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ラクラス、ビジネスの世界でのUXを重視した人事クラウド・サービスおよびBPOサービス基盤強化を目的にOracle Cloud Infrastructureへ全面移行

本日、人事クラウドおよびBPOサービス・プロバイダーであるラクラス株式会社が、同社が提供する企業向け人事クラウド・サービスおよび関連BPOサービス基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」に全面移行したことを発表しました。ラクラスでは、サービス基盤の刷新により大幅な性能およびサービスの安定性向上を実現し、ログイン処理を最大8倍高速化し、自社サービスで重視している直感的な操作や効率的な入力業務をはじめとするユーザー体験を強化しながら、自社データセンターから「OCI」への全面移行により、約30%のコスト削減を見込んでいます。発表資料はこちら

ラクラスは、知識労働の生産性を向上する人事インフラを提供する企業として、統合人事ワークフロー、統合人事データベース、自動処理を特長とした人事クラウド・サービス「Tokiwagi(常盤木)」をはじめ、人事クラウド+BPOサービス「Kusunoki(樟)」、年末調整クラウド+BPOサービス「Mominoki(樅)」、マイナンバー管理BPOサービス「Shii(椎)」を提供しています。これらのサービス提供において、「ビジネスの世界でUX」、「人材情報の統合」、「給与計算の自動化」という3つの特長を最大限に生かすために、ラクラスでは従来活用していたオンプレミスの「Oracle Database」に変わる新しいサービス基盤として「OCI」上の「Oracle Exadata Cloud Service」を採用、株式会社システムエグゼの支援のもと移行を完了し、2020年7月から稼働を開始しています。

ラクラスでは、自社のサービス提供において、タイムカードやその他人事情報など、ユーザー企業の従業員が入力する作業を効率化し、優れた利用体験を提供することを重視しています。ユーザー企業の従業員に対して、必要な機能、必要な情報の制御をおこなうために、権限情報が細分化されており、1ユーザーのログインにあたり約300の権限情報をデータベースへ照会する認証を行っています。ユーザー企業の従業員による勤怠集計が集中する月初めでは約5万人、年末調整書類入力期間には約20万人が集中してアクセスするため、ログインの際のレスポンスの遅延など、ユーザーのサービス利用に支障をきたすことがありました。加えて、昨今の在宅勤務やテレワーク導入の拡大に伴い、インターネットを介しVPNでサービスに接続するようになったユーザーが増加したため、サービス障害発生時の原因究明および対応の工数も増加の状況にありました。

「Oracle Exadata Cloud Service」を導入後は、Exadataの持つ高い性能により、データベース統合前に合計30コアCPUで稼働していたシステム群を、平常時は6コアCPUで稼働できるようになりました。そして、「Oracle Exadata Cloud Service」は完全無停止でリソース増減ができるため、繁忙期ならびにアクセスピーク時においては、CPUリソースを瞬時に追加することが可能となり、コストを低減しながら高い性能と安定性を実現しています。今回の移行により、ログイン処理が最大8倍向上し、月初めのピーク時におけるログインのレスポンス遅延の解消や、アプリケーション利用時のレスポンスタイムの短縮など、常時安定したサービス提供によるユーザー体験の向上を実現しています。また、「Oracle Cloud Infrastructure」へ全面移行することで、利用しているデータセンターを廃止し、データベースのみならず、サーバ・ストレージのコストも最適化され、約3割のコスト削減を見込んでいます。加えて、インフラ部門スタッフの障害対応工数の削減や心理的な負担の解消、など運用面においてもメリットをもたらしています。

ラクラスでは今後、大規模新規ユーザー企業による導入においても、クラウド上でリソースを調整するだけで従来2、3カ月かかっていた導入期間を大幅に短縮化し、すぐに利用したいというユーザー企業のニーズに迅速に対応していきます。

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