[JavaOne 2007 Report (6)] 5/10(木) Day-3

JavaOne もあっという間に 3日目に突入。前日無理しなかったおかげで何とか体調も

回復です。

この日は朝から 今回の JavaOne で SunSPOT と並んで個人的に楽しみにしている

NetBeans Platform のセッションがあるのでさらに気合を入れて臨みます。


o TS-3742: 「Modular Programming With the Netbeans Platform」

  朝イチの 9:35 から行われたこのセッションのスピーカーは、最近発売した

ばかりの NetBeans Platform 本、「Rich Client Programming」の著者である

Tim Boudreau と Jaroslav Tulach です。

Tim の方はスーツにネクタイとフォーマルな感じで、Jaroslav はポニーテイルに

ラフなスタイルと対照的な2人。

さすがに発売されたばかりとあって、スピーカー席の壇上に本を終始立てて置いて

宣伝しまくりです -- (こんなところでも宣伝を

さてセッションの内容ですが、非常にためになる内容でした。

主題は、メンテナンス性に優れたソフトウェアを作成したり、ソフトウェア

互換性の維持を容易にするための、モジュラープログラミングについて。

 - The NetBeans Platform/Module System

 - OSGi

 - Java Module System (JSR 277)

が挙げられていましたが、"API と SPI の分離" という観点での

NetBeans Platform に関する話題がメインでした。 

なお、セッション中でも Tim が紹介していましたが、Netbeans Platform 本の

最初の数章にこのセッションでも話にあったモジュールプログラミングに関する

内容が書いてあります。

  ...

  Chapter 2: The Benefits of Modular Programming

  Chapter 3: Modular Architecture

  Chapter 4: Loosely Coupled Communication

  Chapter 5: Lookup

  ...

 ということで私もこのセッション後に本を購入し、早速帰りの飛行機で Chapter 5 まで読破。

 # もっと前にこの本あればなぁ、、と思うぐらい役立ちます!

 

 

o TS-2656: 「JMX Who's Doing What」

  続いて参加したこのセッション。JMXです。「ちょっと遅れても大丈夫かな~」と

セッションの合間の時間を使って JavaOne グッズを買い漁ってから会場に向かった

ところ、何と超満員の立ち見まで!結局一番後ろの隅っこの方になってしまった。。

大失敗。

# み、身動きとれない。。横に座ってる人、大き過ぎ! 


 

 さて内容ですが、JSE 6 から導入された MXBeans の話など。JConsole 使っていろいろ

デモもしてました。JMX関連の Open Source Project としては、MX4JMC4J、jManager、OpenDMK が紹介されていました。

興味深かったのは Glassbox 。自動化されたトラブルシューティングツールだそうですが、

JMX 使っているみたいです。

あとは、JMX 2.0 (JSR 255) - これは JavaSE 7 で追加される機能ですね - の話題があり、

MBean サーバのカスケードやネームスペース、MBean定義用のアノテーションなどが紹介

されていました。アノテーション全盛です。

後半残り35分ぐらいは、Web Services Connector(JSR262)を延々と。。

WS-Management の話とか。

Web Services Connector RI は ws-jmx-connector project から入手できるとのこと。

 

o TS-2602: 「Deploying Java Platform, Standard Edition(Java SE) in Today's Embedded Devices」

 Java SE for Embedded なるカテゴリの製品があることを知ったことが最大の収穫。

セッションの内容は、組み込みデバイスに JavaSEを導入する際のステップ(対象デバイス

の要求定義、組み込みOSの選択、ライブラリの選択 etc.)の説明。40分弱であっさり

と終わってしまいました。。

o TS-1161: 「Straightforward Jini Network Technology」

 あまりの懐かしさに思わず予定を変更して参加--;

# Jini が発表された 1999年から2000年にかけて大学の卒業研究で Jini を使ったので。。

 内容は全くもって、初心者向けの内容。最初にスピーカーが「Jini について全く知らない

 人」と聞いたとき、会場の9割以上が手を挙げていたのには一抹の寂しさを。。

 このセッションの内容も、「実は Jini って情報も見つけにくいし取っ掛かりが悪い

 し、いろんなコンポーネントがあって分かりづらいけど、きちんと基本さえ抑えれば

 Jiniサービスの開発って実は Straightforward なんですよ」というもので、懇切丁寧

 に説明してました。

 ちょっと収穫は、Jini 1.1 以降本が出てないと思っていたら、結構最近 Jini 2 系の

 本が出ていたこと。2 になってからセキュリティとかいろいろ拡張されているので、

 本買って久しぶりにプログラムしてみようかなーと思った次第。

 Jini は面白いですよ! 

 ->  Jini Projects

 -> "Foundations of Jini 2 Programming"


o TS-9511: 「Using Ajax With POJC(Plain Old JavaServer Faces Components)」

 この日の注目セッションその2。スピーカーがあの Craig McClanahan ですから!

Struts McClanahan ですから。

# ちなみに、本人が発音したのを聞いた限りでは "McClanahan" はマクラナハンでも

# マクラナンでもなく、マクラニアンのようでした。。まぁ私の英語耳など当てに

# なりませんが。

 


このセッションでは、JSF、Ajax の基本についての説明のあと、

既存の JSFコンポーネントベースのアプリに Ajax の機能を追加するための Tips

について紹介していました。既存の、ということろがポイントで、同じAjaxの機能を

追加するにも JMaki などを使うのではなく、JSFコンポーネントに "onclick"や

"onchange" を追加する、非同期通信に XMLHttpRequest を利用するといったローレベル

なテクニックから、Ajax4JSF、Dynamic Faces といったフレームワークを使うハイレベル

なものまで紹介していました。

最近少し Ajax の実装とも疎遠になっていたので、かなり参考になりました。

気になるところとしては、

 - JSF 2.0 がまもなく JSR に

でしょうか。Ajax サポートなどが取り入れられるとのこと。


o BOF-3066: 「SwingLabs」

 デスクトップJava(Swing)開発者のコミュニティ SwingLabs のプロジェクトの紹介でした。

 - SwingX

 - SwingX-WS

 - TimingFramework

 - SwingWorker

その他、 

 - Beans Binding (JSR 295)

 - Swing Application Framework (JSR 296)

についても。

 SwingLabs は以前より岡崎さんから聞いていて、何だろなーと思っていたのですが、中々

取っ掛りがなく。。セッション聴いて良かった、という感じです!日ごろ Swing GUIアプリ

作っている身としては、このサイトをチェックしていなかったのはモグリみたいで

恥ずかしい--;

SwingLabs.org では プロジェクトのバイナリがダウンロードできますね。

これからいろいろ試してみようと思います。

Aerith のGUI、すごく Cool ですね。


o BOF-5122: 「JRubME Is JRuby on Java Platform, Micro Edition(Java ME): Making It Happen」

 この BOF は最後のQ&Aが最高。

内容としては、Symbian のエンジニアがスピーカーで、JRuby の実装(0.8.2)を

Symbian OS上のCDCで動作するようにとりあえずプロト的にポーティングして

みましたよ、というもので、一応 Sony P990 という機種でデモをしていました。

ただ、何より面白かったのが、JRuby 開発者の Charles NutterThomas Enebo

がセッションを聴いていたこと。ポーティングに際して 0.9.8 でなく 0.8.2 を

使ってたり、CLDC ではなく CDC だったり、Ruby のフル機能からいろいろ削ってたり

してたのが気に障ったらしく、Q&A タイムは Charles Nutter による質問攻め(という

より詰問)でした--;




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