Oracle Database UPGRADE Central 独自ソリューションと組み合わせたアップグレードがシステムコストの最適化に貢献

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

OracleデータベースとSUNのハードウェアを組み合わせたシステムの構築・導入に豊富な実績を持つ伊藤忠テクノソリューションズ株式会社では、アップグレードによって単なるバージョンアップにとどまらない、さまざまなメリットが提供できるという。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
保守・運用サービス事業グループ
ソフトウェアサービス本部
データベースサービス部
DB&OSSサービス課 課長
西裏 岳央 氏


伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
保守・運用サービス事業グループ
ソフトウェアサービス本部
データベースサービス部
DB&OSSサービス課
鈴木 純人 氏


アップグレードへの取り組み
 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下CTC)ではシステムのアップグレードを、構築フェーズと保守運用フェーズをつなぐブリッジであると定義し、サービス提供における重要なフェーズであると位置づけている。
 「システムにはハードもソフトもサポート終了という局面がある。
まさに今、アップグレードというテーマに直面されているお客様も少なくない」と西裏氏はいう。

 古いシステムは例えばハードならパーツの在庫切れ、ソフトにしても新しいパッチがリリースされないなど、その保守レベルは年々低下せざるを得ない。ユーザーにしてみれば同じ料金を払っているのにサービスレベルが下がることになってしまうし、コストメリットが享受できないということにもなってしまう。
 「そうならないためにも、システムのアップグレードはとても重要なテーマ」と鈴木氏もいう。

 OracleデータベースとSUNのハードウェアを組み合わせたデータベース基盤を中心とするシステムの構築・導入の実績を豊富に持ち、保守・運用についても注力してきた同社では、アップグレードや移行というキーワードでの問い合わせも増えており、「アップグレードに関するQAは割合にして全体の約15%までになっている」(鈴木氏)という。
 特に運用管理に関する機能の問い合わせも急増しているそうで、「運用管理面で新しい機能を実装するOracle Database 11g Release 2へのお客様の興味・関心の高まりを感じる」(西裏氏)。

 このような現況に対し、CTCではアセスメントとアップグレード提案を無償で提供する「Oracleアップグレードアセスメントサービス」というメニューを用意している。
 Oracle Database 8iから10gまでのOracleデータベースを使用しているユーザーに対して、システムの現状を把握し、課題を抽出した上で Oracle Database 11g Release 2へのアップグレード提案を行なうという内容だ。

アップグレード事例~独自ソリューション「DBPool」を活用
 アップグレードにはさまざまなメリットがあるが、運用コスト削減を追求する手段としても有効だと西裏氏らは主張する。「アップグレードを通じ、複数のシステムを統合することで運用フェーズにおけるコストは削減できる」(西裏氏)。
 そのために活用できるのが、CTC独自のソリューション「DBPool」だ。

 これはOracleデータベースに実装される「Oracle Real Application Clusters」(以下、Oracle RAC)のグリッド技術とNetAppのストレージ仮想化技術を融合したデータベース基盤ソリューションで、Oracle RACの可用性を高めるとともに、運用環境の変化に柔軟に対応しながらシステム全体を最適化できるというもの。
 「DBPool自体は2005年から展開しているデータベース統合ソリューションで、導入実績も豊富。インフラを含め、導入後の運用フェーズまで見据えたソリューションを提供できることがCTCの強み」(鈴木氏)という。

 さらにCTCはテクニカルソリューションセンター(TSC)という国内でも屈指の検証設備を保有している。
 さまざまなハードウェア、ソフトウェアはもちろん、各種ミドルウェアや負荷装置や測定器など豊富なリソースを配備しており、実機を用いた検証が可能だ。「アップグレードにはいろいろな手法がある。
 その中のどれがユーザー要件にはまるのか、またどのようなリハーサルをすれば効率よくアップグレードできるかなど、さまざまなノウハウが必要。弊社にはTSCを通じてそのノウハウが集積されている」(西裏氏)。

 「DBPool」を活用したアップグレードはもちろん、限られた時間内でデータ移行とOracle RACのノード追加という2つの要件の同時並行実施など、難易度の高いアップグレード案件を成功させてきたのも、CTCならではのリソースとノウハウを十分に活かした成果といえるだろう。

今後の取り組み~Oracle Database 11g Release 2の新しい機能に期待
 運用管理機能が充実しているとOracle Database 11g Release 2を評価する西裏氏らだが、中でもパフォーマンスの高速化をサポートする機能には注目しているという。

 「SSDのキャッシュを使ってI/O処理を高速化する機能と、Oracleデータベース自体の機能を組み合わせることで、ハードとソフトの両面からデータ処理を高速化できる。お客様にTSCで実機を利用し試していただいて、どれほどパフォーマンスが上がるのか体感していただく取り組みをスタートさせる予定」(鈴木氏)と説明する。
 他にもOracle RACのノードのメモリ空間を活用し、パラレルでデータ検索処理を行なうなど、Oracle Database 11g Release 2の新しい機能を応用し、システムのパフォーマンスを高速化するソリューションを拡充していくそうだ。

 最後に、西裏氏は「アップグレードにはシステムのパフォーマンスだけでなく、IT投資の効果やビジネス効率などさまざまなものを最適化、最大化させる。このメリットは大きいはず」とした上で、CTCならDBPoolをはじめとするインフラ基盤やハードウェアの刷新とTSCでの入念な検証を合わせ、運用効率化までを見据えた確実なアップグレードを行なうことができ、併せてCTCが保有するデータセンターの活用やアップグレード後のシステム運用管理サービス「RePlavail」や「ECavail」、「DMS4O」を組み合わせた最適なプランを提供できると強調した。

伊藤忠テクノソリューションズ提供のソリューション
設計・構築・運用のトータルサポートソリューション「DB Pool」
データウェアハウスの検索パフォーマンスを高速化「Oracle Exadata」
仮想化統合基盤を最適化し統合効果を最大化する運用サービス「RePlavail(リプラベイル)」

Comments:

Post a Comment:
Comments are closed for this entry.
About

Twitter
Facebook

Search

Recent Posts
Archives
« 4月 2014
  
1
2
3
4
5
6
7
9
10
11
12
13
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   
       
Today