Monday Oct 03, 2005

JES: Policy Agent を使ってみよう(2): Policy Agent のインストール

前 回からの続きです。 Policy Agent をインストールしてみましょう。手順は次のようになります。今回は Web コンテナは Sun Java System Web Server を使います。

Policy Agent の手順
  1. ホストA に Access Manager をインストールする
  2. ホストB に Sun Java System Web Server をインストールする
  3. ホストB に Policy Agent をインストールする
  4. Access Manager 上でポリシーを設定する

Access Manager はどこかにインストールしてあればそれをそのまま使い回しできます。Web Server 用の Policy Agent は sun.com の Access Manager の ダウンロードページからダウンロードすることができます。

2. ホストB に Sun Java System Web Server をインストールする

Web Server のみインストールするのが簡単です。インストールが終わったら Web Server を起動してみて動作しているか確認しておきましょう。Java ES のインストールは以前のブログを参考にしてください。

3. ホストB に Policy Agent をインストールする

Web Server をインストールしたホストBに Policy Agent をインストールします。ダウンロードした S1WebServer_6.1_agent_2.1_sparc-sun-solaris2.8.tar.gz を展開してその中の setup コマンドを実行します。

注意: 残念ながら現在の 2.1 というバージョンは Solaris 10 を正式にサポートしていません。

Web Server の情報を入力する箇所では次のように入力します。ここではホストを policyagent.japan.sun.com としています。

ホスト名: policyagent.japan.sun.com
Web Server インスタンスディレクトリ: /opt/SUNWwbsvr/https-policyagent.japan.sun.com




Access Manager の情報を入れる箇所では次のように入力します。ここでは Access Manager が動作しているホストを am.japan.sun.com としています。

プライマリサーバーホスト: am.japan.sun.com
プライマリサーバーポート: 80
Agent-Identity Server Shared Secret: ここは amldapuser のパスワードを入力します。Access Manager の管理コンソールにログインする amadmin のパスワードではありません。Access Manager インストール時にインストーラで指定した LDAP ユーザーパスワードです。




Next ボタンを押してインストールの詳細を確認してインストールを実行しましょう。インストール後 Web Server を再起動します。これで Policy Agent のインストールは終了です。

無事インストールできたところで次回は 4. のポリシーを定義するところから始めて簡単な URL のプロテクトをしてみます。

Tuesday Sep 27, 2005

JES: Policy Agent を使ってみよう(1): Policy Agent って?

社内の Web リソースや Web のアプリケーションをプロテクトするにはどういう方法がいいでしょうかね。Web サーバーにパスワードをかける??それだと違う Web サーバーのリソースを参照しにいったときにパスワードをまた入力しないといけませんよね。それに単純にユーザー認証だけで済まない場合もありますよね。ユーザーと言っても部署が変わる場合もありますし、ロールが変わってしまう場合もあります。接続を要求するホストを制限したい場合もあります。時間を決めてアクセスを許可したい場合もありますよね。こういう複雑なアクセス制御を実現できてしまうのが Sun Java System Access Manager と Policy Agent の組み合わせです。

Policy Agent を説明するには Access Manager のページのこの図がわかりやすいですね。



Policy Agent は Sun Java System Web Server や Application Server の一部として動いています。Web Server や Application Server をインストールしたマシンに Policy Agent をインストールする必要があります。Policy Agent のインストール時にどの Access Manager を使うのか指定します。

  1. 左側からユーザーのリクエストが来ました
  2. Policy Agent はまだ認証済みでないユーザーの場合には Access Manager のログイン用 URL にリダイレクトします
  3. Access Manager 側で認証が成功しポリシーが評価されその Web リソースを表示出来るは Policy Agent は要求された Web リソースを表示します
  4. 失敗すると失敗のページを表示します


一度認証が成功すると Access Manager はその情報を保持し、その後は Access Manager を参照している Policy Agent 全体で有効になります。

Policy Agent は次のアプリケーションをサポートしています。次回は Sun Java System Web Server と Application Server を使って単純な Web リソースのプロテクトをしてみましょう。
  • Sun Java System Web Server
  • Sun Java System Application Server
  • Apache Web Server
  • BEA WebLogic Application Server
  • IBM WebSphere Application Server
  • IBM HTTP Server
  • Lotus Domino
  • Microsoft IIS
  • Oracle
  • Tomcat Application Server

Monday Sep 26, 2005

JES: Portal Server を使ってみよう (7): 新しいポータルを作ろう

前回までで新しいチャネルを追加したりチャネルの設定を変更してみたりしました。今回はポータルデスクトップ自体のカスタマイズをしてみます。

Access Manager の管理コンソールでポータルデスクトップの設定をするときに次のようなダイアログが出てきます。



ここの デフォルトチャネル名ポータルデスクトップのタイプ はすでに定義されているチャネルの名前とデスクトップのタイプです。 これを今回自前のものに置き換えてみましょう。

ポータルデスクトップは JSP で書かれていますがその実体は /etc/opt/SUNWps/desktop 以下にあります。それぞれデスクトップのタイプに分かれてディレクトリがありますね。

# cd /etc/opt/SUNWps/desktop
# ls
anonymous/                 anonymous_zh_TW/           default_zh/                sampleportal_fr/
anonymous_de/              classes/                   default_zh_CN@             sampleportal_ja/
anonymous_es/              default/                   default_zh_TW/             sampleportal_ko/
anonymous_fr/              default_de/                desktopconfig.properties   sampleportal_zh/
anonymous_ja/              default_es/                myportal_ja/               sampleportal_zh_CN@
anonymous_ko/              default_fr/                sampleportal/              sampleportal_zh_TW/
anonymous_zh/              default_ja/                sampleportal_de/
anonymous_zh_CN@           default_ko/                sampleportal_es/
# 

sampleportal_ja/ の下には各プロバイダやチャネルの名前でさらにディレクトリが分かれています。ポータルをカスタマイズにするにはこのようにディレクトリで分けれているファイルを新規に作成したり変更したりします。

新しいデスクトップタイプを作る

新しい デフォルトチャネル名ポータルデスクトップのタイプ を作りましょう。先ほどのダイアログで次のように入力します。
  • デフォルトチャネル名: MyTabContainer
  • ポータルデスクトップのタイプ: myportal, sampleportal



myportal, sampleportal と二つ書いたのはカスタマイズしたい JSP ファイルだけを myportal に用意して残りのものは sampleportal のものを使うようにするためです。

ファイルを用意する

新しいデスクトップタイプのファイルを用意しましょう。/etc/opt/SUNWps/desktop 以下にそのディレクトリを用意します。

# cd /etc/opt/SUNWps/desktop/
# mkdir myportal_ja

新しいデフォルトチャネルのファイルを用意しましょう。/etc/opt/SUNWps/desktop/myportal_ja 以下にそのディレクトリを用意します。ファイルは後で編集します。

# cd /etc/opt/SUNWps/desktop/myportal_ja
# mkdir MyTabContainer


コンテナを作成する

MyTabContainer はファイルを用意しただけで実際のコンテナは作成されていません。これを管理コンソールで作成します。「コンテナ」のところで「新規」ボタンを押します。



プロバイダには JSPTabContainerProvider を選びます。



作成された MyTabContainer にタブを追加します。タブは PredefinedSamplesTabPanelContainerProvider をプロバイダに指定しておきましょう。



このタブに前回までで作った MyRSSChannel などを追加します。

ポータルのヘッダ、フッタをカスタマイズする

/etc/opt/SUNWps/desktop/myportal_ja/MyTabContainer にはいくつかのカスタマイズするファイルを置いてみましょう。元は JSPTabContainer のものを使います。

# cd /etc/opt/SUNWps/desktop/myportal_ja/MyTabContainer
# cp /etc/opt/SUNWps/desktop/sampleportal_ja/JSPTabContainer/header.jsp .
# cp /etc/opt/SUNWps/desktop/sampleportal_ja/JSPTabContainer/menubar.jsp .


header.jsp はページのヘッダ部分です。menubar.jsp はページのフッタの部分です。jsp で書かれていますので変更は簡単にできます。せっかくなので http://blogs.sun.com のページに似せて作ってみましょうね。
変更したファイルを載せておきます。

さてこれで準備 OK です。

実際に表示してみた



ディスプレイプロファイル

ディスプレイプロファイルはこのようになります。
        <Container name="MyTabContainer" provider="JSPTabContainerProvider" merge="replace">

            <Properties>

                <String name="startTab" value="MyTabContainer/MyTab1"/>

            </Properties>

            <Available>

                <Reference value="MyTabContainer/MyTab1"/>

            </Available>

            <Selected>

                <Reference value="MyTabContainer/MyTab1"/>

            </Selected>

            <Channels>

                <Container name="MyTab1" provider="PredefinedSamplesTabPanelContainerProvider" merge="replace">

                    <Properties>

                    </Properties>

                    <Available>

                        <Reference value="UserInfo"/>

                        <Reference value="MyRSSChannel"/>

                    </Available>

                    <Selected>

                        <Reference value="UserInfo"/>

                        <Reference value="MyRSSChannel"/>

                    </Selected>

                    <Channels>

                    </Channels>

                </Container>

            </Channels>

        </Container>

ね、すごくわかりやすいですよね。

さらに詳しい説明は Sun Java System Portal Server 6 2005Q1 Desktop Customization Guide をご覧下さい。いろいろ試して是非新しいポータルを作ってみて下さい。

Friday Sep 23, 2005

JES: Portal Server を使ってみよう (6): ポートレットチャネルを作ろう


SDC に次のようなドキュメントがポストされています。

Sun Java System Portal Server 6 2005Q1 での JavaServer Faces テクノロジに基づくポートレットの 実行

今回はこのドキュメントを参考にしながら JSR 168 に準拠したポートレットを Sun Java System Portal Server に配備してチャネルを作ってみましょう。手順としては、
  1. pdeploy コマンドでポートレットの WAR ファイルを配備
  2. 配備されたポートレットをもとにポートレットチャネルを作成する
  3. 表示するコンテナに追加する
です。

サンプルアプリケーション

サンプルアプリケーションの javaserverfaces_portlet.class をダウンロードし次のコマンドでインストールすると jsf-portlet/samples ディレクトリの下に portlet-guessNumber.war が作成されます。この war ファイルを配備し、チャネルを作ります。(私は今回はこのファイルをまったく編集していません)

% java -cp . javaserverfaces_portlet 


pdeploy コマンドで WAR ファイルを配備

war ファイルを配備するには pdeploy コマンドを使用します。dpadmin の引数に似ていますね。管理者 DN とパスワード、-p では Web コンテナ(この場合は Sun Java System Web Server) の管理者パスワードです。

実際に実行してみましょう。先ほどの war ファイルを指定します。

# /opt/SUNWps/bin/pdeploy deploy -u "uid=amAdmin,ou=People,dc=xyz,dc=com" \\
    -w passwd -p passwd -g \\
    /tmp/jsf-portlet/samples/portlet-guessNumber.war
Done Updating Display Profile! Deploying War File to Web Container...
[wdeploy] The war file name is /var/opt/SUNWps/tmp/portlet/portlet-guessNumber.war
[wdeploy] The directory /var/opt/SUNWps/tmp/deploy/web-apps/https-test.japan.sun.com/portlet-guessNumber doesn't exist. Creating it.
[wdeploy] Deploying  web application 
[wdeploy] Loading  new configuration
[wdeploy] Web application deploy successful
SUCCESS.
# 


無事に配備されたようですね。次の二つを確認しましょう。
  • Web コンテナの管理コンソールを開いてその Web アプリケーションが配備されたかどうか確認する
  • Access Manager の管理コンソールからチャネルを作成する時にポートレットとして認識されているか確認する

ポートレットチャネルを作成する

チャネルの作成方法は URL スクレーパーチャネル、XML チャネルの場合とまったく同じです。Access Manager の管理コンソールからポータルデスクトップのサービスを選択し、「新規ポートレットチャネル」を選択します。



「ポートレット」とあるプルダウンリストをチェックしましょう。配備が正しければここに配備されたポートレットが表示されるはずです。



portlet-guessNumber.guessNumber がありましたね、これを選択します。

配備したポートレットがメニューに表示されない場合:

この guessNumber ポートレットはそのまま配備できましたが、別のポートレットでここのメニューで配備したポートレットが表示されない場合は portlet.xml を確認してみて下さい。 フォーラム にもあるように portlet-app タグを変更すると表示されるようになることがあります。

チャネルが作成したら MyFrontPageTabPanelContainer コンテナに追加してユーザーから使えるようにします。

表示してみた

実際に表示してみました。無事 GuessNumber ポートレットが表示されています。



pdeploy の詳細については Sun Java System Portal Server 6 2004Q2 管理ガイド の pdeploy を参照して下さい。

Thursday Sep 22, 2005

JES: Portal Server を使ってみよう (5): ディスプレイプロファイルのバックアップと復元

ポータルデスクトップの変更のためにディスプレイプロファイルを頻繁に変更するようになると時に その設定が間違っていたり失敗してしまったりすることがあります。こんなとき dpadmin を実行する直前の 状態まで戻したい、あるいは Portal Server をインストールした直後の状態まで戻して最初から 設定をやり直したい、ということがあると思います。こんな時の tip をいくつか紹介します。

ディスプレイプロファイルをバックアップしておこう

ディスプレイプロファイルを次の3つバックアップしておいて失敗したときに戻してあげる方法があります。

  • グローバル (組織に関係なくポータルデスクトップ全体)
  • 組織
  • authlessanonymous (まだログインしていないときのページのユーザー)

authlessanonymous は http://hostname/portal/dt で表示されるまだログインしていない時のディスプレイプロファイルです。

グローバル

# cd /opt/SUNWps/bin
# ./dpadmin list -u uid=amadmin,ou=people,dc=xyz,dc=com -w passwd -g > dp_global.xml

組織

# cd /opt/SUNWps/bin
# ./dpadmin list -u uid=amadmin,ou=people,dc=xyz,dc=com -w passwd \\
     -d o=xyz.com,dc=xyz,dc=com > dp_org.xml


authlessanonymous

# cd /opt/SUNWps/bin
# ./dpadmin list -u uid=amadmin,ou=people,dc=xyz,dc=com -w passwd \\
     -d uid=authlessanonymous,ou=people,dc=xyz,dc=com > dp_authlessanonymous .xml


ディスプレイプロファイルを復元する

復元するには dpadmin modify コマンドを使います。復元するときには -m (マージ) オプションは付けずに実行します。

グローバル

# cd /opt/SUNWps/bin
# ./dpadmin modify -u uid=amadmin,ou=people,dc=xyz,dc=com -w passwd -g  dp_global.xml

組織

# cd /opt/SUNWps/bin
# ./dpadmin modify -u uid=amadmin,ou=people,dc=xyz,dc=com -w passwd \\
     -d o=xyz.com,dc=xyz,dc=com  dp_org.xml


authlessanonymous

# cd /opt/SUNWps/bin
# ./dpadmin modify -u uid=amadmin,ou=people,dc=xyz,dc=com -w passwd \\
     -d uid=authlessanonymous,ou=people,dc=xyz,dc=com  dp_authlessanonymous .xml



ディスプレイプロファイルと dpadmin の詳細については Sun Java System Portal Server 6 2004Q2 管理ガイド を参照して下さい。

Wednesday Sep 21, 2005

JES: Portal Server を使ってみよう (4): dpadmin コマンドを使おう

URL スクレーパーチャネルXML チャネルを Access Manager の管理コンソールから作成管理する方法を前回に書きました。これはこれで便利なのですがちょっと面倒くさいですよね。簡単に管理ができるようにコマンドラインのインターフェースを覚えておきましょう。これを覚えておくととっても便利です。

管理コンソールで行ったことととまったく同じことをコマンドラインでやってみることにしますね。

dpadmin コマンド

ポータルデスクトップのタブ、チャネル、レイアウトなどの情報はディレスプレイプロファイルと呼ばれてディレクトリサーバー内に格納されています。 /opt/SUNWps/bin/dpadmin はポータルデスクトップのこのディスプレイプロファイルを管理するコマンドです。

# cd /opt/SUNWps/bin
# ./dpadmin
Usage: dpadmin SUBCOMMAND ARGUMENTS

ディスプレイプロファイル管理のコマンド行インタフェース

The accepted values for SUBCOMMAND are:

list    DP ノードオブジェクトの取得および表示.
merge   指定の DP ノードオブジェクトのマージ結果を取得および表示.
modify  既存の DP オブジェクトの値の変更.
add     新しい DP オブジェクトをディスプレイプロファイルに追加.
remove  既存の DP オブジェクトをディスプレイプロファイルから削除.
batch   バッチモード操作.

#

ディスプレイプロファイルを取得する - dpadmin list

実際に使ってみましょう。前回ではユーザー test に対して変更をしていましたよね。その状態でユーザー test のディスプレイプロファイルを見てみます。-d オプションでユーザー test の DN を指定します。

# ./dpadmin list -u uid=amadmin,ou=people,dc=xyz,dc=com" -w passwd \\
    -d "uid=test,ou=people,o=xyz.com,dc=xyz,dc=com"

さてさてどのような情報が表示されたでしょうか。

タブの情報

まずはポータルデスクトップの情報です。MyFrontPageTabPanelContainer  はトップのタブです。次のチャネルが使えるということを示していますね。前回作った MyInfoChannel と MyRSSChannel があることがわかります。

        <Container name="MyFrontPageTabPanelContainer">
            <Properties>
            </Properties>
            <Available>
                <Reference value="UserInfo"/>
                <Reference value="App"/>
                <Reference value="Bookmark"/>
                <Reference value="MyFrontPageTabPanelContainer/Bookmark2"/>
                <Reference value="SampleJSP"/>
                <Reference value="SampleRSS"/>
                <Reference value="Calendar"/>
                <Reference value="Mail"/>
                <Reference value="IMChannel"/>
                <Reference value="AddressBook"/>
                <Reference value="Netlet"/>
                <Reference value="Proxylet"/>
                <Reference value="MyInfoChannel"/>
                <Reference value="MyRSSChannel"/>
                <Reference value="SampleXML"/>
                <Reference value="MailCheck"/>
            </Available>
            <Selected>
                <Reference value="MailCheck" merge="remove"/>
                <Reference value="App" merge="remove"/>
                <Reference value="Bookmark" merge="remove"/>
                <Reference value="MyFrontPageTabPanelContainer/Bookmark2" merge="remove"/>
                <Reference value="SampleJSP" merge="remove"/>
                <Reference value="SampleRSS" merge="remove"/>
                <Reference value="SampleXML" merge="remove"/>
                <Reference value="Calendar" merge="remove"/>
                <Reference value="Mail" merge="remove"/>
                <Reference value="IMChannel" merge="remove"/>
                <Reference value="AddressBook" merge="remove"/>
                <Reference value="Netlet" merge="remove"/>
                <Reference value="Proxylet" merge="remove"/>
                <Reference value="UserInfo"/>
                <Reference value="MyInfoChannel"/>
                <Reference value="MyRSSChannel"/>
            </Selected>

チャネルの情報

おぉ、次にチャネル本体の定義が出てきましたね。

MyInfoChannel です。

        <Channel name="MyInfoChannel" provider="URLScraperProvider" merge="replace">
            <Properties>
                <String name="inputEncoding" value="EUC-JP"/>
                <ConditionalProperties condition="client" value="HTML">
                    <ConditionalProperties condition="locale" value="ja">
                        <String name="url" value="file:///tmp/test.html"/>
                    </ConditionalProperties>
                </ConditionalProperties>
                <ConditionalProperties condition="locale" value="ja">
                    <String name="title" value="お休み情報"/>
                </ConditionalProperties>
            </Properties>
        </Channel>

ここで ConditionalProperties というのが出てきますが管理コンソール上でチャネルを作成したときに locale=ja を選んだことを覚えていますよね。言語が日本語の時に使われるプロパティです。

これは MyRSSChannel です。

        <Channel name="MyRSSChannel" provider="XMLProvider" merge="replace">
            <Properties>
                <String name="title" value="My Blog"/>
                <String name="inputEncoding" value="UTF-8"/>
                <String name="url" value="http://blogs.sun.com/roller/rss/katakai/"/>
                <String name="xslFileName" value="sunblog.xsl"/>
                <String name="urlScraperRulesetID" value="default_ruleset"/>
            </Properties>
        </Channel>

ディスプレイプロファイルを変更する - dpadmin modify

これらのディスプレイプロファイルをファイルに定義しておいて dpadmin を使えば他の組織や他のユーザーのディスプレイプロファイルを簡単に変更することができますね。

/tmp/test2_dp.xml というファイルを用意します。MyRSSChannel を作成して MyFrontPageTabPanelContainer で使えるようにし、それを表示させるというディスプレイプロファイルです。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="no"?>
<!DOCTYPE DisplayProfile SYSTEM "jar://resources/psdp.dtd">

<DisplayProfile version="1.0" priority="user">
    <Properties>
    </Properties>
    <Channels>
        <Container name="MyFrontPageTabPanelContainer">
            <Properties>
            </Properties>
            <Available>
                <Reference value="MyRSSChannel"/>
            </Available>
            <Selected>
                <Reference value="MyRSSChannel"/>
            </Selected>
            <Channels>
            </Channels>
        </Container>
        <Channel name="MyRSSChannel" provider="XMLProvider" merge="replace">
            <Properties>
                <String name="title" value="My Blog"/>
                <String name="inputEncoding" value="UTF-8"/>
                <String name="url" value="http://blogs.sun.com/roller/rss/katakai/"/>
                <String name="xslFileName" value="sunblog.xsl"/>
                <String name="urlScraperRulesetID" value="default_ruleset"/>
            </Properties>
        </Channel>
    </Channels>
    <Providers>
    </Providers>
</DisplayProfile>

ユーザー test2 に対してディスプレイプロファイルを変更します。変更するには modify サブコマンド使い次のようにします。-m オプションはすべて置き換えてしまうのではなくマージするという意味です。

    # ./dpadmin modify -m -u uid=amadmin,ou=people,dc=xyz,dc=com" -w passwd \\
        -d "uid=test2,ou=people,o=xyz.com,dc=xyz,dc=com" \\
        /tmp/test2_dp.xml

組織のディスプレイプロファイルを設定する
上の例はユーザー test2 に対してだけの変更でした。組織 xyz.com 全体に対して変更するには -d オプションを組織の DN にしてしまえばよいです。

    # ./dpadmin modify -m ... -d "o=xyz.com,dc=xyz,dc=com" ...

Portal Server 全体のディスプレイプロファイルを設定する
さらに上のレベル、その Portal Server 全体(グローバル)を変更するには -g オプションを付けて実行します。この場合は -d オプションは指定しません。

    # ./dpadmin modify -m -g ...


ディスプレイプロファイルと dpadmin の詳細については Sun Java System Portal Server 6 2004Q2 管理ガイド を参照して下さい。

Tuesday Sep 20, 2005

JES: Portal Server を使ってみよう (3): XML チャネルで RSS を使う (補足)

前回にポータルデスクトップで Web コンテンツや RSS を表示する URL スクレーパーチャネル XML チャネル を紹介しました。

Web コンテンツや RSS は Portal Server が Web ブラウザのようなクライアントとなって取得します。実際は Portal Server は Web コンテナ上で動いている一つの Web アプリケーションですからそこが取得しているわけですね。Portal Server から直接見える URL だったらよいのですがこれがプロキシ経由ではないと見えない場合はどうしたらいいでしょうか。私の仕事環境も実はプロキシを通さないと外部とは繋がりません。

Portal Server でプロキシサーバーを設定する

このような場合は Java のプログラムと同じように Portal Server が動いている Web コンテナの Java VM の設定で次のようにプロキシを設定する必要があります。Sun Java System Web Server に Portal Server を配備した場合は Web Server の Java オプションで http.proxyHosthttp.proxyPort のプロパティを追加します。管理コンソールから行ってもいいですし、/opt/SUNWwbsvr/https-hostname/config/server.xml を直接編集して「変更を適用」してもかまわないです。

/opt/SUNWwbsvr/https-hostname/config/server.xml

<JVMOPTIONS>-Dhttp.proxyHost=proxy_server.xyz.com</JVMOPTIONS>
<JVMOPTIONS>-Dhttp.proxyPort=proxy_port</JVMOPTIONS>

Friday Sep 16, 2005

JES: Portal Server を使ってみよう (3): XML チャネルで RSS を使う

みなさんは Yahoo のアカウントを持っていますか? My Yahoo では株価を見たり天気予報を見たりニュースを読んだりカレンダーをチェックしたりといろいろカスタマイズできますよね。それもポータルです。その中の一つのチャネル Yahoo RSS リーダーがいつのまにか正式版になっていました。しばらくベータ版だったのですけどね。さっそくそれを使ってブログの RSS を取ってきて表示させてみました。


ちゃんと表示出来ていますね。これを今回は Sun Java System Portal Server で実現してみましょう

XML チャネル を使って実現してみます。XML チャネルは URL スクレーパーチャネルと同様にいろいろな使い方ができます。XML チャネルは XML と XSL でチャネル内容を表示します。XML ファイルや XSL ファイルはネットワーク上どこにあってもかまいません、その Portal Server から見れれば問題ありません。今回は XML チャネルで私のブログのタイトルを表示するチャネルを作ってみましょう。

チャネルの作成方法、表示方法は URL スクレーパーチャネルの作成方法とほとんど同じですので、そちらを参考にしてください。違う点は、
  • チャネルを作成するときに XMLProvider をプロバイダとして選択する
  • urlScraperRulesetID,xslFileName ファイルを指定する
の2点です。

チャネルを作成するときに XMLProvider をプロバイダを選択する

プロバイダは XMLProvider を指定して下さい。



urlScraperRulesetID,xslFileName ファイルを指定する

プロパティの設定では以下のように指定しましょう。 url は RSS フィードの URL です。urlScraperRulesetID はそのままこの値を入れましょう。xslFileName では XSL ファイルを指定します。この場合は sunblog.xml と入力しておきます。

url: http://blogs.sun.com/roller/rss/katakai/
urlScraperRulesetID: default_ruleset
xslFileName: sunblog.xsl


XSL ファイルの用意

次のディレクトリに XSL ファイル sunblog.xsl を用意します。

/etc/opt/SUNWps/desktop/default_ja/XMLProvider

このディレクトリには default_ja と _ja がこれはユーザー言語が日本語の時に使用されるディレクトリという意味です。このディレクトリは rss.xsl というファイルもありますがこの sunblog.xsl ファイルは単純にそのファイルをコピーして編集しただけのものです。

<?xml version="1.0"?>
<xsl:stylesheet version="1.0" xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform">
<xsl:output method="html" indent="yes"/>
<xsl:template match="rss">
  <xsl:for-each select="channel">
  <xsl:apply-templates select="item"/>
  </xsl:for-each>
</xsl:template>

<xsl:template match="item">
   <li> <a href="{link}" target="desktopRSSWin"><xsl:value-of select="./title"/></a></li>
</xsl:template>

</xsl:stylesheet>

実際の表示

では実際にポータルデスクトップ上で表示してみました。ちゃんと表示できていますね。 (XSL に詳しくないのでこれ以上のことは私はできなかったりします…

Thursday Sep 15, 2005

JES: Portal Server を使ってみよう (2): URL スクレーパーチャネル

ポータルのチャネルを作ってカスタマイズしてみましょう。今回は URL スクレーパーチャネル です。

URL スクレーパーチャネルは普通にある Web コンテンツをポータルのチャネルの一部として表示させてくれるというものです。設定するには

  • URL
  • Web コンテンツのエンコーディング

がわかっていれば簡単に作ることができます。

今回は非常に簡単な HTML を Portal Server のインストールしているマシンの /tmp/test.html に置きました。これをチャネル内ひ表示させてみましょう。エンコーディングは EUC です。

1. Access Manager の管理コンソールにログインします。

http://host/amconsole

amadmin とパスワードでログインします。

2. 組織から xyz.com を選択します。
3. 「表示」から「ユーザー」を選択します。
4. ユーザー test を選択します。
5. 右側の領域で「表示」メニューから「サービス」を選択します。

これでユーザー test の設定を変更する準備ができました。

6. 「ポータルデスクトップ」サービスの右横の「編集...」ボタ ンを押します
7. 「チャネルおよびコンテナを管理」リンクをクリックします

これでユーザー test の「ポータルデスクトップ」に関する設定を変更する準備ができました。新規にチャネルを登録してみます。

8. 下側の「チャネル」というところで「新規...」ボタンをクリックします。



9. チャネル名には「MyInfoChannel」と入力します。 「プロバイダ」は「URLScraperProvider」を選びます。「了解」を押すとチャネルが作成されます。


10. チャネルのプロパティを編集していきましょう。「MyInfoChanel」 の右側の「プロパティの編集...」ボタンを押します。


このような画面になります。このチャネルのプロパティが表示されます。InputEncodingEUC-JP と入力して「保存」ボタンを押します。

11. c のリンクをクリックします。「新規」ボタンで title というプロパティを追加しましょう。


12. client=HTML のリンクをクリックします。ここで url を指定します。file://tmp/test.html と変更して「保存」ボタンを押します。


これでチャネルの設定はおしまいです。これをユーザーのポータル画面に表示させる設定をします。インストールした状態では MyFrontPageTabPanelContainer というコンテナがデフォルトです。このコンテナに先ほどの MyInfoChannel を登録します。今度は上側の「コンテナチャネル」というところを見て 下さい

13. MyFrontPageTabPanelContainer リンクをクリックします。


14. 「チャネルの管理」で MyInfoChannel を一番したの「ポータルデスクトップで表示可能:」のリストまで「追 加」していきます。「保存」ボタンをクリックします。


これで準備が終わりました。

15. test アカウントでポータルデスクトップにログインしてみましょう。



新しいチャネルが一つできてその中には /tmp/test.html の内容が正しく表示されていますね。

今回の設定はユーザー test のみに対して行いました。xyz.com 組織にあるユーザーすべてに同じことをするには組織のサービスに対してこの設定を行って下さい。

URL スクレーパーチャネルはとても便利です。いろいろなところにある Web コンテンツをまとめて表示させることができます。是非使ってみて下さい。

Wednesday Sep 14, 2005

JES: Portal Server を使ってみよう (1): チャネル

前回までで Java ES の基本的なインストール方法と設定方法を紹介しました。まだダウンロードしてインストールしていない方も是非試してみて下さ い。



さて今回からは Sun Java System Portal Server の話をしていきましょう。今回はチャネルと呼ばれるポータルデスクトップ上の部品についていろ いろ紹介していきます。

Sun Java System Portal Server のポータルの顔 ポータルデスクトップ にはいろいろなチャネルが提供されています。企業内のサイトではいろいろな形にカスタマイズされてポータルは使われますがデフォルトで提供されているチャネルも少しのカスタマイズでそのまま使うことができます。その代表的なものをいくつか見ていきます。

カレンダーチャネル

ユーザーのカレンダーを表示します。「カレンダーを起動」リンクで は SSO を設定しておくと Calendar Express が起動します。
メールチャネル

ユーザーのメールボックスを表示します。「メールを 起動」リンクでは SSO を設定しておくと Messenger Express が起動します。
IM チャネル

Instant Messenger のチャネルです。オンラインのリストが表示されます。クリックすることによりチャットをすぐに開始できます。

RSS チャネル

RSS チャネルは RSS を引っ張ってきてチャネル内に表示します。

XML チャネル

XML チャネルは XML ファイルと XSLT ファイルにより内容を表示します。
URL スクレーパーチャネル

URL スクレーパーチャネルは指定された URL の Web コンテンツをチャネル内に表示させることができます。

RSS チャネルと URL スクレーパーチャネルはいろいろ使えそうですよね。次回はカスタマイズしてみましょう。

Tuesday Sep 13, 2005

JES: Java ES を使ってみよう: Windows 編

今日は気分を変えて Windows 版の Java ES を使ってみましょう。

JavaES Windows 版がとうとう登場!!
Windows 版も 同じ場所 からダウンロードできるようになりました。できたてのほやほやです。 ドキュメントは docs.sun.com にあります。日本語もアップされています。以下が参考になるでしょう。

Sun Java Enterprise System 2005Q1 for Microsoft Windows - Japanese

設定までやってしまうすぐれもの
Solaris 版、Linux 版と違うところはインストーラですべての設定までやってしまうというすぐれものです!ポート番号はあらかじめ決められたポートで設定されます。もちろんあとから変更することができます。インストール場所はインストーラで変更が可能です。

何回マウスをクリックしたらインストールが終わるでしょう、今から数えてみますね。数回のクリックと管理者ID、パスワードを入れるだけでインストールが始まります。実際にインストールしてみましょう!

インストーラを起動します

「次へ」のボタンを押します。(1回)
言語を選択します

インストールする言語サポートを選択します。

あ…しまった、7言語すべて選択しちゃいました…クリックの回数が7回増えちゃいました〜(8回)
「次へ」のボタンを押します。(9回)
インストールのタイプを選びます

インストール中に製品の設定をするか、インストールのみ行うかを選択します。ここはデフォルトで選択されているので「次へ」ボタンを押しましょう。(10回)
インストールする製品を選択します

ここはデフォルトで選択されているので「次へ」ボタンを押しましょう。(11回)
管理者IDとパスワードを入力します

デフォルトのままでよいでしょう。すべて選択されています。「次へ」のボタンを押します。(12回)
これでおしまいです!次の画面で確認画面がでますので、そこでも「次へ」のボタンを押すとインストールが開始されます。(13回)
終わっちゃいました

無事に終わったようです。「サマリーの表示」でインストールサマリーを確認しましょう。ここにはポート番号などが書かれています。(13回)
「完了」を押して終わりにしましょう。(14回)

言語サポートを全部選択してしまったので14回になっちゃいましたね…あそこを日本語だけにしたら8回ですんだはずでした…。(数え方がおかしいじゃないか!というところを見つけたら一報下さい!)


インストールサマリーを見てみましょう。ポート番号などの設定情報が書いてあります。各製品の起動方法などはドキュメントを参照して下さい基本的には「サービス」から起動、停止をすることができます。

9-7-2005  11:07:47
インストールサマリーレポート

Java Enterprise System インストールする場所:C:\\Sun\\

インストールされた製品の概要

Sun Java System Directory Server
Sun Java System Web Server
...

製品設定データ:

Sun Java System Directory Server 5.2

Directory Server ルート:C:\\Sun\\Server-Root
Directory Server 管理ユーザー:admin
Directory Server マネージャー:cn=Directory Manager
Directory Server 識別子:test
Directory Server ポート:389
Directory Server ルートサフィックス:dc=japan,dc=sun,dc=com
Directory Server 管理ドメイン:test.sun.com
設定ディレクトリホスト:test.japan.sun.com
設定ディレクトリポート:389
設定ディレクトリ管理ユーザー:admin
ユーザーディレクトリホスト:test.japan.sun.com
ユーザーディレクトリポート:389
ユーザーディレクトリ管理ユーザー:admin
ユーザーディレクトリサフィックス:dc=japan,dc=sun,dc=com
Directory Server 設定ディレクトリ LDAP URL:ldap://test.japan.sun.com:389/o%3DNetscapeRoot
Directory Server サンプルエントリの作成:No
Directory Server スキーマ検査を無効:No
Directory Server LDIF ファイルをインストール:none
Directory Server ローカル CDS の場所:Yes
Directory Server ローカルユーザーデータの格納場所:No
Directory Server 生成データベース:No
Directory Server のセキュリティをオン:No
Directory Server 設定ログ:C:\\DOCUME~1\\ADMINI~1\\LOCALS~1\\Temp\\


Sun Java System Web Server 6.1

Web Server インストールディレクトリ:C:\\Sun\\WebServer
Web Server Administration Server ホスト:test.japan.sun.com
Web Server Administration Server ユーザー名:admin
Web Server インスタンスポート:80
Web Server ドキュメントルート:C:\\Sun\\WebServer\\docs
Web Server インスタンス名:https-test.japan.sun.com
Web Server Administration Server ポート:8888
Web Server 設定ログ:C:\\Sun\\WebServer\\https-test.japan.sun.com
...

Monday Sep 12, 2005

JES: Java ES を使ってみよう(7): Portal Server の設定

JES: Java ES を使ってみよう(6): SSO の設定 の続きです。

前回は SSO の設定をしましたね。今回は最後の設定をしましょう。前々回作ったテストユーザーアカウント test で Portal Server にログインしてみましょう。

Sun Java System Portal Server
Portal Server の「ポータルデスクトップ」と呼ばれる環境にログインするいは以下の URL にアクセスします。

http://hostname/portal/dt

ここでユーザー ID test とパスワードでログインしてみましょう。あれ…おかしい、ログインできませんね。次のようなエラーメッセージが出てきます。

デスクトップで重大なエラーが発生しました。サーバ設定の誤りが原因である可能性があります。

この問題を管理者に報告してください。

考えられる原因 :

  • デスクトップにアクセスする権限がない

フロントページに戻る

Sun Java System Access Manager を使ってサービスを割り当てる
実際にはログインできないのではなく、ログインできたのですが、ポータルデスクトップを使用する権限が設定されていないのが理由です。ポー タルデスクトップが使用できるようにするにはどうしたらいいでしょう? Portal Server の設定は Access Manager の管理コンソール上で行うことができます。

この組織とユーザーにサービスを追加していきましょう。

1. 管理コンソールにログインする

http://hostname/amconsole

管理者ユーザーID amadmin とパスワードでログインします。

2. 「組織」から「xyz.com」リンクを選択します。

3. 「表示」のリストから「サービス」を選択します。

ここでは「 エントリがありません。 」と表示されるはずです。ではサービスを追加してあげましょう。

4. 「追加」ボタンを押します

5. すべてのサービスにチェックを付けて「追加」ボタンをおします。

これでサービスが追加されました。左側の領域には「Portal Server 設定」が表示されていてその下に「ポータルデスクトップ」というのが表示されます。

6. 「ポータルデスクトップ」の右側の矢印を押すと右側の領域には

現在このサービスにはテンプレートが存在しません。新規に作成しますか?

と表示されます。「はい」をクリックしてテンプレートを作成しましょう。さてこれでこ の組織に対するサービスの追加は終わりました。次はユーザー側です。

7. 左側の領域で「表示」を「ユーザー」にします。test のユーザーアカウントが表示されます。右側にある矢印を押すと右側の領域には test ユーザーアカウントの設定が表示されます。

8. その領域の「表示」から「サービス」を選択します。すべてのサービスを追加します。

さてこれでユーザー test はポータルデスクトップを使えるようになりました。ログインしてみて下さい。

基本編はこれでおしまい
とうとうこれで次の製品を全部使うことができるようになりましたね!やった〜!
  • Sun Java System Messaging Server: メールサーバーと Web クライアント
  • Sun Java System Calendar Server: カレンダーサーバーと Web クライアント
  • Sun Java System Instant Messaging: インスタントメッセージングサーバーとクライアント
  • Sun Java System Directory Server: ディレクトリサーバー
  • Sun Java System Access Manager: SSO、アイデンティティ管理
  • Sun Java System Web Server: Web サーバー。Portal Server、Delegated Administrator、Communications Express の Web コンテナ
  • Sun Java System Portal Server: ポータルサーバー
  • Sun Java System Portal Server Mobile Access: ポータルサーバーのモバイルアクセス
  • Sun Java System Delegated Administrator: メールやカレンダーユーザーの管理コンソール
  • Sun Java System Communications Express: メール、カレンダー、アドレス帳などの統合 Web クライアント
この「Java ES を使ってみよう」基本編シリーズは今回が最後にします。次回はこれらの製品のいろいろな応用を書いていきたいと思っています。製品の組み合わせによって設定方法はいろいろあります。みなさんもいろいろな使い方をしてみて下さい。今回使ったドキュメントは


です。また Java ES の製品ごとのドキュメントも参考にしてください。

Friday Sep 09, 2005

JES: Java ES を使ってみよう(6): SSO の設定

JES: Java ES を使ってみよう(5): インストール後の設定 の続きです。

ほとんどのものが設定できましたね。これでいろいろ使うことができますが、前回の設定でいくつか SSO という文字が出てきたのを覚えていますか?

# ./configutil -o local.webmail.sso.amnamingurl -v http://hostname:80/amserver/namingservice

これって何するものでしょう?

よくシングルサインオン (Single Sign On) という言葉を耳にしますよね。これを使えば一度ログインしたらパスワード入力なしで他のソフトウェアを利用することができるようになります。SSO と名前がついている属性はそれに関係するものだと思って下さい。

シングルサインオンを見てみよう
実は前回までの設定で Access Manager、Messaging Server と Communication Express の SSO は設定できてしまっています。試しに次のことをしてみましょう。どうなるでしょう。

1. Communication Express にログインします。

作成した test というユーザーIDでログインしてみましょう。

http://hostname/uwc

無事ログインできました。

2. ブラウザの URL フィールを http://hostname:8100 と変更してリターンキーを押しましょう

ポート 8100 は Messaging Server の Messenger Express のポートです。どうなるでしょう?

ほら無事に Messenger Express が開きましたよね! ログイン画面が表示されずに直接 Messenger Express のユーザー画面が表示されました。これが簡単な SSO の例です。

3. ブラウザの URL フィールドを http://hostname/amconsole と変更してリターンキーを押しましょう

/amconsole は Access Manager の管理画面です。さて、どうなるでしょう?

ほら無事にユーザー test 用の管理画面が開きましたよね!

これらは単独で設定した場合にはそれぞれ再ログインが必要になってしまいます。面倒でしょう?これを簡単にするのが SSO です。よ~し、じゃ調子にのって Calendar Express も行っちゃおうかな~ということで、

4. ブラウザの URL フィールドを http://hostname:8103 と変更してリターンキーを押しましょう

8103 は Calendar Server の Calendar Express のポートです。さてさてさて、どうなるでしょう?

あれれ…残念ながら Calendar Express のログイン画面が表示されてしまいました… なんで~!?

Calendar Server の SSO を設定しよう
前回までの設定では Calendar Server の SSO は設定しなかったのですよね。これを今回設定してみましょう。/opt/SUNWics5/cal/config/ics.conf ファイルを編集して以下の行の先頭の ! と取り、次のように変更します。

local.calendar.sso.amnamingurl = "http://hostname:80/amserver/namingservice"
local.calendar.sso.singlesignoff = "yes"
local.calendar.sso.amcookiename = "iPlanetDirectoryPro"

形式はほとんど Messaging Server を設定したときと同じです。Calendar Server を再起動します。


# cd /opt/SUNWics5/cal/sbin
# ./stop-cal
# ./start-cal


手順1 のように Communication Express にログインした後、URL を http://hostname:8103 と変更してリターンキーを押します…おお!今度は無事に Calendar Express にログインなしで入れましたね!!

今回の設定は Configuring Single Sign-on (SSO) for Communications Products のところを参考にしてみてください。

Thursday Sep 08, 2005

JES: Java ES を使ってみよう(5): インストール後の設定

JES: JES: Java ES を使ってみよう(4): 設定済みの製品を見てみようの続きです。今回はまだ設定されていない製品の設定をしていきましょう。

今回の設定は

Sun Java Enterprise System 2005Q1 Technical Note: Deploying Java Enterprise System on a Single Host for Evaluation

Configuring Components というところです。 Directory Server、Access Manager、Portal Server は必要な設定はすでに終わっていましたよね。(設定した製品と連携するに少しまだ設定がいるのですが) それ意外の製品を設定していきましょう。


設定手順の流れ

インストール後の設定手順はインストールした製品によりますが今回インストールした製品だと次のようになります。

1. comm_dssetup.pl の実行
2. Messaging Server の設定
3. Delegated Administrator の設定
4. Instant Messaging Server の設定
5. Calendar Server の設定
6. Communication Express の設定

7. シングルサインオン (SSO) の設定
8. Portal Server の設定

Messaging Server、Calendar Server や Instant Messaging Server だけ使ってみたい人は手順1を行ってからそれぞれの製品の設定だけで OK です。

設定プログラム (configurator) を使って設定していく

各設定にはそれぞれの製品の configurator という設定プログラムを使って設定していきます。JES インストーラに似た GUI の設定プログラムです。インストーラではほとんどがデフォルトの値を設定してきました。この設定でもデフォルトの値をほとんどの箇所で使用できます。

1.comm_dssetup.pl の実行

Directory Server LDAP スキーマの準備をします。perl のスクリプト実行する必要があります。Directory Server が起動されていかどうか確認しましょう。起動されていない場合は以下で起動できます。

# cd /var/opt/mps/serverroot/slapd-hostname/
# ./start-slapd

perl コマンドを実行します。デフォルトの設定のままで OK です。

# cd /opt/SUNWcomds/sbin/
# perl comm_dssetup.pl

2. Messaging Server の設定
メールサーバーと Web メールのクライアントが含まれています。
設定プログラムを実行するには次のようにします。

# cd /opt/SUNWmsgsr/sbin
# ./configure

JES インストーラに似た UI で設定をしていきます。これらもほとんどデフォルトの値で設定できます。

起動方法は次のようになります。

# cd /opt/SUNWmsgsr/sbin
# ./start-msg

Messenger Express のポートが Web Server のポートとかぶっているので 8100 変更してあげます。

# cd /opt/SUNWmsgsr/sbin
# ./configutil -o service.http.port -v 8100
# ./start-msg

Messenger Express はブラウザから以下の URL にアクセスします。

http://hostname:8100

ユーザー ID admin でログインしてみましょう。
設定プログラムを起動しました


http://hostname:8100 にアクセスします


Messenger Express にログインできました


3. Delegated Administrator の設定

Delegated Administrator は iPlanet 時代にあった iDA という製品の後継です。 Web コンソールとコマンドラインのインターフェースで Messaging Server と Calendar Server のユーザーを管理できます。
設定プログラムを実行するには次のようにします。

# /opt/SUNWcomm/sbin/
# ./config-commda

Web コンテナに配備するので起動方法は Web Server の起動方法と同じです。
設定では以下の点に注意してください。
  • Access Manager のポートは 8080 と表示されるので 80 とします。
  • amldapuser のパスワ��ドは JESインストーラで使用したものを入力します。
  • Web コンテナは Web Server を指定します。
  • 組織 DN は Messaging Server で指定したものを入力しましょう。例: o=xyz.com, dc=xyz, dc=com

設定が無事終わったら Web Server を再起動します。Web Server の管理コンソール http://hostname:8888 から変更を適用しましょう。

(1) 管理コンソールのログイン
(2) Select a Server: からサーバーを選んで Manage ボタンを押す
(3) 変更を適用してくださいとダイアログが表示されます。
(4) 右上の Apply リンクを押します。
(5) サーバーを再起動するオプションを選びます。

無事 Web Server が起動したら以下のコマンドを実行します。

# /opt/SUNWcomm/bin/commadmin domain modify \\
          -D admin -w password -n xyz.com \\
          -d xyz.com -S mail,cal -H hostname
OK
#

管理コンソールは以下の URL でアクセスできます。

http://hostname/da/DA/Login

ユーザー ID は admin でログインしてみましょう。

http://hostname/da/DA/Login にアクセスします


管理コンソールにログインできました

ユーザーの登録

Delegated Administrator のコマンドラインインターフェースでユーザーの登録をしてみましょう。
test というユーザーを作成してメールとカレンダーを使えるようにします。

# /opt/SUNWcomm/bin/commadmin user create \\
    -D admin -w password -S mail,cal -k legacy
Enter user's login ID: test
Enter user's first name: Masaki
Enter user's last name: Katakai
Enter user's password: test
OK
#

そのユーザーの設定言語を日本語に設定します。

#/opt/SUNWcomm/bin/commadmin user modify \\
	-D admin -w adminadmin \\
	-A preferredlanguage:ja \\
	-A preferredlocale:ja /\\
Enter user's login ID: test
OK
#

無事 test というアカウントが作成されました。Messenger Express に test というユーザーでログインしてみてください。


4. Instant Messaging Server の設定

Instant Messaging Server はいわゆるメッセンジャーをサポートするサーバーと Java のクライアントです。
設定プログラムを実行するには次のようにします。

# cd /opt/SUNWiim
# ./configure

設定では以下の点に注意してください。
  • バインドDBは cn=Directory Manager とする
  • 「IM サーバー/Identity Server オプション」では二つともチェックを入れましょう。Access Manager で SSO とポリシーの管理をしてみます。
同様に Web Server に変更を適用をします。

起動方法は次のようになります。

# cd /opt/SUNWiim/sbin
# ./imadmin start

IM のクライアントを起動するにいは以下の URL にアクセスします。

http://hostname/im/ja


「起動」ボタンを押すと IM クライアントが起動します。

admin や test のアカウントでログインできます。

http://hostname/im/ja にアクセス


ログイン画面


5. Calendar Server の設定

カレンダーサーバーと Web からアクセスできる Calendar Express を提供します。
設定プログラムを実行するには次のようにします。

# cd /opt/SUNWics5/cal/sbin
# ./csconfigurator.sh

設定では以下の点に注意してください。
  • ポートはデフォルトの 80 から 8103 に変更しましょう。
  • 組織 DN は Messaging Server で指定したものを入力しましょう。例: o=xyz.com, dc=xyz, dc=com
Calendar Server を起動するには次のコマンドを実行します。

# cd /opt/SUNWics5/cal/sbin
# ./start-cal

Calendar Express は次の URL でアクセスできます。

http://hostname:8103


ユーザーID test でログインしてみましょう。
http://hostname:8103 にアクセスします


Calendar Express にログインできました

6. Communication Express の設定

Communication Express はメールとカレンダー、アドレス帳などの統合環境です。
設定プログラムを実行するには次のようにします。

# cd /opt/SUNWuwc/sbin
# ./config-uwc

設定では以下の点に注意してください。
  • Web コンテナのユーザーID、グループID はこの場合は root/other になります。
  • ホストドメインのサポートのチェックはつけません。
  • Access Manager(Identity Server) の管理者 DB は uid=amAdmin,ou=People,(ルートDN) のようになります。
  • Messaging Server のクライアントポートは 8100, カレンダーサーバーのポートは 8103 とします。
  • 終了後 Web Server の変更を適当を行います。

Communication Express の設定は少し複雑で Messaging Server と Calendar Server の設定も行います。

Messaging Server の設定

# cd /opt/SUNWmsgsr/sbin
# ./configutil -o \\
    local.webmail.sso.uwccontexturi -v uwc
# ./configutil -o \\
    local.webmail.sso.uwchome -v \\
    http://www.sun.com
# ./configutil -o \\
    local.webmail.sso.uwclogouturl -v \\
    "http://hostname:80/uwc/base/UWCMain?op=logout"
# ./configutil -o \\
    local.webmail.sso.uwcport -v 80
# ./configutil -o \\
    local.webmail.sso.enable -v 1
# ./configutil -o \\
    local.webmail.singlesignoff -v 1
# ./configutil -o \\
    local.webmail.sso.amnamingurl -v \\
    http://hostname:80/amserver/namingservice

Calendar Server の設定
# cd /opt/SUNWics5/cal/config/
# vi ics.conf

次の値を "no" から "yes" に変更します。

! Allow login via proxy. (yes/no)
service.http.allowadminproxy = "yes"

Messaging Server と Calendar Server を再起動します。

Communication Express を使用するには以下の URL にアクセスします。

http://hostname/uwc

先ほど作成したユーザー test でログインしてみましょう。
http://hostname/uwc にアクセスします


Communication Express にログインできました。メールの画面です


カレンダータブを選択したところです


これでだいたいのものを使えるようになりましたね!次回は Portal Server との連携について設定していきたいと思います。

Wednesday Sep 07, 2005

JES: Java ES を使ってみよう(4): 設定済みの製品を見てみよう

JES: Java ES を使ってみよう(3): インストーラ の続きです。インストーラでインストールが終わったら各製品を設定していく必要があります。でもせっかくインストールが終わったのですから早く見てみたいですよね〜。前に書きましたが JES インストーラで「今すぐ設定」を選ぶとインストールの間に設定してくれる製品がいくつかあります。それを今回は見ていきましょう。

設定済みの製品をのぞいてみよう!
いくつかの製品はインストール時に設定まで終わっています。他の製品の設定にうつる前に設定済みの製品をのぞいてみましょう。

Sun Java System Directory Server

ディレクトリサーバーです。 Directory Server が起動されていかどうか確認しましょう。起動されていない場合は以下で起動できます。

# cd /var/opt/mps/serverroot/slapd-hostname/
# ./start-slapd

スナップショットは管理コンソールの画面です。管理コンソールは Sun Java System Administration Server に統合されています。


# cd /var/opt/mps/serverroot/slapd-hostname/
# ./start-console

として Server Console を起動し、サーバーグループから Directory Server を選択します。


Sun Java System Administration Server

Administration Server は Directory Server, Directory Proxy Server, Messaging Server, Administrator Server 自身を管理するプログラムです。

# cd /var/opt/mps/serverroot/slapd-hostname/
# ./start-admin

管理コンソールを起動するには

# cd /var/opt/mps/serverroot/slapd-hostname/
# ./start-console

とします。

Sun Java System Web Server

いわゆる Web サーバーです。ポート 80 で動いているはずです。インスタンスを起動するには

# cd /opt/SUNWwbsvr/https-hostname
# ./start

管理サーバーを起動するには

# cd /opt/SUNWwbsvr/https-adminserv
# ./start

とします。インスタンスにアクセスするには

http://hostname:80/

管理コンソールにアクセスするにはブラウザから

http://hostname:8888/

とします。

ドキュメントルートは /opt/SUNWwbsvr/docs/ です。これだけで使えちゃいそうですね。



Sun Java System Access Manager

アイデンティティ管理を行うサーバーです。Web Server に配備されています。起動するには Web Server を起動してください。また次のコマンドを実行します。

# /etc/init.d/amserver start

管理コンソールにアクセスするにはブラウザから次の URL にアクセスします。

http://hostname:80/amconsole

管理ユーザーID は amadmin です。


Sun Java System Portal Server

ポータルサーバーです。このままでもサンプルのポータルが表示できます。Web Server に配備されています。起動するには Web Server を起動してください。ポータルにアクセスするには次の URL にアクセスします。

http://hostname:80/portal

ユーザーを登録して実際にログインして使うこともできます。


次回���残りの製品を設定していきましょう。
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