StarSuite で配付資料を PDF にするには

先日まで、StarSuite にてプレゼンテーション資料を作って PDF として公開するときは、StarSuite のファイルメニューにある「PDF としてエクスポート」を利用していました。この場合、出力される PDF ファイルはスライド形式、つまり紙 1 ページにスライド 1 ページのものとなります。スライドショーなどで使用するにはこれでよいのですが、印刷される可能性のある配布形式として考えると、2 段組 (2 in 1、2up などとも呼ばれます) で表示される PDF を作成できるとより実用的です。

いろいろネットで調べてみたところ、あるバージョンの OpenOffice は標準で PDF コンバーターを持っているらしいと記載があったのですが、うまく動作したりしなかったりするような情報があり、どうしたものかと思っていました。ところが、StarSuite に詳しい方から「StarSuite のプリンタ設定で 標準の PDF コンバーターを登録すれば配付資料も PDF にできる」と聞きまして、ちょっと試してみたところうまく動作しました。以下、調べた範囲での設定方法となります。

  • 環境: StarSuite 8
    • 7 も同様。6 は未確認
  • OS : Solaris 10 または Nevada (Solaris Express)
    • でないと GhostScript が標準で入っていない
  • 設定方法
    1. 起動メニューなどから StarSuite のプリンタ管理を選択するか、<starsuite_install_dir>/program/spadmin コマンドを実行
    2. 新しいプリンタボタンを押す
    3. PDF コンバータの設置を選択
    4. 標準ドライバを選択
    5. コマンド行として以下を入力
      1. /usr/sfw/bin/ps2pdf - "(OUTFILE)"
    6. PDF ターゲットディレクトリは、デフォルトの PDF ファイル出力先 (省略可)
    7. PDF コンバータの名前を入力 (任意)
    8. 完了

これで StarSuite の印刷メニューから PDF コンバータを選択できるようになります。配付資料を 2 段組で作成し、配付資料を印刷する印刷先として PDF コンバータを選択すると、2 段組の PDF ファイルが作成されます。印刷時に「ファイルに出力」を選ぶと出力 PDF ファイル名を決めることができますが、選ばないと「現在編集中のファイル名.pdf」という名前になるようです。

フィルタとして ps2pdf を使うと PDF v1.2 となります。ps2pdf12 でも同様です。v1.3 にしたい場合は、フィルタのコマンドを ps2pdf13 に置き換えることで可能です。また、

/usr/sfw/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=pdfwrite -sOutputFile="(OUTFILE)" -

のように gs に直接オプションを渡すと細かい制御もできそうです。最後のハイフンは忘れないように注意してください。

実は私がこの 2 段組 PDF を作成したのは、先日掲載のこの 2 資料が最初です。

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