Solaris 10 on SPARC の bootable DVD を Solaris 10 で焼く

Custom JumpStart などを使用して Solaris 10 のインストールを自動化・カスタマイズする方法は、主にインストールサーバーに設定をしてネットワークインストールで行う方法が主です。というか、マニュアルにはそれしか記載されていません。かなり前に Custom JumpStart をカスタマイズした CD-ROM から行うという BluePrint が公開・発売されていたのですが、DVD に対応した方法は記載されていませんでした。ここでは、いろいろ試行錯誤して現状うまく動作している手法を記載しようと思います。正式にマニュアル化されていないので、動作保証やサポートにつきましては、無保証・ノーサポートとなります点ご注意ください。

  • 用意するもの
    • Solaris 10 が動作している DVD ドライブ付き SPARC プラットフォーム機。SPARC プラットフォーム機に DVD-ROM ドライブしかついていない場合は、Solaris 10 on x86 が動作している DVD を焼けるドライブがついたマシン (例えば Solaris 10 をインストールした DVD コンボドライブ付き PC) が必要
    • Solaris 10 on SPARC の DVD
    • 私の方で実際に試したのは Solaris 10 6/06 と 11/06 だけです。
  1. OS DVD の吸い出し
    • OS DVD を SPARC マシンの DVD ドライブに入れる。以下全て root で実行。
    • mkdir /bb
    • mkdir /s1
      • miniroot をここに格納
    • cd /cdrom/cdrom0
      • 0 でないこともある
      • svcs volfs で removable media の volume management が動作していればこのようなパスに DVD の内容がマウントされる
    • find s0 -depth -print | cpio -pdmc /
      • /s0 ができる。Solaris 10 packages (Product ディレクトリ内など) を格納
      • または、
        • cd /cdrom/cdrom0/s0/Solaris_10/Tools
        • ./setup_install_server /s0
      • / の容量に注意。Solaris 10 11/06 の場合 5GB 程空き容量が必要。
    • tar cf /s1.tar s1
    • du -sh s1
      • s1 の容量確認
    • mkfile ???m /bb/s1
      • du で表示された容量に +25MB ほどしておく
        • /bb/s1 というファイルに UFS ファイルシステムを構築する分の容量が使用されるので
      • Solaris 10 11/06 は 143MB だったので 168m を引数として指定
    • lofiadm -a /bb/s1
      • 以下、ここでの出力が /dev/lofi/1 であったとする
    • newfs /dev/lofi/1
    • mount /dev/lofi/1 /s1
    • cd /
    • tar xf /s1.tar
      • /bb/s1 を loopback mount して UFS を構築した上に DVD の s1 の内容を展開
    • cd /bb
    • ls -l /vol/dev/aliases/cdrom\*
      • DVD ドライブの c?t?d? を確認
    • svcadm disable volfs
      • または /etc/init.d/volmgt stop
    • foreach i (2 3 4 5 6)
      • dd if=/dev/dsk/c?t?d?s${i} of=s${i} bs=512
    • end
      • foreach を使うのは csh の場合
    • 2560+0 レコードずつ読み書きされる
    • svcadm enable volfs
      • または /etc/init.d/volmgt start
  2. /s0 内と /s1 内のカスタマイズ (省略可)
  3. miniroot をファイルにする
    • cd /
    • umount /s1
    • lofiadm -d /dev/lofi/1
  4. DVD イメージ作成
    • cd /bb
    • mkisofs -R -J -V test -D -ldots -l -B s1,s2,s3,s4,s5,s6 -o test.iso /s0 (長いけど 1 行で入力)
      • test.iso を置くディレクトリの空き容量に注意。5GB 程必要。
      • -V test でボリューム名を指定。Solaris の vold が /cdrom 以下のマウントディレクトリ名として使用する
  5. 焼き
    • growisofs -dvd-compat -Z /vol/dev/aliases/cdrom0=test.iso (長いけど 1 行で入力)
    • SPARC マシンに DVD を焼けるドライブが無い場合は、別の Solaris 10 マシンにこのファイルを転送して同じコマンドで焼ける。SPARC でも x86 でも可。逆に x86 で作成したイメージを SPARC で焼いてもよい。
    • 4.7GB と書いてある DVD-R の容量は 2298496 blocks (2048 を掛けると 4,707,319,808 なので多分これがバイト数) なので、カスタマイズなどによりこのサイズを越えると DVD-R に焼けない。
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