウィザードを使って作成、開発者モードと本番モードの違い、ドメインディレクトリ構成、サーバの起動、データソースの作成、デプロイ、アプリケーションの開始、モニタリングなど。これまでWebLogic Server勉強会で取り上げてきている内容です。ぜひ、「Java EE アプリケーションをWebLogic Serverで動かしてみよう」を復習してください。



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