X

An Oracle blog about Oracle Coherence

Coherence 12.2.1 リリース

Coherence の最新バージョン12.2.1 がリリースされました(リンク)。主な新機能/改善機能は以下の通りです。

  • リソース効率化
    • ヒープ外メモリを利用したキャッシュ領域の拡大: 従来からある Elastic Data 機能(透過的にヒープ外の領域[メモリおよびディスク]を利用して大容量データを管理する機能)に、ヒープ外メモリのみを使う(ディスク出力を起こさせない)モードがい追加されました。これはJavaヒープをそれほど大きく確保しなくても大容量のキャッシュ領域を確保できるため、GC影響を受けないアプリケーションメモリ環境を実現できます。
    • マルチテナント対応: WebLogic 12.2.1 と同様に、一つのJVM内でリソースを使い分けて、同じアプリケーションを複数のテナントに分割して利用できるモードが追加されました。
  • 運用自動化・効率化
    • Persistence: メモリ内の情報およびステートをディスクに出力またはディスクから復旧するオプションが追加されました。
      これにより、より強固な信頼性を確保し、Coherence 内の領域をシステムの記録域として完全に利用できるようになります。
      また、キャッシュデータのバックアップ/リカバリとしても利用できるため、クラスタ再起動時の復旧時間の短縮にも活用できます。
    • Federated Cache: 複数のCoherenceクラスタをさまざまな設定でレプリケーションできるようになりました。既に稼働実績のある機能で、BCP/DR 目的で利用したり、各拠点でそれぞれに更新されるデータの競合解決をしながら同期化する仕組みとして利用いただけます。
  • 開発生産性
    • Java8 コーディング規約対応: ラムダ式やストリームに対応したCoherence API が用意されました。
  • 機能強化
    • セキュリティ強化: Coherenceへのアクセスするクライアントへ認可する操作の制限を行うことができます。たとえば、あるクライアントは読み取りのみ、というようなことが可能になります。
    • REST経由でのイベント通知: REST API経由でもサーバーサイドイベントを検知できるようになりました。Web経由でのPush型イベント通知ができるため、よりアクティブでデータ不整合のないアプリケーション実現が可能になります。
まだ英語のみですが、最新のドキュメントも参照いただけます(こちら)。

Be the first to comment

Comments ( 0 )
Please enter your name.Please provide a valid email address.Please enter a comment.CAPTCHA challenge response provided was incorrect. Please try again.