X

A blog about Oracle Japan News Portal

日本オラクルとアシスト、UQコミュニケーションズによるUQ WiMAX基地局建設業務システムのOracle Cloud Infrastructureへの全面移行を発表

本日、UQコミュニケーションズ株式会社が提供するUQ WiMAXの基地局建設業務システムのクラウド移行および障害復旧(DR)環境の構築に「Oracle Cloud Infrastructure」が採用されたことを発表しました。UQコミュニケーションズでは、DR環境を含む基地局建設業務システムの全面的なクラウド移行により、システム運用効率の向上および災害発生時の事業継続性を強化すると同時に、システム運用コストを3分の1まで削減できると見込んでいます。発表資料はこちら

UQコミュニケーションズの基地局建設業務システムは、建設計画の立案から予算の管理、資材の発注・購買管理、工程管理、パラメーター設定作業管理、免許取得管理、設置借地管理、故障対応、修繕対応、保守、撤去管理など、屋外だけで40,000局にもおよぶ基地局の建設、運用全般から撤去までを一元管理できるよう、自社で独自に構築したLinuxベースのシステムです。オンプレミスの「Oracle Database」とサーバーで運用を行っていましたが、ハードウェアのメンテナンスや障害対応などの負荷削減、運用コストの見直しを図るためクラウドへの移行を検討していました。また、当該システムでは、これまで災害対策のために他社のデータセンター内で遠隔地バックアップ・システムを運用していましたが、頻繁に発生する台風や洪水などの自然災害を想定し、被災基地局の迅速な破損修復など事業継続性の強化および運用効率向上を目的に、システム内の必要なデータに瞬時にアクセス可能なDR環境の構築も合わせて検討していました。

同社のDR環境構築プロジェクトは、本番環境の将来的なクラウド移行の検証およびリハーサルも兼ねていました。そのため、本番環境の移行を前提とした上で複数のクラウドを検討した結果、「Oracle Cloud Infrastructure」の性能、コスト・メリットに加え、以下の3点を評価し、最終的に本番環境の移行先として「Oracle Cloud Infrastructure」を選定しました。

  1. セキュリティ・コンプラインスや閉域網の利用など同社の基準および要件を満たすデータセンターを東京、大阪と国内2拠点で展開していること
  2. バージョンアップに伴うコストを低減するなどのLinux環境移行の経済性
  3. 今後活用を検討している「Oracle Autonomous Database」で提供される自動チューニング、自動パッチなどの自律機能および技術

同社は、2020年3月から「Oracle Cloud Infrastructure」、「Oracle Database Cloud」を活用したDR環境を東京リージョンに構築開始し、2020年5月から運用を開始しました。構築および移行には、オラクル製品の豊富な導入実績とノウハウを持つアシストの「Oracle Cloud環境構築支援サービス」を活用し、わずか2カ月で導入展開まで実現しています。

また、同社は「Oracle Cloud Infrastructure」、「Oracle Database Cloud」を活用したDR環境の導入効果として、以下の3点を挙げています。

  1. これまで週1回手動で行っていたバックアップ作業を自動化することで、人的エラーを解消し、運用効率を向上
  2. これまでバックアップファイルでしかデータを参照できなかった状態から、直接クライアントがデータベースを参照できるようになるなど、システムの利便性も向上
  3. 低コストで高い性能のIaaSを利用出来ているだけでなく、「Oracle Cloud Infrastructure FastConnect」の専用線で接続した際のデータ転送料が無料となり、大幅なコスト削減を実現
同社はDR環境構築および移行の成功をもとに、現在アシストの支援を得ながら大阪リージョンに基地局建設業務システムの本番環境の構築を開始しており、2020年年末から移行開始を予定しています。

Be the first to comment

Comments ( 0 )
Please enter your name.Please provide a valid email address.Please enter a comment.CAPTCHA challenge response provided was incorrect. Please try again.