前から訳そう (Translate from top to the end)

Japanese and English is called "mirror language" in the linguistics. The syntax is completely opposite from each other. That is one of the reasons, I believe, Japanese translators find difficulties in translating the English sentence including many phrases and clauses of modification relations. Japanese puts the modifiers before the subject or object, and put the verb to the end. This makes the sentence confusing if the modifiers are so many in the English sentence. Let me show you how it goes:


The instance will be selected from the resource pool which you set up on Resource Pool
panel in the time of installation.

The word order will be as follows in Japanese translation:


"The instance will be", "in the time of installation", "you set up on Resource Pool panel"
"from the resource pool" "selected".

Hummm... I realized how hard it is to show the word order is different. I want to show here even if in Japanese, still it is confusing if the subject and the verb is so far away each other and many modifiers are placed in between. In that case, I split the sentence like this:


#1: "The instance will be" "from the resource pool" "selected".
#2: "The resource pool is" "in the time of installation" "you set up on Resource Pool panel".

Since Japanese translators have to convert the structure in this way, once they have to understand the meaning first, then, reconstruct the sentence structure in Japanese. This is time-consuming and confusing sometimes. Following the modification relations put them into a maze.

So, here is my suggestion:

If you find it confusing to follow all the modification relations in a long sentence, you can translate from the top to the end once in your head and reconstruct the translation freely using your imagination. You see my thoughts while reading the sentence in brackets ( ) below:


The instance will be selected (OK, selected, from where?) from the resource pool
(what kind of resource pool?) which you set up on Resource Pool panel (OK, when?)
in the time of installation. (Now I got a whole idea!)

Instead of translate directly from the sentence, you can digest it in your brain so that you have a picture. If you have a picture, all you have to do is to describe it in your words. This makes translation more fun and easier. I often feel I am so creative! If you feel at a loss in front of a long sentence full of nested modification relations, why don't you try this ?

日本語:


日本語と英語は、言語学では「鏡の言語」と呼ばれています。これは、言語構造がまったく逆であるためです。これは、日本語翻訳者を悩ませる一因で、修飾関係を多数含む長い英文を日本語にするときには、本当に苦労します。日本語では修飾する言葉を主語や目的語といった名詞の前に持ってくるし、動詞はほとんど文章の終わりに来ます。一方、英語は主語は最初で、動詞はその後に続き、修飾語は名詞の後に来ますよね。だから、この組み替えは大変なんです... たとえば...


The instance will be selected from the resource pool which you set up on Resource Pool
panel in the time of installation.

この文章を日本語の語順に置き換えてみると、こうなります:


インスタンスは、インストール時に「リソースプール」パネルで設定した
リソースプールから選択されます。

"The instance will be", "in the time of installation", "you set up on Resource Pool panel"
"from the resource pool" "selected".

うーん、英語で語順の違いを説明しようとしていますが、難しいですわ〜。また、日本語でも主語と述語があまりに離れてしまうと意味を理解しにくいです。そんなときは、文章を二つに分けます。:


#1: "The instance will be" "from the resource pool" "selected".
インスタンスはリソースプールから選択されます。

#2: "The resource pool is" "in the time of installation" "you set up on Resource Pool panel".
このリソースプールは、インストール時に「リソースプール」パネルで設定したものです。

翻訳者は文章の構造を変えて日本語にしないといけないので、いったん内容を理解してから、日本語で構文を組み立て直します。文章が長いと、それだけ時間がかかり、工夫も必要とされます。修飾関係を追っていくと、いつのまにか迷路に迷い込んだようになって、自分がどこにいるのかわからなくなる... ということもあります。

そこで、わたしの提案:

長くて修飾関係の多い文を訳すときは、まず先頭から順を追って翻訳していき、最後まで理解した時点で、そのイメージを日本語にするのです。たとえば、以下のように読んでいきます。( ) の中に頭の中で考えたことを書いています:


インスタンスは選択されます (ふーん、どこで ?) リソースプールから
(どんなリソースプール?) 「リソースプール」パネルで設定したやつ (そっか... いつ ?)
インストールの時に (なるほど、わかったわ!)

... という感じで。英語の文章を直接日本語にしていくのではなく、いったん頭の中でかみ砕いて「どういうことを言っているのか」というイメージをつかみます。イメージができたら、あとはそれを自分の言葉にしていけばいいだけです。こんなふうにしていくと、翻訳が作業ではなく想像・創造を伴う楽しみになるのでは? と思うのですが、どうかしら。こんがらがったときには先頭から訳す、という手法をお試しあれ。

投稿されたコメント:

This is an important issue. And, by the way, it drives me absolutely nuts trying to learn Japanese with the verbs hiding way out there at the end of sentences! :) But anyway, both languages reflect very different ways of thinking, so you have to be careful going back and forth. In English, getting verbs as close to subjects as possible is important for most modern readers. There are many other techniques to improve readability as well. Here are two of the best books on English I've ever read:

(1) On Writing Well, by William Zinsser: http://www.harpercollins.com/books/9780060891541/On_Writing_Well_30th_Anniversary_Edition/index.aspx

This book is very easy to read and requires no special knowledge of English grammar.

(2) Style: Ten Lessons in Clarity and Grace, by Joseph M. Williams:
http://www.amazon.com/Style-Ten-Lessons-Clarity-Grace/dp/0321095170

This book goes into great depth and requires at least some knowledge of English grammar. But it's great. The author takes apart sentences in detail and describes specifically how to re-write them for clarity.

Both books are short, but they are worth their weight in gold.

Posted by Jim Grisanzio on 7月月 07日, 2008年 at 10:53 午前 JST #

イメージが伝わると楽しいですね。(どきどき、わくわく、生き生き)
イメージあっての言語と私も思います。

「1.人(?)は、イメージを伝える手段として、言語(言葉)を持っている。(確立している。)
2.人(?)は、イメージを五感(聴覚、視覚、触覚、嗅覚、味覚)で認識する。」と思います。

イメージを伝えるために、日本語そのもののtranslation もありかなと。。。

Posted by susumu honda on 7月月 08日, 2008年 at 07:09 午後 JST #

Hi Jim,

Thanks for your comments and info about the books!
I agree. Learning material makes you use a formal expression, which is good but not fun. In modern Japanese, it is also true to put the subject and verb as close as possible.

Some novels use this rhetoric - most of the sentences are written as a monologue and uses
subject and verb first, then modifications (explanation follows). This is more intuitive
and readers are involved into the author's world.

Have you read Haruki Murakami's books ?
He writes that way.

Posted by Reiko Saito on 7月月 09日, 2008年 at 03:02 午前 JST #

susumu honda さん、

日本語そのものの translation って、日本語から英語にするときの話かな ? それとも、日本語をリライトするっていうことかしら。

前者は日本語を英語にするときに、実感します。
日本語って、主語を明確にしないで書くことが
多いですよね。で、さて英語にしようと思うと、
「あ、主語はどうしよう。なんだっけ、we か I か
どっちがいいかな。それとも you か?」と気になったりします。

自分のブログを先に日本語で書いて、後で英語に
していたら、これが難しかったので、このごろ
先に英語を書いているんですよ。。。

Posted by Reiko Saito on 7月月 09日, 2008年 at 03:05 午前 JST #

Reiko Saito さん

おはようございます。

日本語をリライトする方のことです。
私は、古い手引き、要領書等の見直しを行っています。

Reiko Saito さんのブログを拝見するときに、参考になります。

「translation "イメージ → 言語(言葉)"」を一つのデータととして見るときに、「イメージ」→「言語(言葉)」であって、「言語(言葉)」→「イメージ」ではないことを痛感するこの頃です。
(必要十分条件は成り立たない。出口から見ると入り口はたくさんあります。)

Reiko Saito さんは、「日本語から英語にするときの話」なので、(ふーん、どこで ?) → (どんなリソースプール?) → (そっか... いつ ?) → (なるほど、わかったわ!) に賛成です。

お手数をお掛けしました。

私は、これから出社です。

Posted by susumu honda on 7月月 09日, 2008年 at 04:20 午前 JST #

Reiko Saito さん

出がけに書き込んだので、日本語でのリライト箇所が2つあります。

1つ目は、
修正前:
Reiko Saito さんのブログを拝見するときに、参考になります。
 ↓
修正後:
Reiko Saito さんのブログを拝見するときに、参考とさせて頂いています。

※ どちらでも良いように見えますが、 susumu chan 的には、"修正後:" です。

2つ目は、明らかですよね。
修正前:
「translation "イメージ → 言語(言葉)"」を一つのデータととして見るときに、
 ↓
修正後:
「translation "イメージ → 言語(言葉)"」を一つのデータとして見るときに、

※ 出社時間が差し迫ったので、おっ"とと"っとになったのか、"という手法をお試しあれ。"
  なのか、 "いるんですよ。。。" なのかわかりませんが、焦ったイメージが存在します。

私の場合は、古い手引き、要領書等の見直しを行っているので、原文を「( ~ をするときに) → (何が)
→ (どうして) → (どうなった) → "だから" (何を) → (どうする)」の項目(イメージ)に分けて見ることが
あります。

※ ノートを広げて見る時に、「左側のページには、項目(イメージ)が書かれ、右側のページには、・・・・が
  書き込まれる。。。」と感じます。左側のページには、「コンセプト」とでもいいましょうか。

そうすると
Reiko Saito さんのおっしゃるように、"そんなときは、文章を二つに分けます。:" にした方がわかりやすい
文章になることが多々ありました。

"手順 " と "理由" が混在した時には、それも2つ3つ混在しているとわかったとき、んっ。。。。。

・・っなわけで、いつも教えて頂いています。

※ ・「日本語スタイルガイド」も拝見しています。(半角英数字の処理は、半角スペース???)
  ・右側のページには、translate されたものが当てはまる。
   イメージがやっと言語になりました。(イメージ → 言語)

"日本語と英語は、言語学では「鏡の言語」と呼ばれています。"とのこと
"日本語から英語にするときの話かな ? それとも、日本語をリライトするっていうことかしら。" の関係を
1つのデータとして見る時に、opposite ではなく、Reiko Saito さんのおっしゃるとおり「鏡のtranslation」と
「I chose to believe」で開いたノートを閉じたいと思います。

Posted by susumu honda on 7月月 09日, 2008年 at 03:20 午後 JST #

いつも思うこと、それは、英語って長文になればなるほど、日本語に翻訳するの難しくなるってことですね。
私の場合は英語を英語として理解し、いざ日本語にしようとすると、つまってしまうことがしばしばあります。
(ながたらしいので要約して単語化してしまう嫌いが・・・)
英語に堪能でもいざ日本語にしようとすると、インピーダンスミスマッチ?!のような物がそこには存在するため、訳文順序でかなり混乱をきたしてしまいますね。

ここの訳文方法は非常に参考になります。前から訳す、これを基本にして行きたいと思います。

Posted by jack sparrow on 7月月 17日, 2008年 at 02:54 午前 JST #

jack sparrow さん
OOo_ !! (Hallo)

>インピーダンスミスマッチ?!
translate に対して、すばらしい表現ですねっ。イメージが伝わります。
not. S.W.R.=1 とでもいいのでしょうか、「日本語の日本語に」翻訳にも難しいものが有ります。

Reiko Saito さんの、こブログを拝見するときに、イメージがいつもクリエイティブなので楽しく読ませて頂いています。

Reiko Saito さんのようには、なれませんが、コンセプトは同じように出来きるかなと思います。

Posted by susumu honda on 7月月 17日, 2008年 at 01:15 午後 JST #

To>Mr.Honda

Yo - Ho -!
>translate に対して、すばらしい表現ですねっ。イメージが伝わります。
お褒め頂きありがとうございます・・・ 汗;
このトピックを何度も読み返して、私の脳内で、あるイノベーションが起こったようです。
最近では、とにかく何度も前から読み返すことで、イマジネーションを刺激されて、ポンポン訳文が出てくるようになりました。
O/R Mapping ほど容易ではありませんが・・・
まるで魔法をかけられたような心境です(笑)

Drink up hier tie's YOHO!

Posted by jack sparrow on 8月月 28日, 2008年 at 04:47 午前 JST #

jack sparrow さん

>O/R Mapping ほど容易ではありませんが・・・
sequential のように思います。(笑)

五感で感じ、総合的に判断されたイメージが第六感のように思います。(イメージ上で判断しているので早い?)
あたかも、mapping 制御の感じもします。

書き込み、遅くなりすみません・・・ 汗;

Reiko Saito さん 掲示板のように使用しすみません。 m(__)m

Posted by susumu honda on 9月月 02日, 2008年 at 02:15 午前 JST #

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