An Open Letter to Sun Identity Management Competitors


アイデンティティ管理分野における競合 (\*) の皆様、

(\* IBM Tivoli, HP OpenView / IceWall, Novell, Microsoft, Oracle, Computer Associates, RSA Security 等の ID 管理担当の方々)


 いつもお世話になっております。サンの山中です。今回は真摯な気持ちで皆さんに一つお願いがあり、公開書簡という形式を取らせていただきます。

 突然ですが、ブログを書きませんか?

 今日非常に注目されている Identity & Access Management に関わられている皆さんが、自身の仕事に関するブログを書くことで、是非この分野の活性化に貢献していただきたいと思っています。

 ブログを書くことは素晴らしいことです。社内の同僚や、パートナー、顧客 (潜在顧客も含め) は、この分野がどのような方向性にあるのか、皆さんが日々どんなことを考え、どんなことを語っていて、どのようなイノベーションを体験しているのか知りたいはずです (丁度皆さんがこうして私のブログを読んで下さっているように)。また、時には、全く知らない遠くにいる人から話を聞きたいと呼ばれることもあるはずです。テクノロジーを提供している企業で働く皆さんにおいては、適切な人に確実に情報を伝えることができるこのようなツールを活用しない手はないわけです。また、皆さんが様々なところでいつもおっしゃっているように、今後より一層会社や組織を超えた Identity (= 個人) が重視される時代がやってくるわけですから、是非それを一緒に実践していければと思います。

 海外では、既に Planet IdentityIdentity Gang といったブログのアグリゲーション・サイトがあります。我々のような大手ベンダーだけでなく、コンサルタント、ベンチャー企業、そして大学教授、エンドユーザまでも、Digital Identity に関する建設的な会話に日々参加しています。言語的なコミュニケーションの壁がありますので、このようなサイトを独自に日本でも作るべきだと考えたわけです。ネットワーク・サービスの中核となる Digital Identity の市場は、この日本においてようやくその一歩を踏み出したに過ぎません。最終的にユーザ・セントリックな真のアイデンティティ・サービスが隅々に広まるまで、長く険しい道のりがあることは、皆さんよくご存知の通りです。この分野は、日本は欧米と比較して 2, 3 年は遅れている言われていますが、このような会話の場を設けることで、これに関わる方々のリテラシーを底上げし、その遅れを取り戻せればと思います。皆さんで手を合わせれば、1 年以内にキャッチアップすることも不可能ではありません。

 私たちは競合です。ですので、時には他社の批判もあるかと思います。しかし、それも良いことだと思います。サンは、オープンなネットワーク上でのオープンな会話こそが、市場を促進し、健全な競争を生み出すと信じています。

 この公開書簡を読んで下さった方は、是非同僚の方にもお知らせ下さい。また、「書いてみたいけど、会社がなんと言うか。。。」と悩まれている方々、是非同僚や上司の方に相談をしてみてください。いくつかのルールを守れば、決して反対はされないはずです。米系の企業に勤めている皆さんの環境は比較的オープンなはずですし、また以前から IBM さんや HP さん、Microsoft さんでは、コーポレート・ブログを開始しているくらいですから。 (但し、残念ながらその取り組みを傍から拝見する限りでは、ブログにおけるより自由で Bottom up 的な "個" の可能性を十分理解されているようには見えませんが。)  一方、サンは全ての社員にブログを書くことを奨励している会社です (まぁ、ある意味 Crazy な会社です)。

 担当しているソリューションはセキュリティでも、あなた自身がセキュアである必要性は全くありません。もっとオープンに語り合いましょう。それから、ちょっと世に名を馳せましょう。残念ながら私の知る限り、国内で (日本語で) この分野に関するブログを書いている人は、私も含め 2, 3 人しかおらず、それは全てサンの社員です。これではちょっと退屈です。

 ブログを書くことはとても素晴らしいことです。まだでしたら、今すぐ始めて頂ければと思います。 会社のサイトだと少々不都合であれば、はてなgooドリコムといった一般のブログ・サービスを使っても問題ありません。賛同はするけど少し躊躇する方がもしいましたら、このエントリの下にある comment 欄、もしくは私宛のメールにてご意見を下さい。高い意識とちょっとばかりの野心をお持ちの皆さんのこの分野に関するブログがいくつか始まった時点で、サンはオープンなコミュニティの場 (まずは、中立的なアグリゲーション・サイト) をご用意します。そして、それを様々な人たちに広める努力をします。

 Let's Join. Act. Share in a perfect storm of Identity Management space.

 以上、何卒ご検討の程お願いします。皆さんからの反応を楽しみにお待ちしております。それから、皆さんのブログの URL をご一報下さい。

--
サン・マイクロシステムズ株式会社
アイデンティティ・マネージメント・ソリューション本部
山中 進吾
shingo.yamanaka -at- sun.com
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