グローバル・ソーシャル・マーケティング: 多様性への対応

Special Thanks to Kazuma Tamura

international flagsマーケティング担当者の中には、自分の周辺で起きていることの管理に追われ、世界的な業務展開のあり方になかなか目が届かない人たちもいます。ソーシャルは11の私的な関係を築くものでもありますが、同時に世界的な現象でもあります。つまり、グローバル・ソーシャル・マーケティングがもたらすチャンスはとても重要だということです。

ご存知のように、世界はどんどん小さくなってきており、ビジネスと経済はますますグローバル化しています。またブランドの影響力は地域の壁を超え、魅力的な収益チャンスのある新興市場にも拡大しつつあります。そのため、ソーシャル面でのグローバルな取り組みは、企業の広告、調査、分析、戦略に大きな意味を持つようになり、今や顧客サービスもその一部となっています。

しかし、具体的にはどのような取り組みを指すのでしょうか。

まず、ソーシャルが世界と対話する手段であることを理解する必要があります。こちらのインフォグラフィックには現状がよく表されており、次のような興味深い事実が示されています。

  • 2012年には、全世界のインターネット・ユーザーの50%がソーシャル・ネットワークにサインインしている。
  • 世界でもっともFacebookユーザーが多い都市はバンコクで、ジャカルタ、サンパウロ、イスタンブール、メキシコシティがそれに続く。
  • YouTubeトラフィックの70%は米国外からのものである。またYouTubeは世界43か国で60言語にローカライズされている。
  • Twitter使用の世界トップ3は、米国、ブラジル、日本である。また同プラットフォームで英語の次に多く使用されている言語は日本語である。
  • Google Plusが多く使用されている国は、米国、インド、ブラジル、英国、カナダである。
  • LinkedInがもっとも急激に成長している国はインドネシアであり、その成長率は111%である。
  • 2011年から2012年までに、シンガポールではInstagramの市場シェアが8,121%伸びている。
  • Taggedは世界最大のソーシャル検索ネットワークであり、メンバー数は33,000万人である。Taggedは、世界220か国、18言語で利用できる。

Facebookユーザーの約80%は米国とカナダ以外のユーザーであり、Twitterのユーザーベースの約70%は米国以外の国なのです。国際化に対応できない企業は、市場に存在するチャンスや顧客の多くを逃してしまうでしょう。

第二に、自社のキャンペーンのターゲットとしてどの市場が適切かを判断することが重要です。自社のサービスがどの地域でも通用するとはかぎりません。仮に通用するとしても、各地域でどのソーシャル・プラットフォームが好まれるかを把握しなければ、目的はうまく果たせないでしょう。GlobalWebIndexOneの調査によると、世界でもっとも高い成長率を示しているのはTwitter40%)で、特に急速な成長が見られるのは香港だとのことです。ただし日本では、世界で唯一、FacebookよりもTwitterの方が人気があります。また中国では、Facebookは利用できません。ロシアでは、自国製のソーシャル・プラットフォームのほうが好まれていますし、英国では、Pinterestのユーザーが女性よりも男性に多いというのも意外な事実です。これらのことからわかるように、1つのネットワークですべての地域に対応することはきわめて困難なのです。

第三に、マーケティング・メッセージ���決める際には、単に各国の言語を理解するだけでなく、それぞれの文化や、メッセージの受け取り方の違いまで理解することが重要です。W3Techs.comの調査によると、Webコンテンツの54.9%は英語で記述されており、2位のドイツ語(6.4%)を大きく引き離しています。これを見ると、多言語化の重要性にやや疑問が生じるかもしれません。しかし、Mashableのエキスパートたちによると、英語以外の言語ではキーワード・ランキングの競争率が英語よりもはるかに低いため、検索ランキングでランクを上げるには多言語展開のほうが有利な場合があるということなのです。また、世界のインターネット・ユーザーの大部分は、英語を第一言語としないユーザーなのです。

4つ目の重要な取り組みは、ソーシャル管理ツールを通じて、各地域のユーザーのソーシャル行動の違いを監視、調査することです。ForresterGlobal Social Media Adoptionによると、中国とインドでは、インターネットを使用する成人の少なくとも4分の3"作成者"であるとされています。つまり、これらのユーザーは実際にコンテンツを作成しているということです。この割合は米国では24%に過ぎず、欧米各国のユーザーの多くが"閲覧者"であることを示しています。また各国内でも言語や文化はさまざまであり、企業のメッセージに対する受け止め方や反応は地域ごとに異なります。一貫した法則として唯一言えることは、コンテンツが真に価値あるものでなければならないということです。

既存の市場は今後もソーシャルへの対応を強めていくでしょう。また新興市場も急速にソーシャル化に向かっています。そしてその背景には、モバイルでのソーシャル利用の増加という傾向があります。グローバル・ソーシャル・マーケティングとは、人的側面と技術的側面の両方から対応を求められる取り組みです。人的側面では文化に適応したメッセージを生み出し、技術的側面からはソーシャル・キャンペーンのグローバルな管理に努めることが必要なのです。世界が小さくなりつつある今こそ、地域をまたいだ対話のノウハウをソーシャルを通じて学ぶべきときだと言えるでしょう。

@mikestiles
Photo: stock.xchng

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