水曜日 6 12, 2013

楽天が東光電気製ゲートウェイでデマンドレスポンス推進

2013年5月27日に、楽天株式会社様が、Java SE Embeddedを搭載した東光電気製ゲートウェイSTiNC IIを活用し、OpenADR準拠のデマンドレスポンスを推進すると発表しています。管理・制御ソフトウェアには、米国Wireless Glue Networks社のOpenADR対応Javaアプリケーションが使用されます。プレスリリースについては以下をご覧下さい。

プレスリリース「楽天、グローバルエンジニアリングと協業し、九州電力管内でOpenADR標準対応のデマンドレスポンスを推進—東光電気、米WGN社による新たなシステムを採用

東光電気様のSTiNC IIは、Java SE Embeddedを採用したARM Coretex-A8搭載Linuxゲートウェイ装置で、1-Wire (MicroLAN)やRS-485などの本体端子で直接センサー類に接続し、標準搭載のJavaアプリケーションでエネルギー管理が行なえます。

木曜日 3 21, 2013

新しいRaspberry Pi用Java ME Embedded 3.3 (早期アクセス版)


Oracleは小型の組み込み市場への新たな取り組みとして、JavaOne 2012でJava ME Embedded 3.2を発表しました。

本日、その後継である2つのエキサイティングなリリースを発表しました:
  1. Raspberry Pi用Java ME Embedded 3.3 (早期アクセス版)
  2. Java ME SDK 3.3 (早期アクセス版)
このリリースにより、Java開発者は、豊かな機能を持つ組み込みJava MEアプリケーションを開発し、人気のRaspberry Piボード上で実行できるようになりました。この新バージョンには多くの新機能や改良点が盛り込まれています:
  • Linux Wheezy (hard float版)を搭載するRaspberry PiモデルBのサポート
  • 複数のアプリを信頼性をもって並行処理するマルチタスキングVM
  • アプリ配信・管理機能のフルサポート
  • デバイスアクセスAPIの強化。GPIO、UART、I2C、SPIで接続したデバイスにJavaから直接アクセスすることが可能に
  • ネットワークとメモリの監視ツール
  • その他、Java ME Embedded実行環境およびJava ME SDK双方でのさまざまな機能拡張

Simon Ritterのwebcast、"Java ME Embedded on the Raspberry Pi"で短い概要紹介をご覧ください。 

Java ME EmbeddedやJava ME SDKについて、さらに調べたりダウンロードするにはこちらへどうぞ。概要説明やスタートガイド、FAQ、そして完全なドキュメントも用意されています。

火曜日 2 12, 2013

スマートグリッドをよりスマートにする組み込みJava

ITmedia TechTargetジャパンにて、スマートグリッドにおける組み込みJavaのホワイトペーパー(PDF 18ページ)が公開されています。スマートメーター、コンセントレーター、ゲートウェイ、宅内ディスプレイ、スマート家電などにJavaがどのような役割を果たすかを解説しています。以下は目次からの抜粋です。

  • 新たなスマート・グリッドとJavaの役割
  • スマート・グリッドの実装に関する課題
  • ユーザー・インタフェース
  • スマート・グリッド・アプリケーションにおけるJavaとAndroid
  • リモート管理およびデバイス管理
  • ホワイトペーパー「スマート・グリッドをよりスマートにする組み込みJava」は、ITmedia TechTarget会員限定で無料でご覧頂けます。

    水曜日 9 26, 2012

    Java ME Embedded、Java Embedded Suiteリリース

    JavaOne 2012がいよいよ目前となりましたが、本日、組み込みJavaの2つの新製品が発表されました:

    Oracle Java ME Embedded

  • 製品ページ
  • プレスリリース

  • Java ME Embeddedは、リソースに制約のある小型機器に最適化された組み込みJavaプラットフォームです。CLDC + IMP-NGをベースとしており、最小わずか130 KB RAM/350 KB ROMから利用可能です。フル実装でも700 KB RAM/1.5 MB ROMで動作します。遠隔ソフトウェアアップデート機構を備え、GPIOなどに対応した独自のデバイスアクセスAPIや、XMLやWeb Service、Locationといった各種標準APIもサポートします。

    ARMベースのヘッドレスな(GUIを持たない)小型機器、例えば、M2M通信モジュール、産業用コントローラ、各種センサモジュール、個人用医療機器などでの活用が期待されています。NetbBans、Eclipseのプラグインを含むSDKが用意されており、近日中にARM KEIL開発ボード(ARM Cortex M-3)用の評価バイナリもダウンロード可能になる予定です。

    Oracle Java Embedded Suite


    Java Embedded Suiteは、組み込みJavaプラットフォームとデータベース、そしてアプリケーションサーバを1つにパッケージ化した統合ソリューションです。具体的には以下の製品が含まれています:

    • Java SE Embedded 7
    • Java DB 10.8
    • GlassFish 3.1 Embedded Profile
    • Jersey 1.11
    前述のJava ME Embeddedより大きめの機器をターゲットにしており、動作にはJava用に64MB RAMと約70MBのROM/Flash/Disk容量が必要です。M2Mのローカルデータストア、ホームゲートウェイ、テレマティクス、ネットワーク機器、医療装置などの分野で強力なソリューションになるはずです。評価用にARMv6/7 Linux版、およびx86 Linux版バイナリがダウンロード可能です(商用利用にはライセンスが必要)。

    上記2製品については、JavaOne、および併催イベントであるJava Embedded @ JavaOneで数多くのセッションやデモが予定されています。

    火曜日 8 28, 2012

    Java Embedded Community

    Java Embedded Communityは、組込み機器向けJavaプラットフォームの進化と採用を促進し、開発者が自信を持ってコラボし、導入できるようにする場です。このサイトでは、開発者や技術専門家の確固とした文化の一員となり、同様の興味や目的を持つ人々を見つけられます。各種組込みデバイスの情報、イベント情報、関連するブログ、java.netプロジェクト、フォーラムなどへのリンクが掲載されています。

    金曜日 12 16, 2011

    SE Embedded 7u2リリース

    Java SE Embedded 7u2 と 6u30 がリリースされました!
    本リリースでは、新たにPowerPCベースのCPU(e500v2, e600)への対応や、ARMv7向けのサーバJITコンパイラ(C2)のサポートも追加されています。後者によって20~40%のパフォーマンス改善が確認されています。また、7u2からlibattach.soがJava SE Embeddedに含まれるため、jmapjstackのようなトラブル解析のために便利なツールが利用可能になります。

    Download
    もっと詳しく

    金曜日 7 29, 2011

    組込み向けJava SE 7も同時リリース

    7/28のJava SE 7リリースと時を同じくして、Java SE for Embedded 7もリリースされました!
    Press release: Oracle Announces Availability of Java SE 7


    5年ぶりのメジャーアップデートであるJava SE 7自体については、あちこちで語られているので他に譲るとしまして
    組込み向けリリースでも大きな特徴である、

    • Java言語仕様の変更(JSR334: Project Coin)
    • 動的言語対応の強化(JSR292: InvokeDynamic)
    • Fork/Joinフレームワーク(JSR166y)
    • New I/O API (NIO.2)

    が、もちろん対応されています!
    現時点でのサポートプラットフォームとして、Linux ARMv5, v6, v7とLinux/x86向けのバイナリが提供されています。

    ただし、フットプリントを半減(30MB程度)にするために、Java SE Embedded 6と同様にいくつかの制限を設けています

    • サーバ向けJIT(C2)非搭載
    • Garbage First GC (G1)非搭載
    • ARMv7向けのHeadfulリリースでOpenGL非サポート
    • コードキャッシュの予約サイズ(ReservedCodeCache)は32MB **将来リリースで改善予定

    今後は、組込みデバイス向けのSEも、最新のJava SEと同期してリリースされていくので、
    ARMなどのユーザにとっても使い易くなりますね ;-)


    ところで、以前のエントリーでも案内したフリーで隔月のオンラインマガジンJava Magazine初号が発行されました!

    Java SE 7はもちろん、ブラジルのBlogo TVでの組込みJava採用や、JSF 2.0の中でFlex, JavaFXを使う記事、Java MEでJSR211: CHAPI APIを扱うマニアックな記事、またScalaに特有のオペレータオーバーロードや末尾再帰最適化、Traits、パターンマッチなどのJavaに無い機能をJVMがどのように扱うか、など面白い記事が満載なので必見です☆


    水曜日 7 20, 2011

    Java SE Embedded v.s. Java ME Embedded

    Java SE EmbeddedとJava ME Embedded (OJEC: Oracle Java ME Embedded Client)のベンチマークを比較しました。
    過去のエントリーで、Java SE EmbeddedがJava SE 6互換でフットプリントを半分程度に削減したバイナリリリースであり、一方OJECはJava ME CDC1.1ベースに整理したバイナリリリースであるとポストしてきました。求められるRAM/ROMサイズもJava SE Embeddedは32~64MB/37~46MB以上に対して、OJECは8MB/5MB以上で、それぞれが別々のデバイスをターゲットにしている事も明らかです。

    実はパフォーマンスの点では、両者には目立って大きな差は出てきません。Java EGBUチームでも、確認すべくBeagleBoard-xMとGuruPlugを使ってEmbedded CaffeinMark 3.0GrinderBenchでベンチマークテストを実施してみました。

    スペックは以下の通り

    Java SE Embedded 6u25
    Oracle Java ME Embedded Client 1.0 

    【GuruPlug】
      CPU: ARMv7 Cortex-A8 1GHz
      RAM: 512MB
      OS: Debian GNU/Linux sheevaplug-debian
        2.6.32-00007-g56678ec  

    【BeagleBoard-xM】
      CPU: ARMv5 1.2GHz
      RAM: 512MB
      OS: Ubuntu 11.04 GNU/Linux omap 2.6.39-x1



    結果は、それぞれ以下の通りになりました
    Embedded CaffeinMark(上グラフ)のStringテストでは、String Cache Optimizationの効果により、OJECの方で非常に高いスコアが計測されています。その一方で、Floatテストについては、ARMv7用のSE EmbeddedのみがHard Float対応のため、BeagleBoard-xMの場合では高いスコアが出ています。
    全体的な平均スコアを比較するとEmbedded CaffeinMarkでOJECが16~26%程度、GrinderBenchで12~15%程度高いスコアが出ている事が分かります。CDC素晴らしいですね:-)
    GrinderBench(下グラフ)では、なぜかSE EmbeddedでもOJECでも、GuruPlugの方がBeagleBoard-xMよりも高いスコアが出ています。テストプログラムはコア数よりもクロック数が支配的な実装なのでしょうか・・・。別の機会に、もう少し踏み込んで考察してみようと思います!今回はこれまで。

    水曜日 6 08, 2011

    SE Embeddedの30分トレーニングビデオ

    Marvel社のプラグコンピュータや、GlobalScale社のSheevaPlugの上に
    SE EmbeddedをインストールしてTomcatを動かすデモが公開されています。

    最初のビデオは、6:56まではEmbedded Javaの導入やプラグコンピュータの説明です
    それ以降で、SE Embeddedをダウンロードしたり、ランタイムが30数MB程度だという事を確認したりしてますね。

    後半のビデオは、NetBeansで開発したGUIアプリケーションを、そのままプラグコンピュータへコピーして動かしたり
    デバッグ実行してNetBeansのデバッガからリモート接続したり、JConsoleを接続してプロファイル情報を見たり
    要するに泥臭い組み込み開発じゃなく、デスクトップJava開発と同じように組み込み開発できますよー、というビデオかな。

    それにしてもプラグコンピュータって日本じゃ手に入らないんですかね?
    Javaチームでも今頃注文したんですが、いつになったら届くことやら・・・:-(

    金曜日 3 18, 2011

    Java SE Embedded 6u21

    Java_clr_hori.gif

    駐車メーターからネットブックまで、同じJavaプラットフォームが使える事を知ってましたか?

     オラクルが2010/11にリリースしたJava SE Embedded 6u21を使うと、ARM、PowerPC、x86ベースの組込みデバイス上でも、デスクトップやサーバ向けのJava SE環境と完全に同等の機能が使えるようになります。Java SE Embeddedは、組込みデバイス向けにJava SEを最適化し、フットプリント最適化、Disk/ROM/Flashサイズ削減、起動時間短縮、電力消費削減を達成できるリリースです。このEditionでは、ディスプレイ、キーボード、マウスの無いヘッドレスデバイス向けのフットプリントを抑えたオプションが提供されています。また、JREからもヘッドレスに不要なAPI、オプションAPI、各種ツール類、キャラクタ変換、サーバー向けJITが取り除かれ、通常のJava SEに比べ1/2以下(30MB以下)のフットプリントを達成しています。

     本リリースでの大きな新機能はARMv7マルチコアサポートです。マルチコア機能によってARMベースの組込みシステム上でも、バックグラウンドのJITコンパイルやパラレルGCが実現できるようになりました。他にも次のような新機能がサポートされています。

    • Java SE 6互換
       豊富な機能とAPIセット、拡張機能やバグフィックスを含むJava SE 6u21と同期したリリース
    • マルチコアサポート
       ARM, PowerPC向けのマルチコアサポート追加 (x86は全バージョンからサポート)
    • プラットフォームサポート追加
       Power Architecture e500v2
    • パフォーマンス改善
       Java SE 6で搭載されたC1レジスタアロケータで、全てのプラットフォーム上のCaffeinMarkベンチマークで20%以上の性能向上し、Android 2.2 Froyoとの比較では2倍程度のベンチマーク性能(CaffeineMark 2.15x; kBench 2.5x; SciMark 1.9x)
    【参考リンク】
    Java SE Embedded @OTN
    Multi-Core and More @David Therkelsen's Weblog
    Java SE Embedded Refreshed @Jim Connor's Weblog
    Java SE Embedded Performance Versus Android 2.2

    About

    日本オラクルのエンベデッドJavaチームから、最新情報をお送りしていきます。

    Search

    Archives
    « 4月 2014
      
    1
    2
    3
    4
    5
    6
    7
    8
    9
    10
    11
    12
    13
    14
    15
    16
    17
    18
    19
    20
    21
    22
    23
    24
    25
    26
    27
    28
    29
    30
       
           
    Today