月曜日 2 17, 2014

[Get Proactive!] ORAchk - RACCheckが拡張されてORAchkに名称変更されました!

RACcheck 構成監査ツールは Oracle Real Application Clusters (RAC) 環境での使用のために独自に開発されました。
しかし、RACcheck の範囲は、最大可用性アーキテクチャ(MAA)、単一インスタンスの非 RAC データベース、Oracle Golden Gate、近い将来に計画された他の製品や機能をカバーするために拡張されてきました。そのため、RACcheck ツールの名前はより正確にこのツールの範囲と有効性を反映するために、ORAchk に変更されました。
詳細については次のドキュメントを参照してください。
2014/02/17現在、ORAchk v.2.2.4 (ベータ版)がリリースされています。
従来のRACcheckとスクリプトは機能的に同様ですので、raccheck コマンドを orachk コマンドに変更するだけで利用できますので、是非ご活用ください。
ORAchk(RACCheck)の活用方法についてはBlogの記事も参考にしてください。

火曜日 12 24, 2013

[Get Proactive!] RACcheck でトラブルを未然防止しよう!

RACシステムを構築した際に、Database周り、Cluster周り、OS周りの設定に不備・漏れがないか不安があると思います。
RAC 構成において重要な設定項目の監査を行うことが可能なRACcheckをご紹介します。

RACcheck とは?

RACcheckは、 お客様のRACシステムにおいて、問題の発生を未然(proactive)に防ぐためのヘルス・チェック(状態の診断)を、セルフ・サービスで行えるよう開発されたツールです。RACcheckツールのダウンロード、使用方法については以下のNOTEを参照してください。

NOTE:1545832.1 RACcheck - RAC構成監査ツール

RACcheckの主な特徴は以下の通りです。

     
  • 実行方法は非常に簡単。ダウンロードして適切なディレクトリに配置、展開した後、コマンドの実行権限を設定して実行するだけです。
  • お客様のRACシステムに対して、以下の観点からの検証とそれぞれのシステム毎に適合したフィードバックを提供します:
    • 構成関連の問題(お客様のRACシステムに影響を与え得るものがある場合)
    • Best PracticesとSuccess Factors(お客様のRACシステムにおいて遵守されていないものがある場合)
    • それぞれのチェック項目に関連するナレッジ文書へのリンク
  • Best PracticesとSuccess Factorsは、全世界中のOracle RACをご利用のお客様の実際の事例から導き出されています
  • 数百のチェック項目からなり、四半期に一度、追加、更新されています
    • 製品の開発・運用されていく中でベストプラクティスは進化していきます
  • 監査される多くの項目は、NOTEで詳細情報が公開されています(以下、例)
    • NOTE:1544360.1 RAC と Oracle Clusterware のベストプラクティスとスターター・キット (プラットフォーム共通)
    • NOTE:1589581.1 RAC と Oracle Clusterware ベスト・プラクティスとスターター・キット (Linux)
    • NOTE:1591042.1 RACクラスタ環境を安定さるために行う上位11事項
  • ソフトウェア周りのチェックを行います(OS、Clusterware、ASM、RAC)
  • 構成に関するBest Practicesを提示します(OS、Clusterware、ASM、RAC)
  • 収集されたそれぞれのデータ項目に対し、PASS、WARNING、FAILそしてINFOの評価が下されます
  • 診断された状態を点数化した、HTMLのレポートが出力されます
  • MAA(Maximum Availability Architecture)のBest Practice遵守状況が、HTMLレポート内のMAA Scorecardに出力されます
  • PSR11.2.0.4 にバンドルされています。$ORACLE_HOME/suptools/raccheck/raccheck

RACcheck レポート画面1(例)

検出された項目の数によって Health Scoreが算出されます

RACcheck レポート画面2(例)

検出された項目がリスト表示され、Viewボタンをクリックすると詳細情報を確認することができます

RACcheck 利用時の注意点と活用方法

RACcheck利用時の注意点

RACcheckのHTMLレポートでは、収集されたそれぞれのデータ項目に対し、PASS、WARNING、FAILそしてINFOの評価が下されますが、検出されたWARNINGやFAILの項目全てに対して必ず設定変更が必要ということではありません。あくまで、ベストプラクティスとの乖離が検出されていると捉えて、各項目の詳細情報にあるBenefitやRiskの情報を元に設定変更の必要があるかどうかをチェックしてください。

RACcheckツールの実行に関しては以下の点に注意してください。
  • 常にNOTE:1545832.1から最新バージョンのRACcheckをダウンロードしお使い下さい
    • ドライバ・ファイルに含まれるBest PracticesやSuccess Factorsの情報は60-90日で更新されるため
    • RACcheckはPSUの推奨パッチ適用状況も一緒にチェックするため、最新のPSU情報を反映したRACcheckをお使いいただきたいため
    • 参考までに、PSR11.2.0.4 にバンドルされているRACcheckのバージョンは2.2.2_20130530 で、最新バージョンは2.2.3.2_20131213 (2013/12/24現在)
  • RACcheckは、DatabaseソフトウェアのownerのOSユーザにて実行して下さい
  • RACcheckはクラスタ・ファイルシステムではなく、ローカルのファイルシステムに展開し、実行して下さい
  • RACcheckの実行は、クラスタ上のシングル・ノードから実行して下さい
    • リモートのノードのデータの収集はSSHにて行われます
  • rootにてアクセスしないと収集できないデータ要素が一部ありますが、次の方法にて、その作業の容易化(ないしは無効化)が図られています:
    • sudo を利用するよう設定(この場合rootのパスワード入力は必要なし)
    • プロンプトが表示された時に、手動でrootのパスワードを入力
    • root権限が必要なデータ収集を省略

RACcheckの活用方法

RACcheck で監査される項目は定期的に追加、更新されているため、以下のように定期的に実行することをお奨めします!
  1. 初回のレポートを元に、ベストプラクティスとの乖離を確認する
    • 必要に応じて設定の変更を検討する
  2. RACcheck を定期的に実行する
    • Oracle RACシステムを初めて設置した後
    • システムの変更前、変更後 (メンテナンスの前後)
    • 3ヶ月に一回
  3. RACcheck のDiffチェック機能の活用
    • 2つのレポートの差分をレポート化することが可能なため、初回のレポートの精査が完了していれば、2回目以降は差分だけをチェックする
      (option) -diff <Old Report> <New Report> [-outfile <Output HTML>]
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