オラクルが提供している無償のデータベース開発ツールである Oracle SQL Developer(以下、SQL Developer)をご存じですか?
こんなあなたに最適なGUIツールです。
日頃こうしたことを感じられている方には、SQL Developer が役立つこと間違いなしです。
GUIツールなので、データの参照や表の管理がとても簡単になります。
加えて、SQL文の入力補完機能など初心者の方にも優しい機能を備えています。
嬉しいことに、日本語完全対応です。
![]() 日本語完全対応! |
![]() テーブルもツリー形式で一覧 |
![]() SQL文の入力補完機能 |
もちろん、SQL Developer は豊富な機能を備えているので、上級者の方にもご活用いただけます。
今回は、SQL Developer を初めて利用される方に向けて、「こんなに簡単で便利ですよ」ということをご理解いただくために、SQL Developer を導入し、データベースに接続、SQLを実行してデータを参照するまでをご紹介します。
世界で150万人が利用する SQL Developer をぜひお試しください!
本記事は、執筆時点(2010年10月)の最新バージョン Oracle SQL Developer 2.1.1 / Windows XP を前提にしています。
スクリプト付き!チュートリアル資料できましたこちらのチュートリアル資料で、SQL Developer の各機能をお試しできます。 |
SQL Developer は、Oracle Database 11g に同梱されていますが、最新バージョンが Oracle Technology Network に用意されていますので、ダウンロードしましょう。
なお、ダウンロードには Oracle.com のユーザー登録(無料)が必要です。
ダウンロード・ファイル(90~130MB)は、OSごとに用意されています。
JDK 同梱あり/なしが選択できます。どちらが適切か分からない場合は、JDK ありをダウンロードしてください。
SQL Developer がサポートするOS等のシステム要件は、以下から確認できます。
まずは、ダウンロード・ファイルを解凍しましょう。
実は、SQL Developer にはインストーラーによる作業はなく、解凍するだけ完了です。
フォルダ内の「sqldeveloper.exe」をダブルクリックし、SQL Developer を起動します。
初回起動時に、「java.exe」のフルパス名の入力を求められる場合があります。
その際は、「java.exe」のフルパス名(例えば C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_06\bin\java.exe)を入力してください。
データベースを用意していない場合は、以下のチュートリアルを参考に、Oracle Database のインストールを行いましょう。
SQL Developer からデータベースへ接続するには、「データベース接続」を作成します。
「データベース接続」は、接続ペイン内の「接続」を右クリックし、「新規接続」を選択し、必要な情報を入力します。
以下のマニュアル及びデモ動画を参考に、「データベース接続」を作成してみましょう。
「データベース接続」を作成したら、上記デモ動画を参考に、データベースに接続してデータを参照してみましょう。
SQL Developer からSQLを実行するには、いくつかの方法があります。
ここでは、「SQLワークシート」からSQLを実行してみましょう。
上記で作成した「データベース接続」を右クリックし、「SQLワークシート」を選択すると表示されます。
先述したSQL文の入力補完機能も試すことができます。
デモ動画を参考に、様々な機能を活用してSQL文を作成し、実行してみましょう。
SQL Developer には、まだまだたくさんの機能が用意されています。
こちらのチュートリアル資料で、SQL Developer の各機能をお試しできます。