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Yoshiyuki Obayashi

Recent Posts by Yoshiyuki Obayashi

SPARC T4 サーバー省電力機能

節電や電力消費をおさえるといったことが関心事となる昨今、劇的な性能向上を果たし、現在非常に注目が集めている SPARC T4 サーバーでも省電力機能が利用可能です。設定は非常に簡単。T4 サーバーのもつ SP(Service Processor) である ILOM から -> set /SP/powermgmt policy=elastic とするだけ。実は通常サーバー出荷時には電力モードがパフォーマンスモードと呼ばれるモードで届くのですが、上記コマンドによりそれを節電モードとするエラスティックモードへと変更します。ILOM の /SYS/VPS/history/0 からサーバーの消費電力を確認できるのですが、下記は実際に SPARC T4-1 で OS のみが動作しているときにパフォーマンスモードからエラスティックモードにした場合の時間経過と消費電力値の推移です。表示は 日付 時刻 = 消費電力値(W)のようにリストされています。 Mar 26 12:04:54 = 294 Mar 26 12:03:53 =...

リック・ヘザリントン サイン入り SPARC T4 CPU チップ

昨年(2011年)12月の話になりますが、「SPARC T4 ディープ・ダイブ~ここだけで聞ける詳細情報~」 というセミナーが開催されました。このセミナーでは SPARC T4 CPU の開発責任者のリック・ヘザリントンが来日し登壇しました。写真は、リック本人からこのセミナーの際にいただきましたサイン入り SPARC T4 CPU になります! SPARC T4 CPU の仕様 8 個の SPARC V9 S3 コア 64 スレッド (1コアあたり8スレッド) クロック周波数: 2.85GHz および 3.0GHz コアあたり暗号ストリーム処理ユニット搭載 コアあたり 16KB のデータ・キャッシュと 16KB の命令キャッシュ コアあたり 128KB L2 キャッシュ コア共有の 4MB L3 キャッシュ CPU に 2 x メモリコントローラーユニット内蔵 (1 CPU あたり最大 16 DDR3 DIMM メモリをサポート) CPU に 2 x 10Gb Ethernet ネットワークインタフェースユニット内蔵 CPU に 2 x PCI...

SPARC T4 CPU の劇的な性能向上

昨年 2011 年 9 月に SPARC T4 CPU とそれを搭載した SPARC T4 サーバーラインナップが発表されました。 過去 SPARC T シリーズといえば、マルチコアかつマルチスレッドで比較的軽いワークロード を大量に処理することを得意としていました。したがって、用途としては、Web 層や アプリケーション層での利用が想定されていました。しかしながら、今度の SPARC T4 は これまでの SPARC T シリーズの傾向とは異なるようです。引き続きマルチコアかつマルチスレッドでありながら、現代の高性能 CPU コアには あたりまえとされるアウトオブオーダー実行、二重命令発行、ハードウェア・プリフェッチ 等といった機能に加えて、さらにダイナミック・スレッディングと呼ばれる SPARC T4 ならではの機能を搭載しています。この結果 SPARC T3 CPU と比較して、シングルスレッド 性能が 5 倍に、浮動小数点演算の性能が 7 倍に向上し、Web 層、アプリケーション層だけでなく、データベース層での OLTP...