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サッカーW杯開幕: 主将の背番号、審判、スタジアムをデータで分析

Norihito Yachita
広報室長

先週ロシアでサッカーワールドカップが開幕しました。32チームによってこれから約1カ月に渡って64試合が行われ、サッカーファンには眠れない夜が続くことになります。
少し変わったところからデータを収集してOracle Analytics Cloudで分析するブログを掲載するにあたり、今回の大会の結果を予想できる手がかりを導き出すことを目的に、過去のワールドカップを見直してみることにしました。
そこで、英国のオラクルでインターンをしているイズマル・サイード(Ismail Syed)の協力を得て分析を行い、過去のいくつかのデータから背番号、スタジアム、審判、地域、そして優勝チームについても明らかにしてみました。


キャプテンの背番号。日本は意外にも・・・
 
各国チームのキャプテンが何番の背番号を付けることが多いのかを調べてみました。10番が圧倒的に多く、これまで200人以上のキャプテンが10番を付けていました。次に多かったのが4番で、ゴールキーパーがキャプテンを務める場合は、背番号は1番でした。(補足:日本が出場した過去のワールドカップで背番号10番の選手がキャプテンになったことはありません)

 

審判によるバイアスは?

次に、審判の国籍と各試合の勝利チームとの間に何らかの相関関係があるかどうかを調べてみました。当然、審判は自国チームの試合を担当することはできませんが、地域による勝敗の偏りはないでしょうか?幸いなことにはっきりした関連性は見られませんでした。同じ大陸出身の審判が笛を吹く試合で勝つことが多いチームは、ほんの数チームだけでした。興味深いことに、イングランドとドイツの間には強烈なライバル意識が存在しているにもかかわらず、イングランドの審判はドイツチームが勝利した試合を担当していることが多く、英国が勝利した試合の審判がドイツ人であることが多かったのです。

ホームアドバンテージ

大会の開催国には、ホームアドバンテージがあります。イングランド(1966年)、フランス(1998年)ともに、過去1度だけの優勝を自国開催の大会で飾っており、ウルグアイ(1930年)、イタリア(1934年)、アルゼンチン(1978年)も自国開催で優勝しています。しかし大陸別にみるとどうでしょうか。おもしろいことに、欧州のいくつかの国(イタリア、ドイツ、フランス、イングランド)は欧州地域で開催された大会で優勝しており、同様にウルグアイやアルゼンチンも南米で開催された大会で優勝しています。地域にかかわらず、どこで開催されても優勝しているブラジルは、言ってみれば例外です。

とは言え、ドイツは2014年のブラジル大会でも優勝しており、スペインは南アフリカで開催された2010年に優勝していることを忘れてはいけません。つまり、一般的に自国が位置する大陸内で開催される大会の方が優勝する可能性が高いものの、この傾向は最近、崩れてきています。今年の大会はブラジル、ドイツ、スペインが優勝チームの最有力候補に挙げられており、ワールドカップが大陸内に留まる可能性も留まらない可能性もあるようです。

ゴール数の推移
 
今大会も毎試合、かつてのように多くのゴールが見られるでしょうか?どうもそうではなさそうです。1930年代から1950年代にかけては1試合平均4~5本のゴールが見られ、ファンにはそれが当然のように受け止められていました。しかし1960年代以降、1試合平均のゴール数は3本以下に減っています。1954年のスイス大会では1試合平均のゴール数が5本を超え、観客にとってはたまらない大会になりました。高いお金を払う価値が大いにあったと言えます。

スタジアムとゴール数の関係性
 私たちはどの地域のどのスタジアムで最も多くのゴールが生まれているのか、そしてそれが「ホーム」チームによるものか「アウェイ」チームによるものかも分析しました。ひときわ目を引くのが、スイス・バーゼルのザンクト・ヤコブ・パルクです。このスタジアムでは1954年大会の6試合しか行われていないにもかかわらず、44本以上のゴールが生まれており、1つの大会中のゴール数としてはどこよりも多くのゴール数を記録しています。しかし、スタジアム別の最多ゴール数を記録しているのはメキシコシティのエスタディオ・アステカです。というのも、このスタジアムにはアドバンテージがあるからです。メキシコでは過去に2度、ワールドカップが開催されているため、試合数が多いのです。

 

思い込みをデータで覆す
私たちがサッカーのある部分に関して立てた仮説について、例えば優勝の可能性を自国開催かどうかだけでみるのではなく、自国を含めた地域で開催されると優勝の可能性が高まるのかどうかなど、ビジュアル分析によって、もっと掘り下げてみることができます。分析によって、もっと意外なことも明らかになります。つまり、イングランドの勝ち試合の審判はドイツ人審判が多く、その逆も然り、といった事実です。それが本当だと思っていた人はそう多くないでしょう。

同じことがビジネスにも当てはまります。私たちが当たり前のように信じていることを、データが確認したり否定したりしてくれます。たとえ直感的に違うと思っても、データを活用してみることが重要なのです。

これを実現してくれるのが、セルフサービスのデータ視覚化ツールです。たとえデータに強くなくても、社内の誰もがこのツールを使って情報の持つ意味を解き明かすことができます。

自分たちのデータからどんな驚くような事実が出てくるか、ぜひ、試してみてください。Oracle Analytics Cloudのデモをご覧になって、トライアルにサインアップしてみましょう。スプレッドシートのピボットテーブルと格闘するよりもずっと簡単なうえに、もっとたくさんのことができること間違いなしです。

今年のワールドカップに出場する全チームの健闘を祈ります。最近の傾向からどんなことが分かるか、私たちもしっかり結果を見守りたいと思います。そこから何が分かるのか、またすぐに皆さんにお知らせしますので、どうぞお楽しみに。

 

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