水曜日 6 11, 2008

これはすごい、PDFの編集ができるOpenOffice.org 3.x用エクステンション

OpenOffice.orgの次期バージョン3.x用(StarSuite 9)のエクステンションとして、PDFをインポートして編集できるエクステンションが出たようです。このPDF Importer ExtensionはPDFからOpenOffice.org Drawに変換するようなエクステンションで、インポート後はOpenOffice.org Draw(.odg)ファイルとして管理することになります。再びPDFにしたい場合にはPDFとして再度エクスポートします。インポートできるPDFのバージョンは1.4までとのことです。
OpenOffice.org 3(beta) and PDF import extension
残念ながら多くの方がお使いであろう、OpenOffice.org 2.4.xやStarSuite 8では動作しないエクステンションですが、今からでも待ち遠しいですね。最近、自宅ではOpenOffice.org 3.0 (beta) for Macを使っているので早速試してみました。エクステンションをインストールするには、メニューの「Tools」→「Extensions manager」を使ってダウンロードしたpdfimport-<プラットホーム名>.oxtをインストールします。いくつか手元のPDFで試してみたところ、まだこのエクステンションはβ版とのこともあって、試した限り(代替フォントが見つからないからかもしれませんが)日本語のPDFがうまく行かない、透明属性のグラフィックが乱れる、などなど問題が見当たりました。
個人的には去年、冬のボーナスをほとんど使ってAdobeのCreative Suite 3 Web Premiumを買ったので、PDFを編集する環境もIllustratorやAcrobat Professionalなどあるのですが、使い慣れたOpenOffice.orgでPDFも編集できるようになるのはとてもすばらしいことです。それにオープンソースなので、友人のパソコンに入れてそこで作業しなければならない、というようなシチュエーション(ここ数年ありませんが)でも力を発揮してくれそうです。

月曜日 6 09, 2008

ODFDOMをベースとしたODFXSLTRunner

ODFXSLTRunner - a new tool in the ODF Toolkit project (GullFOSS)より。この間紹介したODFDOMをベースとした新しいOpenDocument Format向けのツールODFXSLTRunnerが登場したようです。
自宅MacではJava SE 6がないので、ODFDOM/ODFXSLTRunnerとも動かないので試せていませんが、構造は簡単に想像がつきます。OpenOffice.orgなどで使われているOpenDocument Formatは大雑把にはcontent.xmlというXML記述の主ファイルと、画像データ(jpg等)などデータをひとまとめにzipで固めた書式です(確認されたい方は odpファイルやodsファイルをunzipしてみると簡単に確認できます)。メインのファイルはXMLなのでXSLTを適用することは雑作もない訳ですが、zip圧縮されているためにワンクッション置かなければ行けません。バッチ処理にするにしても、unzipして、xsltprocなどでXSLを適用し、もういっかいzipで固めて、作業用展開ファイルを削除、のように4ステップも書かないと行けない!まあ、書けばいいんですが、これがもっとスマートに一行でシェルスクリプトに組み込める訳です。
これでどんなことができそうかと言えば、たとえば、フォントの設定を一括でMS Pゴシックから、HG Pゴシックに変えてみたりとか、「Sun Java System Application Server」から「Sun GlassFish Enterprise Server」みたいに何か名称が変わったところを一括変換してみるとか。いろいろ想像は膨らみます。

月曜日 5 26, 2008

OpenOffice.orgのODFDOM v0.6.1を試す

自分のブログでどういった話題が人気なのかを調べてみたところ、今月はダントツでMac OS X版のOpenOffice.org 3.0ベータを試すという3月に書いた記事でした。この頃のビルドがいくつだったかは覚えていませんが、5月7日にはベータテストが開始されたこともあって一気に注目が高まったのかもしれません。さて、個人的にはこの辺りのネタも気になるところですが、個人的には5月8日のブログOUT NOW!! - The first public version of ODFDOM.. (GullFOSS)が断然気になっていました。このODFDOMはOpenDocument Formatの文書を扱うためのJava APIです。OpenOffice.orgがなくとも単体で動作するのが魅力的です。早速ダウンロードして試そうと思ったら、Java 5 implementationと書いてあるのに、中身を見たら思いっきりJava SE 6でコンパイルされていて読み込めないし、ソースをダウンロードしてJDK 5.0でコンパイルしようとおもったらJava SE 6のAPI使っててコンパイルできないし・・・。おいおい・・・。ということで、Java SE 6が使えない自宅PCではあきらめて、別の環境で。
OpenOffice.org and ODFDOM with JRuby
まずはテストデータを作っておきます。一番いじりたそうなスプレッドシートのドキュメントを作って、適当にいくつかデータを入れておきます。
OpenOffice.org and ODFDOM with JRuby
次にこの手のドキュメントもRubyから扱えたら素敵なので、jirbからインタラクティブに試します。CLASSPATHにはこのodfdom-v0_6_1.jarと、xercesImpl.jarを別途ダウンロードして入れておきましょう。
include Java
import org.openoffice.odf.doc.OdfDocument
d = OdfDocument.load('./test.odf')
c = d.get_content
という感じでインタラクティブにうちこむとその結果が取得できます。はい、結果は見るからにDOMですね。このOdfDocumentで読み込んで、getContentで得られるDOMをXPath等で取り出したりして、いじっていけばコンテンツをいろいろいじることができます。OdfDocumentクラスを通してDOMをファイルに保存することもできますし、画像ファイルの追加なんかもできます。まだバージョンもv0.6.1と早熟な感じなのでしょうがないところですが、ドキュメント自体をもう少しODFに特化した形のJavaクラスを用意しておいてほしいところですね。
まだほとんどDOMをそのまま生で触っているのと感覚が同じです。とはいえ、ようやくODFを扱うためのまともなAPIが出てき始めているのはとても楽しみです。今後の発展に期待しましょう。

金曜日 3 21, 2008

Mac OS X版のOpenOffice.org 3.0ベータを試す

OpenOffice.orgの次期メジャーバージョン 3.0.0のベータが試せるようになっています。Mac OS X版もIntel/PowerPC両方のビルドが公開されています。日本語版もあります。
OpenOffice.org 3.0.0 beta on Mac OS X
現在のOpenOffice.org/StarSuiteは起動するといきなり新規ドキュメントの画面で始まりますが、OpenOffice.org 3.0からはこの画面のように新規ドキュメントの種類を選んだり、既存ドキュメントを選ぶことができるようになっています。あと、注目はメニューがちゃんとMacに対応し、スクリーンメニューバーを採用しているところ。あとはニーモニック表示がなくなったら完璧かなあ。
OpenOffice.org 3.0.0 beta on Mac OS X
コンフィグをみてみると、スペルチェックにMac OS X Spell Checkerという表示があります。OS標準のスペルチェックが使えるようになっているんですね。Aqua対応という以外にも実はいろいろMac OS X対応しているようです。
OpenOffice.org 3.0.0 beta on Mac OS X
OpenOffice.org 3.0で便利&カッコイイのは左右ページを同時に表示/編集できるようになったこと。あとは、Notes 2と呼ばれている注釈機能。注釈を入れたいところを選んでメニューから「挿入」→「注釈」でコメントを入れられるんですが、かっこいい。これなら注釈入れがいがあります。
OpenOffice.org 3.0.0 beta on Mac OS X
左右ページを表示しても、表紙はきちんと独立していますね。あと、右下にある拡大/縮小バーも便利。100%と2ページ表示に便利な41%のところでスライドがピチっと止まるようになっています。便利。
OpenOffice.org 3.0.0 beta on Mac OS X
現時点で日本語もきちんと入力可能です。その他の新機能はOpenOffice.org 3.0's new features, an early lookからご確認いただけます。

木曜日 2 28, 2008

OpenOffice.orgとNeoOfficeの色あい

Colour comparison of Photoshop/OpenOffice 2.4m5/NeoOffice 2.2.2p11
前から気になっていたんですが、NeoOfficeを使ってプレゼンを作っていると写真の色合いがなんだかおかしいんです。カラープロファイルがごそっと削れているような感じ。まあ、印刷するときはプリンターがモノクロレーザーだしあんまり実害はなかったんですが、この間OpenOffice.org 2.4m5のMac/Aqua版を入れたのでこちらで試してみるとうまく色が出る事に気づきました。上図はそれぞれ比較したもので、左からPhotoshop CS3、OpenOffice.org 2.4m5、NeoOffice 2.2.2p11です。よく見るとPhotoshopとOOo 2.4m5も若干色の深みが違うような気がするんですが、まあ誤差の範囲として、NeoOfficeの色の落ち方はこう比べるとちょっと悲しいですね。OOo 2.4m5のMac/Aqua版も日本語が通るようになったのでそろそろこっちに乗り換えようかなあ。

火曜日 6 12, 2007

Mac向けOpenOffice.org Aquaを試してバグレポートしよう

(一部の)世の中はWWDCの発表でお祭り騒ぎのようですね。次期Mac OS XであるLeopardの詳細が徐々に明らかになってきたようです。 さて、先週の話題なのでもうご存じの方も多いと思いますがOpenOffice.org 2.3ベースのMac OS X Aqua向けのアルファ版がリリースされています。
OpenOffice.org Aqua
現在のところ次のような制約があるそうです。
  • 印刷は未対応
  • PDF出力もうまくいかないところがある
  • 共有フォルダのドキュメントをダブルクリックして開こうとしても動かないときがある
  • コピー&ペーストはまだ完全に動作しない
  • OpenOffice.org終了後にクラッシュする
  • Impressなどで、いくつかのテキストは適切な場所に描画されない
  • Impressはマルチモニタを認識しない
ほかにもすでに報告されているバグがあるのでそれは課題リストで確認することができます。いろいろ制約はありますがなんかNeoOfficeが出始めの頃を思い出します。
NeoOfficeがあるのにいまさら?と思われるかもしれませんが、NeoOfficeは画面描画などの処理をJavaで行っているために、本来C++で書かれているOpenOffice.orgとの間でいろいろ通信や変換などの処理が行われています。このため、Keynote等のアプリケーションと比べればややもっさりした感じの動作になってしまいます。
一方今回のOpenOffice.org AquaはX11も不要で、Javaもいらないほぼ完全にC++なアプリケーションとなるため、より軽量な動作を望むことができます。実際に、体感的にはこのOOo AquaはすでにNeoOfficeやX11版OpenOffice.orgよりも軽快に動作します。 このような期待の持てるプロジェクトがうまく進むためにも今、特に日本からのバグレポートがどんどん出てくることが期待されています。 とりあえず、岡崎はメニューなどの日本語が「□」に文字化けする(いわゆるおトウフ化け)バグを報告しておきました。課題の報告方法は、OpenOffice.orgでユーザ登録し、課題登録のページから課題の概要、コンポーネントにporting、OSの欄にMac OS Xを選択して課題を登録し、登録後にキーワードとして「aqua」を入れれば良いのだと思います。
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