Thursday Aug 18, 2005

JDS: UDC を使ってみた

SDC で Solaris 10 Java Desktop System 上での UDC に関するドキュメントがアップされています。私は組織的には現在は Solaris 関係の作業はしていないのですがこの UDC プロジェクトに参加したので書いておきますね。

UDC フォントの仕様

UDC フォントを作る側からすると一番のメリットはその仕様が公開されたことです。仕様にそって TrueTypeフォントを作りディレクトリに置くだけで OK です。難しい設定ファイル等は触る必要はありません。専用の設定ツールもありません。どのフォントエディタを使ってもかまいません。Solaris 9 までは「Solaris 外字ツール(sdtudctool)」で外字を追加していく必要がありました。そこでの UDC フォントは X での描画用のビットマップあり、Display PostScript 用の Type1 あり、Type1 フォントを組み合わせて表示するための コンポジットフォントありととても複雑で、また仕様が公開されていないためにユーザーは 「Solaris 外字ツール」を使わざるおえませんでした。仕様が公開されたことによって作る側は「Solaris 外字ツール」にしばられることなく使い慣れたエディタで自由にフォントを作ることができます。


市販の外字フォントがそのまま使える

使う側からすると一番の大きな利点は市販されている Windows 用の外字フォントがそのまま JDS で使えることです。

実際にやってみた
「JDS での UDC の扱いについて」 の手順にしたがって実際にフォントを作って JDS で使ってみました。例では fontforge をエディタとして使っていますが私の場合は Windows の外字エディタを使ってみました。
  1. Windows で外字フォントを作ってみた

  2. Windows 上で外字フォントを作ってみました。丸の中に「半」で「半休」マークのつもりです。



  3. ~/.fonts に外字フォントを置く

  4. 作った EUDC.TTE フォントを Solaris 環境の $HOME/.fonts ディレクトリに eudc.ttf という形でコピーします。JDS にログインし直します。

  5. Mozilla 上で表示させてみた

  6. Mozilla Mail でメールを書いてみたところです。件名、本文などにも使えます。ただしこの場合は UTF-8 でメールを送信する必要があります。




  7. ATOK のパレットから入力

    ATOK の文字パレットから gedit に入力しています。パレット上にも正しく丸半マークが表示されています。




  8. Outlook Express で見てみた

    もちろん同じ文字はそのまま Windows 環境でも使うことができます。Mozilla Mail で作成したメールをそのまま Outlook Express で表示している例です。

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