Thursday Oct 05, 2006

CEC 2006: Sun ソフトウェアのオープンソース化に関する雑感

jisSession

クロージング・セッションはジョナサン・シュワルツ. 昨年は初日に登壇してたけど, 今年は CEO になったからか, 大トリにやってきた. ちなみに着ている T シャツのプリントは I ♥ Solaris. それ以上のことは, ほかの人のエントリをどうぞ↓

今回 OpenSSO の扱いリッチ・グリーンの発言, また Sun のオープンソース化の状況, そしてジョナサンのフリー・ソフトウェアに関するコメントなどを見聞きして思ったのは, Sun は自社のソフトウェアをオープンソース化する方向へと, 舵を完全に切っているということだ. そしてそれは単なる打ち上げ花火だったわけではなく, すべての分野で一歩一歩着実に実践されている.

たぶんぼくらのようなフィールド担当が現在行なっているソフトウェアの広め方・売り方も, 今期は大きく変わっていくんじゃないだろうか.

Wednesday Oct 04, 2006

CEC 2006: 最終日のブレイクアウト・セッション

day3Breakouts

いよいよ最終日. 今日はブレイクアウト・セッション 2 コマとゼネラル・セッション.

  • 8:00: Open Source and Sun: Truth or Dare
    Sun のオープンソース戦略と現在の状況についての話.
  • 9:10: GDD (Gathering Debug Data) - A set of tools for the Sun Java Systems Products Stack helping SUN and customers to resolve their problems more quickly
    Sun Java System ソフトウェアの保守・サポートを効率化するためのツールの紹介. ソフトウェアを運用していてなにか障害 (ハングやクラッシュなど) が発生すると, 顧客はサポートにコンタクトをとることになる. 連絡をうけたサポートは一発目にどのような回答を顧客に返すだろうか? 一番多いのは 「いまもらった障害リポートだけでは不足しているので, より詳細をご提示下さい」 的な情報収集のお願いだそうだ. このステップは意外に手間がかかる部分であり, 障害解決までの費用・期間の中でもそれなりの割合を占めている. このツールでは障害情報の取り方・ポイントをあらかじめ顧客に伝えておくことで, サポートの効率性を改善させるとのこと.
  • 9:10: Designing web services grids with Niagara based product
    Niagara box 上での, Java アプリケーションを中心とする各種ソフトウェアの性能の話. 上のセッションが 30 分くらいで終わってしまったので, 途中からこちらに参加. 僕は聞けなかったけど, 800 台以上の Sun Fire V440 サーバを使って運用していた Java アプリケーションを T2000 に載せかえた事例 (サーバの台数が 1/4 に減少, 一方パフォーマンスは倍に向上, また電力消費量が 1/14 に低下) が良かったらしい.

CEC 2006: Attendee Party

延々 4 つ打ちを流す DJ ブース, ディーラーのついたカードゲームの卓たくさん, 懐かし系のビデオゲーム機, ビリヤード, ダーツ, テーブルサッカー, 身体の柔らかい人の曲芸, フラフープ, T シャツ配り, などなど.

CEC Attendee Party

ちなみに明日も朝 8 時開始, しかもゼネラル・セッションではなくブレイクアウトから...

CEC 2006: ディレクトリ・サービス管理のデモ

ブレイクアウトの合間, 次のセッションへ向かう途中にふとデモ・コーナーを見てみると, そこにはハードウェアと並んで, 次期バージョンのディレクトリ・サーバにて提供予定の管理コンソールのデモがあった.

dscc

これまで Directory Server や Directory Proxy Server の管理ツールは専用のクライアント・アプリケーション (Sun Java System Console) だったけど, 次のバージョンからはこれらの管理が Web インタフェースからできるようになる. ディレクトリ・サーバのインスタンスの追加やレプリケーション設定, さらにディレクトリ・プロクシの負荷分散比率やフィルタリングの設定をみせてもらった感じでは, これまでより相当わかりやすくなってるようだ.

CEC 2006: 2 日目のブレイクアウト・セッション

Day 2 Breakout Sessions

午後は以下のセッションに参加した.

  • 13:15: How Sun Can Help Architect a Secure Virtual Window to Customer Desktop Appliccations Anytime - (長いので以下略)
    Display Grid, Sun Java System Identity Manager, ActivCard の統合の話. ...を期待してたら, 8 割方 Sun Ray と Secure Global Desktop な内容だったけど, シンガポールのサーバ上で動いている Windows のセッションを会場 (Moscone Center) まで飛ばしてきて, さらにその上で Google Earth を実行したりして, まあこれはこれでおもしろかった.
  • 14:25: Java Enterprise System - Overview and Progress Report
    Java Enterprise System のパッケージングやリリースに関する話. 次期バージョンの強化点のひとつであるモニタリング機能が良さげ.
  • 15:40: Approatching Identity Management in a Distriuted and Federated Environment
    昨日の BOF で会話したイタリアの人のセッション. まず IdM の型をプロセス・パターン / アーキテクチャ・パターンとして定義し, 一方で IdM システムの現状・あるべき姿・ギャップを分析して, そのギャップを埋めるにはどのパターンをどのように実装すればよいかを検討するという方法論の解説. またそれを実際に適用した例として, イタリア国内のある顧客の事例を紹介. この事例はポータル, ID プロビジョニング, SAML 2.0 ベースの SSO, SPML などいろいろなテクノロジがてんこもりで, かなりそそられた. 現在外部に公開する許可を顧客に確認中だそうで, もう少ししたらネタにできそう.
  • 16:50: Achieving Unified Identity Management using Sun Java Access Manager, Directory Server, Identity Manager and Portal Server - a customer example.
    IdM 製品の概要と, IdM を導入した顧客の例.
  • 16:50: Sun JES Web Server 7.0 - Focus On Web Tier Security
    Sun Java System Web Server 7 の新機能紹介. 上のセッションが早く終わってしまったので, 途中からこちらに入室. Web Server 7 から JSR 196 をサポートするとは知らなかった. うかつ.
  • 18:00: Portal Server 7: The Top of the Java ES Stack
    Sun Java System Portal Server 7 の概要. 昔の iPlanet Portal Server 3.0 と比較すると, 相当良くなってるなあ...

CEC 2006: Identity Management BOF

2 日目の BOF は Identity Management テーブルに行って, インドの人やオーストラリアの人と話したり.

IdM BOF

インドから来てた人からもらった名刺に blog の URL が入っていることに, 後から気づいた. その名も http://blogs.sun.com/thirdworld. 第三世界におけるソフトウェア・ビジネスの状況を垣間見ることができて, いろいろと興味深い.

Tuesday Oct 03, 2006

CEC 2006: 初日のブレイクアウト・セッション

Breakout Sessions

午後はブレイクアウト・セッション 5 コマ. 時差ボケの頭にはつらい...

  • 13:15: A Tale of Two Identity Management Projects
    オーストラリアの人による, ふたつの IdM 導入記. あるプロジェクトでは Sun Java System Identity Manager を, もうひとつ別のプロジェクトでは他社 ID プロビジョニング製品を入れた (遅刻していったので理由は不明) けど, やっぱ前者 (Sun) の方が導入楽だったよ, 後者 (他社) はパッチやサービスパックあてる作業だけでもううんざりだったよ, という話.
  • 14:25: The role of compliance and privacy in driving security architecture development
    コンプライアンス / ガバナンスを支援するシステムには Security, Confidentiality, Identity Management, Data Stewardship, Information Life Management の 5 つの要件があって, それを満たすための Sun のアプローチの話.
  • 15:40: The road ahead in Identity Managemnt with SOA
    Sun Java Identity Management SuiteCAPS との連携の話.
  • 16:50: Liberty Alliance After Federation, SSO and Web Services What's Next?
    Liberty Alliance 仕様の現況と, Sun の実装である Sun Java System Access Manager, それに今後の OpenSSO の話. ちなみにスピーカーの一人は Pat. 会ったのは一年ぶりくらい.
  • 18:00: Applying Identity Management to the End-User Experience
    既存のアプリケーションをプロビジョニングのソースにするときに, そのアプリケーションの提供しているユーザ体験を変えずにどうやって Identity Manager と統合するか (Identity Manager にプロビジョニング・リクエストを渡すロジックを, どのように既存アプリケーションに追加するか), しかもその改修作業をいかに簡単に行なうかの話.

今日聴講した中では, 最後のセッションが一番おもしろかった. 明日のブレイクアウトの午後いちにもう一度同じ内容をやるはずなので, Identity Manager にかかわっている人は参加してみることをオススメしたい.

CEC 2006: Federation Deployment BOF

今年の BOF はランチョン・ミーティング形式. テーマごとに (ディザスタ・リカバリから Web 2.0 まで) 数十のテーブルが用意されていて, 参加者は興味のあるテーブルに行って, サンドイッチ (米国人向けのアレ...) をかじりながら思いのたけをアツくぶつけあう.

ぼくは Federation Deployment のテーブルに座って, イタリアから来た人と適当にだべってた. 曰く, 彼の国で Sun Java Identity Management Suite を使った SAML 2.0 ベースのフェデレーテッド・プロビジョニング・システムを構築したそうだ. 詳細は明日のブレイクアウト・セッションで発表するらしい. 楽しみ.

CEC 2006: トップダウン・アイデンティティとボトムアップ・セキュリティ

CEC 2006 の初日.

Day 1 Opening

今朝のゼネラル・セッションの中で, グレッグ・パパドポラスTop-down Identity and Bottom-up Security という表現を使ってた. アイデンティティとセキュリティはしばしば一緒くたにされがち (「認証基盤」 はそのような誤解の典型. /etc/passwd のメンテナンスや PKI の延長で IdM を考えてると絶対失敗する) なので, このように課題へのアプローチの起点を明確にして, それぞれの違いをはっきりさせるのは良いことだと思う.

Monday Oct 02, 2006

CEC 2006

ということで, 昨年に続いて今年も CEC に参加するためサンフランシスコにやってきた. 会場は昨年と同じく Moscone Center だけど, 前回の North から変わって今回は West になったみたい.

Moscone West

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