月曜日 2 03, 2014

[Get Proactive!] CP AnalyzerでOracle E-Business Suite のコンカレント機能の健康状態を確認する

E-Business Suiteのほとんどのバッチ処理はコンカレント機能で実行されます。
そのため、このコンカレント機能を健康に保つことはE-Business Suite環境の運用において、
ユーザー様共通の重要なポイントです。

そんなコンカレント機能について、下記のようなお声を頂く事があります。
・コンカレントプログラムの実行履歴が多数あるが、削除可なものが分からない
・コンカレント機能がどのような状態であることが健康状態と言えるのかが分からない。
また、コンカレント機能の保守の工数を改善したいとお考えのお客様もいらっしゃると思います。

このような疑問の解決に、ぜひ、CP Analyzer(Concurrent Process Analyzer)の活用をご検討下さい。

CP Analyzerは、コンカレント処理をレビューするヘルスチェック用スクリプトで、現在の構成および環境の設定を分析し、
ベスト・プラクティスに関するフィードバックおよび推奨を提供します。

これにより、これらの確認項目を画面上で確認する工数・時間を簡略化・短縮化し、お客様のコンカレント機能の状態確認を手助けします。

CP Analyzerは以下のような情報を出力致します。
E-Business Applications Concurrent Processing Analyzer の概要 FND_CONCURRENT_REQUESTS内のパージ可能なレコード数の合計
E-Business Suite のバージョン
コンカレント処理のデータベース・パラメータ設定
適用済みの ATG パッチ
ロールアップ上の既知の個別パッチ
E-Business Applications コンカレント・リクエストの分析 営業時間中に長時間実行中のレポート
コンカレント要求の履歴の経過時間
システム上で現在実行中の要求
FND_CONCURRENT_REQUESTSの合計
実行中の要求
ステータス・コード別の保留中リクエスト
保留中の定期的/不定期なスケジュール済リクエスト数
保留/日保留中のリクエスト数
スケジュール済リクエスト
実行待ちで保留中のリクエスト
実行待ちで保留中ではないリクエスト
先月の日別コンカレント要求数
保留中/スタンバイ の特定/解決
コンカレントのテーブルの表領域情報
E-Business Applications コンカレント・マネージャの分析 使用可能なコンカレント・マネージャ
稼働シフト毎のコンカレント・マネージャ・プロセス
インストール/使用されていないアプリケーションで有効なマネージャ
マネージャのプロセス数の合計(オフラインを除く)
不適切なキャッシュ・サイズのマネージャ
マネージャ毎の要求サマリ
マネージャ・キューの確認
出力後処理の構成の確認
その他 コンカレント・システムの設定、構成
コンカレントのベスト・プラクティスの確認
定期的なコンカレントのメンテナンスのためのツールを紹介
過去の出力と比較したトレンド分析

詳細につきましては、下記Noteを参照下さい。
Concurrent Processing - CP Analyzer for E-Business Suite - Japanese (Doc ID 1515727.1)

尚、本機能の出力を運用に用いるためには、出力された情報をどう用いるかが重要なポイントになります。
もしご興味のあるお客様がいらっしゃいましたら、運用に用いるためのお手伝いをさせて頂くことも可能ですので、
その際は、担当営業経由で、日本オラクルアプリケーションサポート、プロアクティブサポートチームにご連絡下さい。

また、CP Analyzerを含む、EBS環境用の様々な環境運用補助ツールを随時公開しております。
ツールの詳しい情報は、Oracle Premier Support Get Proactive! - Japanese [ID 1471735.1]から
E-Business Suite をお選びいただくだけでアクセスできるようになっています。
以前ご紹介させて頂いたPatch Wizard も含め、ご興味をもたれた方は、是非、それらの情報にも触れてみて下さい。

水曜日 10 16, 2013

[Get Proactive!] Patch Wizard で Oracle E-Business Suite へのパッチ適用の影響範囲を正確に把握する

サポートからの解決策として、既に存在しているパッチの適用を打診された時、お客様からの反応として

 「パッチ適用によって変更されるファイルの確認にコストと時間がかかる」

という声を、よく耳にします。
確かに、パッチの適用にあたっては、適用前にその影響分析を行う必要があります。
しかし、だからといって、それらの作業全てを手作業で行う必要ありません。

ORACLE MAGAZINE 日本語版 8月号(Vol.17) でもご紹介いたしましたように、

パッチ適用における影響分析はPatch Wizard を使って自動化していただく

これこそが、我々オラクル・サポートが、お客様に強くお薦めする手法です。

そして、

Patch Wizard は既にお使いの EBS 環境にインストールされています

ので、ESB 11.5.10 ~ 12.1 をお使いのお客様であれば、何の事前インストールや事前設定も行うことなく、今すぐご利用いただけるようになっています。

  1. System Administrator 職責 にてログインします
  2. Oracle Applicaton Manager にて Dashboard オプションを選びます(または OAM のメニューから Patching and Utilities オプションを選びます)
  3. 右上のドロップ・ダウンのリストから Patch Wizard を選び Go をクリックするだけです

例えば、オラクル・サポートから、パッチ番号 17015507 のパッチの適用を解決策として打診されたとします。
この Patch 17015507 の影響分析は、次の3つのステップを実行していただくだけです。

ステップ1

Patch Wizard のメイン画面から、Recommend/Analyze Patches タスクを新たに作成します。

ステップ2

オプションを選択し、パッチ番号「17015507」を入力し、

実行スケジュール(Schedule)と繰り返しの頻度(Recurrence)を設定し、

実行します。

ステップ3

影響分析が終了すると、Patch Wizard のメイン画面の Recommend Patches Results セクションに結果が表示されますので、Details からその詳細を表示し、

Impact から

具体的な影響を参照します。また、パッチ適用による間接的な影響についても、Indirect Impact Summary のセクションから 、 例えば Menu Navigation Tree への影響をご確認いただくと、

影響を受ける Menu Navigation の情報が一覧できるようになっています。

このように、Patch Wizard は、

これら 3つのステップ を実行していただくだけ

で、

  • 影響を受けるアプリケーション(Applications Patched)
  • インストールされるファイルのタイプ(File Types Installed)
  • 新たにインストールされるファイルのタイプ(New Files Introduced)
  • 変更される既存ファイル(Existing Files Changed)
  • 変更されるカスタマイズのファイル(Flagged Files Changed)
  • 変更されない既存のファイル(Existing Files Unchanged)
  • 合わせて適用が必要な言語パッチ(Non-US Language Patches Required)
  • 変更されないファイルへの影響(Unchanged Files Affected)
  • メニューのナビゲーション・ツリーへの影響(Menu Navigation Trees Affected)

が、自動的に分析され、その結果をご覧いただけるようになります。
よって、ここから先は、分析結果を元に、実際のパッチ適用作業の計画を立ていただき、適用作業を実施していただくだけとなります。
もちろん、複数のパッチを指定し、同時に影響分析を行うこともできます。

また、Patch Wizard では、適用するすべてのパッチを選択し、Downloadボタンをクリックすると、それら複数のパッチを、マージしてダウンロードできるようにもなっています。

そして、当然ながら、ダウンロードに際しては、Language および Platform も指定できるようになっています。

いかがでしょうか?

Patch Wizard については、より詳しく、分かりやすい説明を次のナレッジ・ドキュメントから公開しておりますので、是非ご覧下さい。

Patch Wizard Utility - Japanese (ドキュメントID 1513967.1)
KROWN:159540 [マスターノート] パッチ・ ウィザードの概要、使用上の注意点について

また、今後、別の運用支援のツールも、本ブログ や ORACLE MAGAZINE 日本語版 を通してご紹介いたします。

それらのツールの詳しい情報は、 Oracle Premier Support Get Proactive! - Japanese [ID 1471735.1] から E-Business Suite をお選びいただくだけでアクセスできるようになっています。
Patch Wizard に限らずご興味をもたれた方は、是非、それらの情報にも触れてみて下さい。

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日本オラクル カスタマ・サポートのエンジニアがお勧めのサポート情報を紹介します。


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