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Oracle ASMを1から学ぶ~マニュアル、インストール・構築、設定・管理

Oracle Database 10g で登場した Oracle Automatic Storage Management(ASM)は、Oracle Database 11gR2 で大幅に進化しました。Oracle Database がバージョンアップする度に ASM の重要性は高まっており、現在 ASM の普及が進んでいます。

今回は、ASM の基礎から実際に構築して触ってみるところまでをまとめました。

  目次

Oracle ASM とは?

ASM は、Oracle Database に対してボリューム・マネージャ兼ファイルシステムとして機能し、ディスク構成を仮想化します。

ASMのディスク管理

ASM を利用するメリットは、以下のような点が挙げられます。

  1. ストレージの構築・管理工数を削減
    ディスク設計が非常にシンプルになることに加え、オンラインでのディスク追加・自動リバランスが可能なことから運用管理についても工数を削減できます
  2. ストレージコストの削減
    ASM と安価なストレージを組み合わせることで、高性能ストレージと同レベルの効率性・パフォーマンス・可用性を実現できます
  3. 全てのエディションで利用可能
    ASM は 10g 以降の全てのエディションで利用できます。使わないともったいない機能です

ASM の概要について知りたい方は...

 

Oracle ASM 10g/11gR1 と 11gR2 の違い

11gR2 での ASM の進化を簡単にまとめると、
「データベースの一機能からシステム・インフラ全体を支える機能へ進化」となります。

システム・インフラ全体を支えるストレージ管理に必要な要件は様々なものがありますが、11gR2 の ASM では以下の3点にフォーカスをして機能拡張が行われました。

  • ストレージおよびファイル管理ツールの統合
    あらゆるデータを網羅する単一ソリューション、ソフトウェア・レイヤーの削減
  • ストレージ管理の簡素化
    ホットスポットの排除、一元的な管理
  • 低コストでストレージ性能を最大限に活用

11gR2 ASM の進化について知りたい方は...

※11gR2(11.2.0.2) でさらに機能拡張が行われました

 

Oracle ASM マニュアル

ASM は、マニュアル上では「自動ストレージ管理」と表記されています。

ここでは、ASM についての記述があるマニュアルをまとめました。

 

Oracle ASM インストール・構築

以前のリリースでは、ASM は Oracle Database のインストールの一環としてインストールされていました。11gR2 では、ASM は RAC 用またはスタンドアロン用の Oracle Grid Infrastructure のインストールに含まれるようになりました。

はじめて Oracle Grid Infrastructure を含めて ASM をインストール・構築される場合、以下の資料をご覧ください。

インストール・構築に関するマニュアルです。各プラットフォームの Oracle Grid Infrastructure インストレーション・ガイドが該当します。

 

Oracle ASM 設定・管理

ASM の設定・管理は GUI とコマンドラインの両方から行うことができます。監視やディスクの追加・削除、バックアップは Oracle Enterprise Manager や Recovery Manager(RMAN)を利用して GUI から行います。


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Oracle ASM 参考資料

 

更新履歴

  • 2010/08/18:ページ公開
  • 2010/10/15:セミナー資料公開
  • 2011/04/01:11gR2(11.2.0.2) リリースに伴い、資料を更新
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