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Oracle Cloud Infrastructure Service Connector Hubの正式リリース

Ryusaburo Tanaka
Business Development, Cloud Native Services

※ 本ページはOracle Cloud Infrastructure Service Connector Hub now generally availableの翻訳です。

Oracle Cloud Infrastructure Service Connector Hubの一般提供を発表できることを嬉しく思います。 Service Connector Hubは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)内とOCIから他社ツールへというケースの両方で、サービス間でデータを移動する無料のサービスです。 ログなどのデータをLoggingからObject StorageStreamingMonitoringなどのサービスに移動して、追加の処理とコンプライアンス対応に必要なストレージのニーズに対応します。 カスタムのデータ処理のためのFunctionをトリガーし、クラウド上のリソースの変更に関する通知をNotificationsサービスに送信します。 Service Connector Hubは、サービス間でデータを移動するための、複雑なアプリケーションの構築と保守に関連するオーバーヘッドを排除します。 フル・マネージドで、耐久性が高く、現実的にあるバックエンドでの高負荷な処理を問題なく実行できるように拡張されています。

Service Connector Hubは、可観測性(Observability)の戦略の重要な構成要素です。 お客様がさまざまなベンダーのツールを使用しており、コストおよび労力の面で、多大な投資をして来ていることを理解しています。 今までと変わらない形で、投資して来たツールを引き続き使用できるようにサポートしたいと考えています。Service Connector Hubは、これらのツールへの橋渡しとなる機能を提供し、OCIサービスから他社ツールにデータを簡単に移動できるようにします。

 

Service Connector Hubのユースケース

Service Connector Hubを使用すると、次の例をはじめとして様々なユースケースに対応できます。

  • 他社のツールとシームレスに統合して、処理と分析を強化:企業は、さまざまなベンダーの製品を使用して運用体制を標準化しています。例えば、追加のデータ処理と分析の実行のために、DataDogやSplunkなどの専用のツールを使用しています。 Service Connector Hubを使用すると、Kafkaコネクタを使用して、StreamingサービスからKafka互換の他社ツールにデータをシームレスにストリーミングできます。
  • コンプライアンスの目的でObject Storageにデータを保存:企業は、コンプライアンスの目的とその後の処理のために、ログ、メトリック、ストリーム・メッセージなどのデータを長期間アーカイブする必要があります。 Service Connector Hubは、データをシームレスにStorageに転送して、安価な長期ストレージを実現します。
  • ログのアラーム:DevOpsエンジニアは、Service Connector Hubを使用して、ログに500 Errorが発生するたびにメトリックを発行するなど、指定した基準に基づいてログからMonitoringサービスにメトリックを発行できます。Monitoringサービスでこれらのメトリックにアラームを作成して、ニア・リアルタイムのアラートを取得できます。
  • Functionを使用して転送中のデータを処理する:データエンジニアは、分析のためにデータを取り込む際に、データを前処理する必要があることがよくあります。また、Cloud Native開発者は、イベント・ドリブンのアプリケーションを構築したいと考えています。 Service Connector Hubは、両方のユースケースに対応します。 Oracle Functionsをトリガーして、転送中のデータを処理し、イベント・ドリブンのアプリケーションを構築するため、データエンジニアと開発者は、インフラストラクチャを管理する手間をかけずに、目の前の仕事に集中できます。
  • クラウド上のリソースの変更に関する通知を受け取る:運用系エンジニアは、ミッションクリティカルなシステムのインフラの構成要素が変更されたときに注意を払い、変更が発生したときに通知を受け取りたいと考えています。 Service Connector Hubは、Notificationsサービスと統合して、クラウド上のリソースが変更されたときに、Eメール、Slack、PagerDuty、カスタムのWebhook、およびFunctionを通じて通知を送信します。
  • データ移行の完全な可視性:一般的にクラウドプロバイダーは、サービス間の連携のための固有の機能を提供するため、IT管理者/セキュリティ管理者が、自社環境内のデータの流れを追跡することは困難になっています。 Service Connector Hubは、管理者が一ヶ所ですべてのサービスにわたるデータ移動を管理・監視を出来るようにし、この問題に対処します。

統合と、利用可能なリージョン

本日のリリースでは、Service Connector Hubを使用して、ログをLoggingサービスからObject Storage、Streaming、Monitoringに連携し、Functionをトリガーして通知を送信できます。 将来のリリースでは、他のデータ型の連携のサポートの拡張を予定しています。

Service Connector Hubは、Oracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management(IAM)と統合されており、デフォルトで安全です。 Service Connectorへのアクセスを制御して、ユーザーおよびユーザーのグループにアクセス許可を選択的に付与できます。

Service Connector Hubの使用は無料で、顧客はデータの移動元と移動先のサービスに対してのみ料金を支払います。Service Connector Hubは、すべての商用サービス提供リージョンで利用できます。

Getting Started

Service Connector Hubへは、Oracle Cloud Infrastructure のコンソール([データおよびAI]セクションの下)に加え、SDK、CLI、REST API、およびTerraformからアクセスできます。 詳細については、Service ConnectorHubのドキュメントを参照してください。

Oracle Cloud Free Trialにサインアップするか、アカウントにサインインして、Service Connector Hubと、ログをキャプチャして他サービスに適切に移動するための、新しく発表されたLoggingを体験してください。

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