Monday Sep 07, 2009

NetBeans API : すべてのコードテンプレートを取得する

すべてのコードテンプレートのリストを API を使って取得してみます。このようになるでしょうか...

MimeLookup で Java ソースコードに対する Lookup を取得します。そこから CodeTemplateSettings を取得、getCodeTemplateDescriptions() ですべての CodeTemplateDescription を取得します。
Lookup l = MimeLookup.getLookup(MimePath.parse("text/x-java"));
CodeTemplateSettings cds = l.lookup(CodeTemplateSettings.class);
List codeTemplates = cds.getCodeTemplateDescriptions();
for (Iterator it = codeTemplates.iterator(); it.hasNext();) {
    CodeTemplateDescription desc = (CodeTemplateDescription) it.next();
    System.out.println(desc.getAbbreviation() + "=>" +
        desc.getParametrizedText());
}
MimeLookup は「MIME ルックアップ API」、 CodeTemplateSettingsCodeTemplateDescription は「エディタ設定」モジュールで提供されています。

もう一つの方法は Document から CodeTemplateManager を取得し、getCodeTemplates() を使って全部取得する方法もあるようです。こちらは CodeTemplate が取得できます。
CodeTemplateManager mgr = CodeTemplateManager.get(textComp.getDocument());
Collection<? extends CodeTemplate> list = mgr.getCodeTemplates();

for (CodeTemplate codeTemplate : list) {
    System.out.println(codeTemplate.getAbbreviation() + "=>" +
        codeTemplate.getParametrizedText());
}
関連するエントリ:

NetBeans API : コードテンプレートを使う

コードテンプレートをプラグインモジュールから使う方法です。CodeTemplateManager を取得し、createTemporary() でテンプレートを作成します。最後に insert() でエディタに挿入します。
JTextComponent textComp;

String tempCodeTemplateText = "StringTokenizer ${st} = new StringTokenizer(${str}, ${delim});";

CodeTemplateManager mgr = CodeTemplateManager.get(textComp.getDocument());
CodeTemplate ct = mgr.createTemporary(tempCodeTemplateText);

ct.insert(textComp);
参考:
関連するエントリ:

Wednesday Jun 03, 2009

NetBeans Community delivered 16 languages for 6.7 RC1 by Sun CTI

NetBeans 6.7 RC1 Community Release As you can see the language list on download page of NetBeans 6.7 RC1, we delivered 16 community languages! Thank you very much everyone in language communities in NetBeans Translatedfiles projects! It's super!

We're going to deliver full localized version of NetBeans Platform modules, which can be used with NetBeans based applications -  Albanian, Czech, Koran, Polish, Russian, Traditional Chinese, Swedish, Arabic, Indonesian and Galician. Some language communities are working hard to complete Java SE IDE - German, French, Turkish, Spanish, Dutch and Italian.

Please try the RC1 community builds (Java SE) and send your feedbacks. You can find the progress of community translations in the following wiki.
All translations(except Galician) are being handled by Sun's CTI. Please find information about CTI for NetBeans Translation.
Sun's CTI

Friday May 22, 2009

NetBeans 6.7 はもうすぐ最初のリリース候補版が出る予定です

NetBeans 6.7 の開発はいよいよ大詰め、スケジュール通りにいけばあと1週間ちょっとでリリース候補版が出る予定です。そんなこともありバタバタしております \^\^;)
できるだけ早い段階で翻訳を終わりにして最初のリリース候補版(RC1)に入れてしまいたいと考えているのですが、今の予定だと全部は入らないかもしれません。RC1 に入らなかったものや、翻訳に関してのバグ修正等はそのあとの RC2 や製品版で対処することになりそうです。

NetBeans 6.7 ユーザーテストプログラムに参加してください!!
nekobean
RC1 が出たらみなさんに是非参加してもらいたいのがユーザーテストプログラムです。インストールして触ってもらってフィードバックを下さい。おかしいなと思うところを報告してもらうのはもちろんですが、問題なく動きましたよ!みたいな動作レポートでもなんでもかまいません。参加賞も用意しています。ぜひぜひ参加してください。
すでに多くの方に参加してくれて本当に助かっています。ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします!

Wednesday Apr 01, 2009

NetBeans 6.7 の Java デバッガオプション : 変数の書式化オプション

デバッガのオプションはいいですね、ちゃんと使えばずいぶんデバッグ効率があがるんじゃないでしょうか。変数の値を表示する時の形式をカスタマイズすることができます。オプションダイアログの「その他」から「Java デバッガ」を見てみてください。「変数の書式化」ではいくつかのフォーマッターが用意されています。
NetBeans Debugger Option
例えば、java.util.Map の中をデバッガで見てみます。key や value を見るには、

NetBeans Debugger Option

このようにエントリをクリックして展開しないといけません。これでは面倒です。

NetBeans Debugger Option

デフォルトのフォーマッターをオンにすれば
key + "=>" + value

にしたがってエントリを展開しなくても値を表示してくれます。同じように自前のクラスでも展開しないと中身が確認できないものでもカスタマイズできますね。

NetBeans Debugger Option

Monday Mar 09, 2009

NetBeans 6.7 で出力ウィンドウのフォントを変更できるようになりました

と以前書きましたが、その続報です。最新の 6.7 の開発ビルドでは、以下のように大きさだけでなくフォント自体も変更できるように修正がはいりました。

NetBeans output window

Friday Feb 27, 2009

NetBeans をより快適に使うには - NetBeans "エルゴノミクス" IDE のまとめ

ということで 6.7 の新機能 "エルゴノミクス" についていくつか調べてみました。
この機能は次の NetBeans に入るわけですが、現在の NetBeans 6.5 などでもそれを快適に使うためのヒントがありますよね。以下の4つ、書いてみました。

自分に適切な構成を選びましょう

ダウンロードページでインストーラを選ぶ時には自分の必要なものを選んでインストールしましょう。NetBeans のダウンロードページには7つのインストーラが用意されています。Java SE, JavaFX, Java, Ruby, C/C++, PHP そして「すべて」です。

NetBeans

「すべて」入りの NetBeans はなんでもできますがそのぶん多くのリソースを必要とします。Ruby や Rails だけやりたいのであれば Ruby を、PHP だけなら PHP を選んでインストールすることをおすすめします。追加の機能が必要になったときにまたインストールすればいいですね。

「すべて」入りのインストーラをダウンロードしてもすべてインストールする必要はありません。「カスタマイズ」ボタンを押して必要なモジュールのみ入れることができます。
NetBeans
モジュールの追加方法は以前以下に書きました。簡単に追加できますので最初は欲張らないで小さい構成からはじめましょうね \^\^;)

それでもいらない機能は無効にしておきましょう

SOA をやるには「すべて」のインストーラを選ばないといけませんが、必要ないと思った機能はどんどん無効にしていってみましょう。必要になったときに有効にしればよいです。モジュールの有効/無効は「ツール」>「プラグイン」から設定できます。
NetBeans
個々のモジュールを無効にするには右上の「無効化」ボタンを押します。

NetBeans

カテゴリごと、例えば Ruby 関連のモジュールを無効にしたい場合は右クリックでメニューを開きカテゴリ丸ごとを無効にできます。

NetBeans

バージョン管理については「NetBeans "エルゴノミクス" IDE (2) : 大きくなった IDE の問題点」でも書きましたが、CVS, Mercurial, Subversion とローカル履歴とすべてのバージョン管理を同時に使う人もそういないのではないでしょうか。使うもののみ有効にしておくのがよいと思います。

NetBeans
また一番よく使うエディタについても機能も見直してみるとよいでしょう。オプションダイアログの「エディタ」で「一般」や「ヒント」などを見て必要なもの以外は外しておくというのもひとつの方法です。
NetBeans

速いディスクを使うこと

NetBeans "エルゴノミクス" IDE (3) : 実際に比べてみた」に書いたように NetBeans は非常にたくさんのファイルにアクセスします。これは NetBeans をインストールした場所もそうですし、キャッシュを使うためユーザーディレクトリへのアクセスも重要です。このユーザーディレクトリは通常はホームディレクトリ以下に作られるので、ここが遅いのは致命的です。ホームディレクトリが共有ディスクなどリモートに置かれている場合はローカルの ディスクに切りかえて使ってもよいでしょう。一時的にユーザーディレクトリを切り替えるには --userdir オプションを使えます。
$ netbeans --userdir /tmp/my_netbeans_userdir

私のマシンは爆速だから平気!というわけではありません

メモリ、パフォーマンスやバグ以外に肥大化した IDE の悪影響については「ユーザーインタフェースの煩雑化」があります。エルゴノミクスのページにも「UI clutter」として書かれています。メニュー項目も多くなり、それらのオプションの数も増え、使いたい機能がぱっと見つからないというのも問題ですね。必要な機能を選んで NetBeans を構成してみてください。すごく快適になると思いますよ!

Thursday Feb 26, 2009

NetBeans "エルゴノミクス" IDE (4) : エルゴノミクス機能を無効にするには

エルゴノミクス機能をオフにするには wiki にも書かれていますが、インストーラで「カスタマイズ」ボタンを押し「Ergonomics」のチェックを外すか、
NetBeans Installer
インストール後や、zip 形式のものを使っている場合は <NetBeansインストールディレクトリ>/etc/netbeans.clusters ファイルの ergonomics1 の行をコメントアウトします。

参考:

NetBeans 6.7 M2 日本語版もリリースしました

NetBeans 6.7 のマイルストーンビルド2(M2)が公開されました。詳しくは大野さんのアナウンスをご覧下さい。 NetBeans 6.7 での M1, M2 までの新機能、変更点は以下を参照してください。Maven の統合、エルゴノミクスが大きな変更点でしょうか。VisualWeb JSF は標準では入っていません。 今回も日本語のビルドも用意しています。以下のページからダウンロードしてください。 またいつものように Mac OS X 用にニーモニック表示を消したメッセージファイルを用意しています。手順にしたがってインストールして ください。 問題や質問、また日本語訳の不具合等ありましたら NetBeans の日本語のメーリングリスト、mixi の NetBeans コミュニティ、twitter、またここのブログでも構いませんのでお知らせください。

NetBeans "エルゴノミクス" IDE (3) : 実際に比べてみた

ではフル機能の IDE と Java SE IDE でどれだけ違うのか、実際に試してみる事にします。Ergonomics のページにもいつくかデータが載っているのでそちらも参考にしてください。ここでは NetBeans 6.5 を使って一つの Java SE プロジェクトを開いた状態で起動してみました。

インストーラ
読み込まれた
クラスの数
(\*1)
必要とする
モジュール数
(\*2)
open()された
jar ファイル
(\*3)(\*4)
使用メモリ
(\*5)
フル機能 IDE
8,011 699
9,314
(1,962)
61,000KB
Java SE IDE
7,675 301
3,379
(784)
41,000KB

(\*1) IDE のログファイルから "Classes: loaded=" の数
(\*2) IDE のログファイルから初期化されるモジュールの数(コア以外)
(\*3) dtruss を使い NetBeans のモジュールが open() される回数
(\*4) () 内は2回目の起動
(\*5) jconsole で計測, おおよその値。MacBook, Intel Core 2 Duo 2.2 GHz, 4 GB, JDK 1.5.0_16-133


NetBeans に含まれるモジュールを対象にしています。これからみるとはやりモジュールの数や、実際にファイルを open() する数は Java SE のほうが少ない事がわかりますね。使用メモリもずいぶん少ないです。

(\*4) は同じ環境でユーザーディレクトリのキャッシュを消さずにもう一度実行した時の値です。モジュールの jar ファイルに対しての open() の回数はかなり少なくなっています。これは1度使った jar はユーザーディレクトリにキャッシュされているからですね。

参考:

Wednesday Feb 25, 2009

NetBeans "エルゴノミクス" IDE (2) : 大きくなった IDE の問題点

エルゴノミクス機能をもう少し詳しく見ていきます。wiki では以下のページがまとまったページになっていますね。ここからいくつかポイントをあげてみます。

なぜ「エルゴノミクス」が必要なのか

現在の NetBeans は機能拡張がすすみ結果として大きな IDE になってしまいましたね。NetBeans 6.0 でそれまで "アドオン" として提供していた以下のパックと呼ばれるもモジュールを IDE 本体に追加しました。また Sun Studio Creator や Sun Studio Enterprise の有償ツールの機能も統合してきました。
  • CND (C/C++)
  • Profiler
  • VisualWeb
  • UML
  • SOA
また、もともと Java 用の IDE だったわけですが、6.0 からは Ruby や Rails のサポートが加わりました。また 6.5 では PHP などのサポートが追加されましたね。
  • Ruby/Rails
  • Groovy/Grails
  • PHP
  • JavaScript
バージョン管理機能1つ見てみても、ローカル履歴を含めてインストールした状態で4つも持っていることになります。
  • Mercurial
  • Subversion
  • CVS
  • ローカル履歴
このように高機能で万能になった反面、ひとりの人が使うにはあまりにも大き過ぎる IDE になったとも言えますね。

大きな IDE の問題点

IDE 自体の機能が増えてサイズが大きくなるとどのような問題が起きるのでしょうか。ここでは「使っていない機能がもたらす悪影響」について書かれています。ここでは「フル機能 IDE」=ダウンロードページで「すべて」を選んでダウンロードした全機能入りの IDE、「Java SE IDE」=Java SE を選んでダウンロードした Java SE 機能のみ入った IDE、としています。
  • 起動時間
    フル機能 IDE と Java SE IDE を比べた場合はフル機能 IDE が 30% も起動時間が遅いのだそうです。また Java SE プロジェクトを開いた状態で起動させた場合にもフル機能 IDE のほうがプロジェクトが開いてない場合とくらべてより遅くなるみたいですね。
  • 読み込む必要のあるクラス
    機能が増えれば当然読み込む必要のあるクラスが増えてしまいます。これらがすべて使う機能に関係するクラスであればよいのですが、ほとんどは1度も使うことのないクラスだったりします。Java SE プロジェクトを開いていた場合、Java SE IDE よりフル機能 IDE のほうが 1000 以上のクラスを余分に開いているそうです。
  • バグ
    さまざまなプロバイダ/フック/リスナーがいろいろな場所に存在しそれがバグを引き起こす可能性があります。一般的な問題はメモリリークです。また特定の操作のパフォーマンスが低下したことも実際にあったようですね。
  • ナビゲーション
    多くの機能があればメニューも多くなりますね。通常のメニューやコンテキストメニューには多くの機能が追加されていることになります。また選択を変更した場合(タブの切り替えや、エクスプローラでのファイル選択の移動など)、登録してあるリスナーが多ければ多いほど多くの処理をしないといけないことになりますね。

その解決策

このページにはとても興味深いことが書いてあります、「ほとんどのユーザーは『すべて』を選んでダウンロードする」んだそうです。その「フル機能 IDE」をより速く、より小さく動かすように今回の「エルゴノミクス」機能の導入になったわけですね。

Friday Feb 20, 2009

オープンソースカンファレンス 2009 Tokyo/Spring 1日目 お疲れさまでした

オープンソースカンファレンス 2009 Tokyo/Spring 1日目、無事終了しました、お疲れさまでした。「翻訳/l10n よろず相談」ブースに来てくださったみなさんありがとうございました。明日はセミナーがあります。お時間のある方ぜひご参加ください。
講師:斎藤玲子、片貝正紀(サン・マイクロシステムズ株式会社)

明日も引き続き展示しています。「翻訳/l10n よろず相談」の展示ブースは 5F B 会場(一番奥の部屋)です。ねこび〜んが目印ですよ!

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

斎藤さんはいっぱい説明していましたね。明日はセミナー頑張りましょう!

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

OmegaT のエラリージャンクリストフといっしょに展示しています。

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

OpenSolaris の CD をゲットするのもいいですね!

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

OpenSolaris の CD は OpenSolaris ユーザ・グループで配っていますよ。5F の A 展示室入り口にブースがあります。

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

午後は寺田さんの「進化し続けるオープンソースアプリケーションサーバ:GlassFish」を聴いてきました。

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

今週はこれを入れて3つもプレゼンがあったそうで...お疲れさまでした!

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

続いて個人的には今日の目玉セミナー「エディタ/開発環境大集合」を聴いてきました。いろいろ手違いでパネリストは Eclipse と NetBeans の「IDE 組」のみとなってしまいましたが、パネリストの二人がしっかりドライブしてくれて、会場の方もいろいろ発言してくれたりととても楽しめました。

NetBeans はコミュニティから株式会社グローバルスペース岩間さんにお願いしました。快く引き受けてくれてありがとう! プレゼンは「I love NetBeans!」で始まります。

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

岩間さんは NetBeans Maven プラグインがお気に入りです。

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

そしてやっぱりねこび〜んですね!

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

Eclipse は日本電気株式会社の岩崎隆さんです。とても NetBeans に優しい方でした \^o\^

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

二人のショートプレゼンの後は会場の方からも意見をもらったりして話は進みます。

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

最後は笑顔で握手。とても仲良しな NetBeans と Eclipse ですね!岩間さん、岩崎さん、本当にありがとうございました。ハラハラもしましたが \^\^;) とても楽しかったです。

OSC 2009 Tokyo/Spring Day1

Wednesday Feb 18, 2009

コマンドラインから使う JavaFX SDK

JavaFX は NetBeans などの IDE で作業をするのが一般的で楽ですがコマンド行からもコンパイルやパッケージング、実行ができるんですね。以前 NetBeans の関係で調べていたことがありここに簡単にメモしておきます。

JavaFX のツール群

JavaFX SDK で提供されている主なツールは以下のようになっています。javafx は JDK でいうと java, javafxc は javac, javafxdoc は javadoc というように JDK とだいたい同じです。

javafx
JavaFX アプリケーションの実行
javafxc
JavaFX ファイルのコンパイル
javafxdoc
JavaFX のソースから HTML 形式でドキュメントを生成
javafxpackager
JavaFX アプリケーションを配備用にパッケージング
アプレット用 HTML, Web Start 用 jnlp の生成

JavaFX SDK のインストール場所

コマンドは JavaFX SDK をインストールしている場所の bin/ ディレクトリ以下にあります。NetBeans のプラグイン経由でインストールした場合はユーザーディレクトリ以下か、NetBeans のインストールディレクトリの javafx2 クラスタ以下にありますので探してみてください。

プラットフォーム
SDK の場所(デフォルトのインストールオプションの場合)
Mac OS X
SDK をインストールした場合:
  • /Library/Frameworks/JavaFX.framework/Versions/Current
    (/usr/bin にリンクされます)
NetBeans からプラグインをインストールした場合:
  • <ユーザーディレクトリ>/javafx-sdk
  • <NetBeans インストールディレクトリ>/javafx2/javafx-sdk
Windows
SDK をインストールした場合:
  • C:\\Program Files\\JavaFX\\javafx-sdk
NetBeans からプラグインをインストールした場合:
  • C:\\Users\\<ユーザー>\\.netbeans\\6.5\\javafx-sdk
  • C:\\Program Files\\NetBeans 6.5\\javafx2/javafx-sdk

ドキュメントは docs/ 以下にあります。ここでは簡単に説明するだけですので詳細は SDK に付いている各ツールのドキュメントを参照してください。

javafxc - JavaFX ソースをコンパイル

まずコンパイルしてみましょう。javafxc コマンドにソースファイルを指定します。javac コマンドと同じですね。
% javafxc javafxapplication/Main.fx
例えば、パッケージ javafxapplication に Main.fx があるとします。
% ls javafxapplication/
Main.fx
以下のようにファイルを指定します。
% javafxc javafxapplication/Main.fx
クラスファイルは何も指定しないとソースファイルと同じ場所に作成されます。
% ls javafxapplication/
Main$Intf.class        Main.fx      Main.class
%

javafx - JavaFX アプリケーションを実行

次に生成されたクラスを実行してみます。javafx コマンドは基本的にはクラスパスなどの設定を行なった後に java コマンドをキックしています。

先ほどコンパイルしたディレクトリから Main クラスを指定して実行します。別のディレクトリでは -cp オプションを付けてクラスパスを指定します。
% javafx javafxapplication.Main
jar ファイルの実行は javafxpackager で説明します。

javafxdoc - JavaFX ドキュメントを生成

javafxdoc を使ってドキュメントを作成してみます。この例では出力先のディレクトリに /tmp/javafxdoc を、ソースのあるディレクトリに DisplayShelf/src、そしてパッケージを指定しています。
% javafxdoc -d /tmp/javafxdoc -sourcepath DisplayShelf/src displayshelf
以下のようなドキュメントが生成されます。index.html を開いてみてください。
JavaFX Documentation
javafxpackager - 配備用にアプリケーションをパッケージング

javafxpackager はソースをコンパイルするだけでなく、特定のプロファイルにもとづいてアプリケーションの jar やアプレット用の HTML ファイル、Web Start 用の jnlp ファイルを作成してくれます。現在サポートされているプロファイルは desktop か mobile です。JavaFX 1.0.1 までは -encoding オプションが用意されていなかったため、javafxpackager をそのまま使っている NetBeans ではエンコーディングの指定ができませんでした。以下は簡単な例です。
% javafxpackager \\
        -src src \\
        -d /tmp/dist \\
        -appName DisplayShelf \\
        -appVendor 'JavaFX Samples Team' \\
        -appWidth 600 \\
        -appHeight 300 \\
        -appClass displayshelf.Main \\
        -encoding UTF-8  \\
        -p desktop \\
        -draggable
ここで使っているオプションをあげておきます。

オプション
説明
-src
-sourcepath
ソースのあるディレクトリのトップを指定します。
src/<パッケージ名>/... の構成では src からを指定します。
-d
-destination
出力先を指定します。デフォルトは実行したディレクトリ以下の ./dist になります。
-appName
デフォルトのアプリケーション名を指定します。
-appVendor
デフォルトのアプリケーションベンダー名を指定します。
-appWidth
アプレットの幅を指定します。
デフォルトは 200 ピクセルです。
-appHeight
アプレットの高さを指定します。
デフォルトは 200 ピクセルです。
-appClass
main を含むクラスを指定します。この引数は必須です。
-encoding
ソースファイルのエンコーディングを指定します。
指定しない場合は実行している環境のエンコーディングになります。
-p
-profile
JavaFX のプラットフォームを指定します。
現在サポートされているプロファイルは desktop か mobile です。指定しない場合は desktop になります。
-draggable
ブラウザからドラッグ可能なアプリケーションにします。

パッケージングされたアプリケーションを実行

プロファイルを desktop で javafxpackager を実行すると次のファイルが生成されます。<アプリケーション名> には -appName オプションで指定した名前が入ります。

<アプリケーション名>.jar アプリケーションの jar ファイル
<アプリケーション名>.html アプレット用 HTML ファイル
<アプリケーション名>_browser.jnlp ブラウザ JNLP ファイル
<アプリケーション名>.jnlp Java Web Start JNLP ファイル

Java Web Start で起動するには jnlp ファイルをブラウザで開くか javaws を使って実行できますね。
% javaws /tmp/dist/DisplayShelf.jnlp
JavaFX
アプレットもブラウザで開けばいいですね。
JavaFX
普通にスタンドアロンのアプリケーションで実行するには javafx コマンドを使って、-cp で jar を指定し、メインクラスを指定します。
% javafx -cp /tmp/dist/DisplayShelf.jar displayshelf.Main
のようにすれば実行できます。
JavaFX

Tuesday Feb 17, 2009

NetBeans "エルゴノミクス" IDE

NetBeans の trunk ビルドには Ergonomics という機能がはいっています。これっていったいなんのことでしょう? まずはどんなふうに動いているのか現時点での 開発ビルドを使ってみましょう。

起動してみる

「すべて」のインストーラでインストールした IDE です。起動するといつもに比べてメニューやツールバーのボタンの数が少ないですね。

NetBeans

どのようなモジュールが有効になっているのか、「プラグイン」で確認してみます。「プラットフォーム」や「ベース IDE」というコアな部分のモジュールのみ有効になっていることがわかります。Java をサポートするモジュールはこの時点では無効になっています。

NetBeans

プロジェクトを作成してみる

ファイルメニューから新しくプロジェクトを作ってみます。ダイアログにはすべてのカテゴリとプロジェクトのタイプが表示されます。無効になっている Java カテゴリのプロジェクトもここでは表示されます。

NetBeans

Java アプリケーションを選ぶと次の画面では Java サポートを有効にするかどうか聞いてきます。ここで「有効化」ボタンを押すと、

NetBeans

この時点で初めて Java のモジュールが読み込まれ使えるようになります。

NetBeans

Java のサポートを有効にするとだいたいいつも見ている IDE と同じになりますね。メニューも大幅に増えていつもの IDE になります。

NetBeans

プロジェクトを読み込んでみる

プロジェクトを新規に作成する場合ではなく既存のプロジェクトを読み込んでみます。プロジェクトを開く時にはどのプロジェクト かはまだわかりませんが NetBeans で開けるかどうかはアイコンで判断できます。

NetBeans

PHP のプロジェクトを開いてみます。この時は確認ダイアログは出ませんが、PHP サポートが自動的に有効化されます。

NetBeans

このようにして「使う機能を必要になった時に初めて有効化」して使うというのが Ergonomics です。

現段階では Ergonomics は Java と全部入りの NetBeans で有効になっています。Ruby, C/C++, Ruby, PHP などの単体のインストーラでインストールした場合にはこの機能は入っていません。また基本的にはモジュールは「インストール済みで無効」になっている状態ですが、インストールされていないものもあるようですね。たとえば以下のように VisualWeb のモジュールはインストールされていません。必要になったときにダウンロードされる仕組みになっているようです。

NetBeans

Thursday Feb 05, 2009

NetBeans 6.5 パッチ2、UML と Maven プラグイン

NetBeans 関係はいくつか細かいリリースが続いています。NetBeans 6.5 の2回目のパッチ、そしてアップデートセンターのいくつかのプラグインの日本語版がリリースされまた。
アップデートセンターに置かれているプラグインでは今回 UML プラグイン、Maven プラグインといくつかのプラグインが日本語化されました。メーリングリストや twitter 経由で翻訳のフィードバックをくださった方の名前をニュースレターに載せさてもらいました。ゆっちさんJanuary さん岩間さん矢野さん、ありがとうございました!助かりました!
NetBeans 6.5 を起動して最新のアップデートを確認し、インストールしましょう。NetBeans 6.5 パッチ2がインストール可能です。

NetBeans JDK bundle

UML や Maven プラグインも「ツール」>「プラグイン」でインストールできます。今回日本語になったのは以下のプラグインです。

NetBeans plugin

日本語訳や動作等おかしなことがありましたらこのブログのコメントでもかまいませんし、日本語のメーリングリスト、あるいは twittermixi のコミュニティ等でご連絡ください。
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