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事例 スケッチャーズ:内部監査を変革し、グローバルに成長を加速

Norihito Yachita
広報室長

オラクル・コーポレーション
ERPクラウド・プロダクト・マーケティング担当ディレクター
ジュリー・レブ(Julie Lev)
 

わずか6人の内部監査チームで、どのようにして年商45億ドル規模の会社を管理するというのでしょうか?

著しく変化する今日のビジネス環境では、非常に難しいです。消費者および規制当局による厳しい監視が絶えず続くなか、さらに新たな規制要件により、アジリティが増々、必要となります。このような環境において、内部監査に求められるのは、世界のどこで業務を運営しているかに関わらず、リスクをすばやく特定・回避し、コンプライアンス体制に一貫性を持たせ、戦略的な方針に沿ったものにすることです。

新たなライフスタイルを提案するフットウェアブランドのスケッチャーズ。同社で内部監査部門のバイスプレジデントを務めるアシュワト・パンチャル(Ashwat Panchal)氏は、著しい変化を身をもって体験しました。パンチャル氏がスケッチャーズに入社した当時、事業を展開していた主な市場は米国のみで、年商は8億1,500万ドルでした。それから15年、同社は年商45億ドルのグローバル企業へと成長し、世界中に60の事業体を展開しています。会社がこのような急成長を遂げるなか、パンチャル氏は単にコンプライアンス体制を地域ごとに整備し、従業員の貴重な時間や会社の予算を節約しただけではありません。内部監査を担当する従業員をたった2人増員しただけで、この成長を成し遂げたのです。

パンチャル氏は次のように述べています。「年商45億ドルの企業の監査をたった6人で行っているのです。標準化された監査プログラムと、日々変化する世界中の規制要件に対応できるだけのアジリティを備えたコンプライアンス・ソリューションがなければ、私は人生の3分の2を飛行機の中で過ごさなくてはならず、生産性に深刻な影響が及ぶことになったでしょう」

スケッチャーズは、Oracle Risk Management Cloudを利用することで、世界中の子会社、代理店、合弁会社、販売代理店を含むグローバル全体で法令を遵守し、リスクを緩和することに成功しています。

Oracle OpenWorld 2019での講演の中でパンチャル氏は、こう話してくれました。「ベストプラクティスのマスター・ライブラリから全てがスタートしました」。これらのベストプラクティスを基盤として、Oracle Risk Management Cloudを導入しました――数カ月や数年単位ではなく、数週間で導入できました。どこからでも新しいリージョンを立ち上げ、シンプルにスタートさせることが可能になっています。「少ない人数で、非常に多くのことが行えます。標準化されたアプローチとOracle Risk Management Cloudがなければ、40~50人が四六時中、世界中を飛び回っていなければならなかったことでしょう。スケッチャーズに入社したばかりのころ、私はどうにかして付加価値の高い仕事に取組み会社に貢献したいと願っていました。管理環境の合理化と正当化を図りつつ、Oracle Risk Management Cloudを利用することで、人員数と出張回数をコントロールし、会社にとって時間とコストの節約につながっています」

パンチャル氏は、新しいリージョンについて、マスター・ライブラリを適用するだけで、現地の事業部門と協力しながら、ハイリスク分野を特定し、何をどうやってテストするのかを決めています。これらの分析に基づきマスター・ライブラリに変更を加え、そのリージョンでのテストのためにリージョンごとの手順書を作成します。「リージョンが好き勝手なことをするという心配はいりません」とパンチャル氏は話します。

外部監査でのさらなるプラスの効果もあります。「セルフサービスです。Oracle Risk Management Cloud へのアクセス権を与えるだけでよく、Eメールも、時間のかかる作業も不要です。今では、より重要な問題の対応に時間を割くことができています」

現地の規制要件に速やかに準拠できないという理由で、企業の成長を妨げることがあってはなりません。時として内部監査は、企業にとって高いリスクを抱える問題に最初に直面することもあり、被害が顕在化する前にリスクを検出し、適切な統制を実施するという、独特な責務を担っています。

Oracle Risk Management Cloudは、企業のアジリティ、成長、イノベーション、リーダーシップを支援することを目的に、内部監査チームに権限を持たせ、自社のコア・アプリケーションと最も脆弱なプロセスが安全でかつ監査可能な状態を維持できるようにします。

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