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COVID-19の影響と戦い続ける、オラクルとお客様の取り組み

Norihito Yachita
広報室長

アリエル・ケルマン

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が世界中で拡大し続けたこの数カ月、一般の人たちも各国政府や企業も大変な時期を過ごしてきました。ようやく一部の地域で事態に改善の兆しが見えるようになってきたものの、それ以外の地域では依然として増大する影響への対処が続いています。この先一体、どのようなことが待っているのか、誰にもはっきりとはわかりません。しかし、オラクルはグローバルな組織として、お客様がこのパンデミックの問題に取り組む体制を整えられるよう支援しており、オラクルの社員がお客様やパートナーと協力してどのように問題を解決し、どれほど幅広い組織を支援して新たな展開をもたらしているのか、私自身、絶えず感銘を受けています。

組織の規模の大小や官民を問わず、オラクルのお客様はいずれも、支援を必要とする人々へのサポートや、治療を必要とする人々が確実に医療支援を受けられるように、あるいは重要な科学研究を前進させるための取り組みを行っています。今回のパンデミック収束後、私たちは危機管理能力を高めて、将来の危機の際にはより良い準備が整っているはずです。

COVID-19による緊急事態が始まった当初、CDC財団にはそれまでのやり方では処理しきれないほどの支援金が届きました。緊急事態期間中に、感染症対策当局の疾病予防管理センター(CDC)を支援するため、米連邦議会によって設立された非営利組織であるCDC財団では、Oracle NetSuiteおよびNetSuiteの専門家チームが昼夜を分かたず週末を返上して無償で働き、すべての寄付金を自動的に処理して振り分ける仕組みを構築しました。この技術的な基盤とボランティア精神のおかげで、処理にかかる時間を大幅に削減し、何日もかけることなく数時間のうちに寄せられた基金を適切なプログラムに割り振って、緊急に支援が必要なタイミングで本当に必要としている人たちが支援を受けられるようになりました。

研究の最前線では、私たちは南オーストラリアのアデレードにあるフリンダース大学の免疫学の専門家とフリンダースに拠点を置くバイオテクノロジー企業VaxineによるCOVID-19のワクチン候補の開発を支援しています。オラクルはCOVID-19のウイルスタンパク質の構造解明に必要なインフラと高性能コンピューティングを提供し、何年もかかるワクチン開発期間を数カ月に短縮するための支援を行っています。

オラクルの社員は政府組織による効果的なオンライン運用の支援も行っています

米オクラホマ州に自宅待機命令が出された際、州政府は住民サービスを継続するために3万人ほどの州職員が確実にテクノロジーやITにアクセスできるようにする必要がありました。ここで、オラクルのソリューションエンジニアがチャットボットを開発し、パスワードのリセットや自宅でVPNを設定する方法、あるいは業務アプリケーションのダウンロードやアクセス方法といった職員からの基本的な質問に答えられるようにしました。また、Oracle APEXを利用して州の社会福祉局向けに、COVID-19関連業務にかかる時間と資材購入を追跡するローコードのモバイルアプリも開発しました。

クロアチアでは、オラクルのスタッフが政府の要請に応えて、地元のさまざまなテクノロジープロバイダー、クロアチア人疫学者Branko Kolarić氏、保健省および内務省からなるパートナーチームを率いました。パートナーと共同して自動化したアドバイザーを立ち上げ、COVID-19の感染の可能性があるクロアチア市民が自分で診断できるようにし、限界を超えた医療従事者の負担を軽減しています。

この時期、スペインでも自動アドバイザーが最前線で働く人たちがより効果的に仕事をするために役立てられました。スペイン赤十字のCruz Roja氏がボランティアを募集すると、通常を何千人も上回る応募があり、救援組織のコーディネーターは誰がどの仕事に登録したのかを把握しきれなくなりました。素早いチームワークと複数の問題を一度に解消する画期的なアプローチのおかげで、チームはオラクルのテクノロジーを活用してボランティアの追跡やボランティアへの指示をより効率的に行えるようになりました。支援を求めてウェブサイトを訪問してきた人への案内や、初めてボランディアに応募する人のための登録手続きガイドを提供しました。

最後に、現在も継続している米国国立衛生研究所(NIH)との協力の一環として、オラクルは医師と患者が有望な医薬品によるCOVID-19の治療の有効性を記録できるCOVID-19向けのTherapeutic Learning System (TLS)を提供しています。Wake Forest Baptist HealthJavara Researchなどの医療システムと提携し、この取り組みは患者のモニタリングにも活用されるようになっています。

直近では、NIHCOVID-19 予防ネットワーク(CoVPN)をサポートする Volunteer Screening Registry(ボランティア・スクリーニング台帳)と称するクラウドシステムを開発しました。COVID-19の臨床試験への参加を希望するボランティアの特定とスクリーニングを行うもので、このプログラムでは全米に数百ある治験サイトをサポートし、今年末までには全世界の治験サイトもサポートする予定です。臨床試験はCOVID-19の感染リスクの高い人たちに焦点を当てて実施され、被験者にはあらゆるコミュニティの人たちが含まれます。システムには開始から1週間で、すでに14万人を超える人たちが登録しています。

ワクチンの治験プログラムの詳細についてはCoVPNのウェブサイトをご参照ください。治験ボランティアに応募可能な方は、http://covpn.oracle.com/surveyをご覧ください。

本記事は、Oracle and Customers Keep Fighting Effects of the COVID-19 Pandemicを抄訳しています。

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