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地球規模で前進するサステナビリティのイノベーション

Guest Author

著:オラクル・コーポレーション プレジデント ジャパン&アジアパシフィック ギャレット・イルグ


「少ないほど豊か」になる場合があるというビジネスの格言はよく知られていますが、「豊かなほど少ない」ということはあり得るのでしょうか。それはサステナビリティという重要な領域であり得ます。企業や個人は、環境フットプリントを削減するために、膨大なリソースやイノベーションが求められます。

サステナビリティの定義は1つではありません。ここではアースデイにちなみ、気候変動の緩和、土地//空気の質の向上、生物多様性の保全、食料と水の安定供給、および枯渇する天然資源の保全に向けた取り組み、つまり大まかにいえば、生命全体が繁栄できる状態に地球を維持するための取り組みに注目したいと思います。

私たちは地球共同体として、数十年、実際には数百年も放置されてきた、さまざまなサステナビリティ分野で前進し始めています。個人、企業、産業界、政府が協力することで、以下のような大きな変化をもたらすことができます。

SustainAbility Instituteの最新レポートによると、全世界の800以上の都市と1,500以上の大企業が、2050年までにCO2の排出量を実質ゼロにすることを約束しています。

• 2008年に、ナショナル ジオグラフィックPristine Seasプロジェクトを通じて、商業漁業が行われない海洋保護区を設けるというミッションが始まった際には、保護されていたのは世界の海洋のわずか1%でした。現在その割合は7%を超えていますが、生物学者によると、海洋種の大量絶滅を防ぐためには2030年までに海洋の30%を保護する必要があります。 

バージニア工科大学の報告によると、主にテクノロジーやデータに基づく進歩によって、農業生産性は世界的に年間平均1.63%で成長しています。しかし、2050年に地球上の100億人に対応する食料、飼料、繊維、バイオエネルギーを持続的に生産するには、年間1.73%の成長が必要であると報告書は主張しています。

グローバル・スタンダード

大変誇らしいことに、オラクルは、企業のサステナビリティのグローバル・スタンダードを確立しています。

オラクルは2015年、2020年までに全世界でCO2排出量を削減し、再生可能エネルギーにシフトし、埋め立てごみから転換し、飲料水の使用量を削減するという積極的な目標を掲げていました。2019年には最初の3つの目標を達成または上回り、2020年末までには節水目標も達成できる見込みとなりました。

さらにオラクルは2025年までに、インフラストラクチャやアプリケーション・サービスを稼働するすべてのクラウド・リージョンを、100%再生可能エネルギーで運営することを約束しています。また、直接製造と間接調達の主要サプライヤーすべてに対し、2025年までに排出量削減目標を含む環境プログラムを導入するよう求めています。

日本・アジア太平洋地域全体にわたるイノベーション

オラクルのお客様は、商業面の目標を達成するだけでなく、持続可能な地球を保全するためにも、オラクルのテクノロジーを利用しています。私はオラクルの日本・アジア太平洋地域事業部門のリーダーとして、この地域のお客様の深遠なサステナビリティ・イノベーションを特に誇りに思っています。

例えばEverledgerは、オラクルのブロックチェーン・テクノロジーを利用して、複雑なグローバル・サプライチェーンにわたるサステナビリティの主張に透明性をもたらしています。また、沖縄電力は、家庭顧客向けエネルギー効率化ソリューションOracle Utilities Opowerを活用し、数十万もの顧客にタイムリーな情報や節電の有益なヒントを提供しています。

Oracle Cloud Infrastructureを長年利用しているインドのメーカーIFFCOは、従来の化学肥料の使用量を半減させつつ、作物の生産量を増やすことができる、環境に優しい「ナノテクノロジー」肥料を開発しています。オーストラリアのExchange for Changeは、政府、産業界、コミュニティ・グループと協力して、さまざまなオラクルのソフトウェア製品を使用し、消費者が数十億もの飲料容器をリサイクルのために簡単に返却できるようにするプログラムを管理しています。パキスタンのD.G.Khan Cement Co.は、製造プラントの電力を石油や石炭から代替燃料(一般廃棄物や養鶏廃棄物に基づくものを含むに転換することなど、厳しい環境目標を達成するために、従来の計画システムをOracle Cloudで稼働するシステムに置き換えました。

サステナビリティのさまざまな分野でこうした進展があったとしても、さらに困難な課題に対応する必要があります。私たちはアースデイを迎えるにあたり、自らが受け継いだときよりも良い状態で地球を未来の世代に残すために、環境フットプリントを削減するべく、さらなる取り組みを続けなければなりません。

本ブログは2021422日に公開したSustainability Innovations Power Forward on a Planetary Scaleの抄訳です。

 

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