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sundiag.sh を最新版へ更新して迅速な解決を!2017年版

こんにちは。オラクル・カスタマー・サポートの永岡と申します。サポート・エンジニアの立場からも情報を伝えていきたいと思います。今回は、2014年の「sundiag.sh を最新版にしましょう! 」の最新情報を中心に、sundiag の概要、バージョン確認方法、最新版入手方法などを紹介します。

sundiag.sh とは

Exadata環境のディスク障害や HBA障害の調査などでは情報採取に sundiag (サンダイアグと読みます) というツールを用います。root ユーザーで /opt/oracle.SupportTools/sundiag.sh を実行するだけでディスクやHBAに関する様々な情報を収集できます。集めた情報は /var/log/exadatatmp/ 配下 (古い sundiag では /tmp 配下) に sundiag_*****.tar.bz2 ファイルとして保存されます。

sundiag.sh には障害調査で蓄積されたノウハウが反映されていて迅速な解決に役立ちます。古いバージョンの sundiag.sh では残念ながら有効な情報が採取できていないことがあり、調査が進まないことがあります。その場合は改めて別途情報採取を行うことになってしまいます。

以下は実行例です。






#
# imageinfo -version
12.1.2.3.1.160411
#
# /opt/oracle.SupportTools/sundiag.sh -version
Oracle Exadata Database Machine - Diagnostics Collection Tool
Version: 12.1.2.3.1.160411
#
# /opt/oracle.SupportTools/sundiag.sh
Oracle Exadata Database Machine - Diagnostics Collection Tool
Last alert date is beyond 7 days. Skipping OSW/Metrics collection
Gathering Linux information
Skipping collection of OSWatcher/ExaWatcher logs, Cell Metrics and Traces
Skipping ILOM collection. Use the ilom or snapshot options, or login to ILOM
over the network and run Snapshot separately if necessary.
/var/log/exadatatmp/sundiag_HOSTNAME_9999FFFFFF_2017_02_28_12_34
Gathering Cell information
Generating diagnostics tarball and removing temp directory
==============================================================================
Done. The report files are bzip2 compressed in /var/log/exadatatmp/sundiag_HOSTNAME_9999FFFFFF_2017_02_28_12_34.tar.bz2
==============================================================================
#

最新版かどうかの判断方法

初めに Exadata Storage Server Software のバージョンを把握します。root ユーザーで imageinfo -version を実行します






#
# imageinfo -version
12.1.2.3.1.160411
#

Exadata Storage Server Software 12.1.2.2.0 以降では、Exadata Storage Server Software のバージョンと日付を組み合わせたバージョンが導入されています。例えば Exadata Storage Server Software 12.1.2.3.1 の環境では 12.1.2.3.1.160411 です。12.1.2.2.0 以降の環境ではそのまま sundiag.sh をご利用ください。

Exadata Storage Server Software 12.1.2.2.0 未満では、sundiag.sh のバージョンを把握するため /opt/oracle.SupportTools/sundiag.sh -version を実行します。以下は実行例です。






#
# /opt/oracle.SupportTools/sundiag.sh -version
Oracle Exadata Database Machine - Diagnostics Collection Tool
Version: 1.5_20130806
#

もしも 12.1.2.2.0_150917 が得られれば最新版(2017年2月20日の時点で 12.1.2.2.0_150917 が最新)です。この最新版をご利用ください。最新版ではない場合は sundiag.sh の更新をご検討ください。更新方法は後述します。

実は -versionオプションは 1.5 から使えるオプションで、1.5未満ではエラーになります。つまり -version を指定してエラーになった場合は 1.5未満であると判断することができます。

最新版の入手と更新の方法

sundiag.sh の最新版の入手と更新の方法は NOTE:2120497.1 ディスク障害および他のハードウェアの問題に必要な Oracle Exadata 診断情報で紹介しています。早く解決するためにもぜひ最新版へ更新してください。更新作業自体はデータベースの動作へ影響を及ぼしません。sundiag.sh のサイズは50数KBですので短時間で更新できます。dcli コマンドを活用するので Exadataの全サーバの sundiag.sh を対象にする場合も数個のコマンドで簡単に完了します。わたしも試しましたが10分もかからなかったです。ぜひご検討ください。

繰り返しとなりますが Exadata Storage Server Software 12.1.2.2.0 以降の環境ではそのままの sundiag をご利用ください。

応用:時短できる効率的な採取方法

dcli と組み合わせると、数回のコマンド実行だけで複数のサーバの sundiag を一気に採取して1ファイルへ纏めることができます。また、ILOM スナップショットも同時に採取する方法もあります。情報採取に要する時間を短くすることができますので、詳細な手順は NOTE:2120497.1 ディスク障害および他のハードウェアの問題に必要な Oracle Exadata 診断情報 をご覧ください。

今回のまとめ

  • 迅速な解決のため、調査のノウハウが反映された最新版へ更新を!手順はNOTE:2120497.1 です。
  • 更新作業はDBの動作へ影響しません。実は短時間で簡単です。
  • 時短できる効率的な情報採取方法をご活用ください。

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