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統計数理研究所、研究活動の見える化や戦略策定に貢献する新しい評価指標にオラクルのクラウドを活用

本日、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 統計数理研究所(所在地:東京都立川市、所長:椿 広計、以下「統数研」)が同所の「異分野融合の進展や効果を公正かつ適切に評価するための新指標の研究開発」プロジェクトにおける、研究IR(Institutional Research)の新評価指標「多様性指標(Research Diversity Index)」(以下、REDi)の開発およびシステム基盤として「Oracle Cloud」を導入したと発表しました。発表資料はこちら

日本の大学や研究機関による論文数の国際的シェアは低下傾向にあり、研究体制や研究環境の見直し、研究マネジメント改革などが喫緊の課題となっているなか、研究に関するデータを収集、分析し、研究戦略立案に役立てる研究IRが注目されています。統数研では、研究IR活動を支援するツールの開発および活動を客観的に評価するための新たな指標に関する研究を通して、これらの大学や研究機関の課題解決に貢献しています。2016年から開始した「異分野融合の進展や効果を公正かつ適切に評価するための新指標の研究開発」プロジェクトでは、従来の指標では捉えられない共同利用・共同研究の成果や異分野融合の進展状況を可視化する指標の一つとして、「REDi」を開発しています。統数研では、日本全国の大学や研究機関の研究活動の「見える化」およびIR機能強化に貢献するため、2020年からの「REDi」公開利用を目指し、現在システム化に取り組んでいます。

学術研究活動のKPI(Key Performance Indicator: 主要業績評価指標)として重要視されているのが論文です。統数研が手がける「REDi」では、学術論文が異分野に与えるインパクトの評価および論文間の関係性を可視化するため、論文単位かつ書誌情報だけで算出できること、分野間の論文数の偏りを適切に補正できること、中長期的な影響を測定できることが要件となっていました。そのため、論文データの分析基盤には、過去30年以上にわたる3,000万本以上の論文データの分野間クラスタリングなどのアルゴリズムに必要な高速な計算リソースに加え、論文データの関係性を分析可能にする効率的なグラフ・データベース機能が求められていました。そこで統数研は、効率的な計算リソースの活用に加え、システム展開でのインフラ整備の手間やコストを考慮し、安定した計算リソースのみならず拡張性に優れたインフラ環境を提供する「Oracle Cloud Infrastructure」を選定しました。また、「REDi」に高度なグラフ・データベース機能を提供するOracle Labs Parallel Graph AnalytiX (PGX)機能も活用しています。

                                                                                                                                    

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