OTN 技術記事紹介 (1)

OTN の Solaris 技術記事紹介 (1)

オラクルのサーバ/ストレージ関連の技術記事が OTN (Oracle Technology Network) で一般公開されていますが、サーバユーザや Solaris ユーザに必見の記事の見どころを簡単に紹介していきたいと思います。第1回目は、先月公開された以下の記事になります。

How to Set Up a MongoDB NoSQL Cluster Using Oracle Solaris Zones by  Orgad Kimchi

MongoDB というオープンソースの NoSQL とよばれるデータベース(ドキュメント指向データベース)を Solaris x86 サーバで展開する方法を紹介する記事になります。Solaris ユーザへの見どころをまとめると以下の通りです。

  • Solaris Zone の有効利用の解説と設定方法
  • Unix 標準の NTP (Network Time Protocol) の利用と設定方法
  • SMF (Service Management Facility) を利用したサービス管理の設定の例
  • DTrace を使ったトレースの例

MongoDB (クラスタ)のセットアップの紹介を通じて、Solaris 10, 11 の主要の管理機能の具体的な設定方法を理解できるという内容ですので、他のアプリケーションを Solaris サーバ上に展開する際にも、有効なヒントになると思います。

以下は、Solaris 11 or Solaris 11.1 以降の新機能の紹介も含まれますが、MongoDB との好相性という点で、特に必見のポイントとして紹介されています。

MongoDB cluster と Solaris Zone 

MongoDB の特徴としてデフォルトで、Reprecation といわれる 冗長化/フェイルオーバーの機能が備わっていますが、この MongoDB クラスタを仮想化によって実現するには、Solaris Zone は好相性といえるようです。

  • データベースのクラスタ/冗長化は、圧倒的なディスク容量が必要となりますが、Zone の ZFS クローンによる冗長化を使えば、最低限のディスク資源の冗長化で実現できます。スレーブやバックアップののノードは更新分だけ資源を確保できれば同期に十分対応できます。しかも、わずか数分で別ノードのクローンを作成することができます。
  •  MongoDB は、"memory-intensive" のようで比較的大きい実メモリが要求されますが、これは Solaris Zone の "capped-memory"  のリソース指定で Zone で実現したノードに必要な実メモリの確保を指定できますので、これで対応できます。

SMF による MongoDB のサービス管理

MongoDB クラスタのファイルオーバー時のノード切替や、各ノードでの自動起動や自動停止など、SMF を利用すると、Solaris 上で一貫したサービス管理が可能となります。SMF を利用するため MongoDB のためのマニフェストを記述することはあまり慣れない作業となりますが、Solaris 11.1 以降に追加された、svcbundle(1M) を使えば比較的容易にマニフェスト作成が可能になります。尚、svcbundle(1M) の使い方については、こちらの記事でも詳しく紹介されています。

ということで、もしご興味があれば、ぜひ本編の記事の方を覗いて見てください。 

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