木曜日 5 24, 2012

NetBeans 7.2 Beta を公開しました

NetBeans 7.2 の Beta 版を公開しました。今回のリリースでは大幅なパフォーマンスの改善と Java エディタの多くの新機能を提供します。その他にも Scene Builder とのインターオペラビリティ、複数の PHP フレームワークのサポート、Groovy サポートのアップデート、そして Java EE、Maven、C/C++、NetBeans Platform にも多くの強化点があります。

7.2 に関する詳細、ダウンロードは以下をご覧下さい。
デフォルトの状態で日本語になっていますが 7.1 の翻訳を現在使っています。英語で表示される UI は変更されたところ、新規に機能が追加されたところとご理解下さい。7.2 正式リリースまでにはすべての翻訳が入る予定です。

リリースハイライトを簡単に訳してみます。

パフォーマンス

  • プロジェクトスキャンはバックグランドで実行されるようになりました。エディタやナビゲーションをブロックしなくなりました。
  • プロジェクトスキャンのスピードの向上
  • リモートファイルシステム上でのパフォーマンスの向上


Java

  • FindBugs サポート
  • TestNG テストフレームワークのサポート
  • 新しいリファクタリングとヒント
  • Maven サポートの強化
  • デバッガの強化
Refactoring in NetBeans IDE 7.2

Java EE

  • Oracle Public Cloud と Amazon Elastic Beanstalk のサポート
  • Java Persistence の名前付クエリと JPQL 文のコード補完
  • EJB と CDI のエディタヒントの追加
  • JSF コンポーネントスイートのサポートを強化
Cloud Support in NetBeans IDE 7.2

JavaFX

  • Scene Builder とのインターオペラビリティ
  • FXML と JavaFX CSS サポートの強化
  • FX-in-Swing プロジェクト
  • WebStart とブラウザでのインスタント実行用のデフォルト構成
  • プロジェクトの自動更新と JavaFX SDK/RT の自動検出の改良
JavaFX Support in NetBeans IDE

PHP

  • PHP 5.4 のサポート
  • PHP 編集: Fix Uses アクション、アノテーションサポート、Neon と Apache Config ファイルのサポートなど
  • Symfony2、Doctrine2、ApiGen フレームワークのサポート
  • FTPリモートとの同期
  • Hudson上での PHP プロジェクトの実行
PHP Support in NetBeans IDE 7.2

Groovy and Grails

  • スキャン、コード補完、型へ移動アクションのスピードの改良
  • Groovy のバージョンを 1.8.6 にアップデート
  • コード補完、エディタヒントの強化
Groovy Support in NetBeans IDE 7.2

C/C++

  • 新しい C++11 スタンダードに対応
  • gdb の prity-printing、ウォッチポイント、キャッチポイントのサポート
  • 利用状況の部分、増分検索
  • パースのパフォーマンスとメモリー使用の改良
C++11 Support in NetBeans IDE 7.2

NetBeans Platform

  • ウィンドウのタブの位置を設定可能に
  • タブコントロールのカスタム実装のサポート
  • ナビゲータパネルを登録するための @NavigatorPanel.Registration アノテーション
  • コマンドラインオプションを登録するための @Arg アノテーション
  • フィールドでの @NbBundle.Messages アノテーションの利用
NetBeans Platform Windowing System

その他

  • Subversion 1.7 ビルトインサポート
  • 「プロジェクト内を検索」機能の強化
  • ユーザーディレクトリとキャッシュディレクトリのデフォルト場所の変更
  • Windows での 64-bit ランチャー
Improved Find in Projects in NetBeans IDE 7.2

NetBeans に関してなどありましたらぜひ以下までお知らせください。

水曜日 2 01, 2012

NetBeans で rJava を使う

NetBeans で rJava を使う方法をまとめておきます。Windows 7 上の NetBeans 7.1, JDK6u30 で確認しています。

R, rJava について参考にさせていただいたのは以下のエントリです。コードのサンプルも同じにしてあります。

1. R, rJava のインストール

上記のサイトにしたがってインストールしてください。私の環境では以下にインストールしました。
  • C:\R\R-2.14.1

2. 環境変数の設定

「システムのプロパティ」を開いて「詳細設定」タブ、「環境変数」ボタンを押して PATH の最後に以下を追加しました。x64版を使っているので x64 が付いていることに注意してください。

  • C:\R\R-2.14.1\bin\x64\;C:\R\R-2.14.1\library\rJava\jri\x64\


この時点でコマンドプロンプトを開いてパスが正しく通っているか確認してください。 「r」とタイプして R が起動できるかどうか確認してみてください。

3. NetBeans を起動
4. NetBeans で Java アプリケーションプロジェクトを作成
5. コードを作成
6. jar の追加
プロジェクトのプロパティーダイアログの「ライブラリ」カテゴリで「コンパイル時ライブラリ」に

  • C:\R\R-2.14.1\library\rJava\jri\JRI.jar

を追加

7. java.library.path の設定
プロジェクトのプロパティーダイアログの「実行」カテゴリで「VM オプション」に

  • -Djava.library.path="C:\R\R-2.14.1\library\rJava\jri\x64"

を追加

8. ツールバーの「プロジェクトを実行」ボタンを押して実行
出力ウィンドウにエラーが出なければ OK です。6.0 と出力されています。

java.library.path の指定が間違っていた場合はどのようなエラーが出るでしょうか。試しに存在しないパスを指定してみました。もしこのようなエラーが出たら java.library.path を確認してみてください。
run:
Cannot find JRI native library!
Please make sure that the JRI native library is in a directory listed in java.library.path.

java.lang.UnsatisfiedLinkError: no jri in java.library.path
	at java.lang.ClassLoader.loadLibrary(ClassLoader.java:1738)
	at java.lang.Runtime.loadLibrary0(Runtime.java:823)
	at java.lang.System.loadLibrary(System.java:1028)
	at org.rosuda.JRI.Rengine.(Rengine.java:19)
	at rsample01.JriTest.main(JriTest.java:13)
Java Result: 1
構築成功 (合計時間: 0 秒)

9. 「プロジェクトを構築」して jar を作成

NetBeans 上ではなくコマンドプロンプトで実行したい場合は NetBeans 上で jar を作成します。出力ウィンドウには以下のように表示されます。

  • java -jar "C:\Users\mkatakai\Documents\NetBeansProjects\RSample01\dist\RSample01.jar"

これをコマンドプロンプトで実行します。

以上です。

何かありましたらぜひ教えてください。

火曜日 1 31, 2012

NetBeans 7.1 + ねこび~ん

NetBeans 7.1 のリリースも金内さんねこび~んの背景画像を作っていただきました!

金内さん、いつもありがと~!






木曜日 12 22, 2011

NetBeans 7.1の正式リリースは来年1月に

にもあるように NetBeans 7.1 の正式リリースは来年1月に変更になりました。正式リリースまでは引き続きリリース候補版を使っていただき何か問題などありましたらぜひ以下までお知らせください。

木曜日 12 15, 2011

NetBeans 7.1の新機能紹介(7): 新しいコマンド行オプション

NetBeans 7.1 の新機能をリリース情報NewAndNoteworthyNB71 ページからピックアップするシリーズ、今回は起動オプションについてみていきます。

新規に追加されたのは、
  • プロジェクトグループ関係
  • キャッシュディレクトリ
です。

今までのオプションも併せて表にしてみました。


オプション名
説明
--open-group プロジェクト名
名前でプロジェクトグループを開く
--close-group
開いているすべてのプロジェクトグループを閉じる
--list-groups
使用可能なプロジェクトグループを一覧表示
--cachedir パス
指定されたパスをキャッシュとして起動
--open ファイル[:行番号]...
指定されたファイル、プロジェクトを開く
--laf ルック&フィール名
指定されたルック&フィールで起動 (Nimbusなど)
--fontsize サイズ
指定されたフォントサイズで起動
--locale ロケール名
指定されたロケールで起動 (例 zh:CN)
--userdir パス
指定されたパスをユーザーディレ クトリとして起動

プロジェクトグループ関係の上3つが追加されました。こんなふうに使います。

$ netbeans --list-groups
短縮名 完全名
JavaSE JavaSE
$
JavaSE と名前を付けられたプロジェクトグループを開くには、
$ netbeans --open-group JavaSE
とします。

プロジェクトグループについておさらいしておきましょう。ついつい NetBeans でプロジェクトをたくさん開いてしまうことってありませんか? 関係のないプロジェクトは閉じておくとやはり効率も向上しますよね。NetBeans 6.0 で導入されたこの機能は多くのプロジェクトをグルーピング化し切り替えられるようにするものです。グループを作るのは簡単です。ファイルメニューから新規グループを選んでください。



グループの作成方法は以下のように 1) 自由に 2) 必須プロジェクト 3) 特定のフォルダにあるもののように3通りで選ぶことができます。自由にグループ化するには今開いているプロジェクト全部という指定ができます。



プロジェクトグループの切り替えも簡単です。



またキャッシュディレクトリを指定するオプション --cachedir が追加されました。キャッシュディレクトリは速いディスクに用意することで NetBeans のパフォーマンスも大幅に向上します。従来は NetBeans のユーザーディレクトリ以下に作られていました。つまりほとんどのケースではユーザーのホームディレクトリということになります。ここがネットワーク経由でアクセスするような場所であるとパフォーマンスに影響がでます。ぜひ試してみてください。

これらのオプションは一時的に利用するのであれば起動時に指定してみてください。また常に指定する場合には設定ファイルに記述しておくことが出来ます。記述方法についてはNetBeans の 日本語ユーザーFAQを参照してください。

NetBeans 7.1 の新機能:
最新の NetBeans 7.1 のリリース候補ビルドは からダウンロードできます。問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

水曜日 12 14, 2011

NetBeans 7.1 コミュニティーアクセプタンスサーベイの結果

NetBeans 7.1 コミュニティーアクセプタンスサーベイの結果が公開されています。
これによると全部で 72 の回答のうち 95% が NetBeans 7.1 リリース候補ビルドは安定しており正式リリースには問題ないという結果になりました。7.0と比べると満足度も向上し、また maven の使用も増えていることがわかりますね。

火曜日 12 13, 2011

NetBeans 7.1の新機能紹介(6): GUIビルダ&ビジュアルデバッガ

NetBeans 7.1 の新機能をリリース情報NewAndNoteworthyNB71 ページからピックアップするシリーズ、今回は GUI 周りを2つ紹介します。

GUIビルダー - GridBagLayout カスタマイザ
  • 簡単にギャップを設定できるようになりました
  • 重要なコンポーネントプロパティー(インセット、内部パディング等)には色づけされわかりやすくなりました

7.0 からのリリースから GridBagLayout に力を入れてるんですよね。今回もギャップのサポートとレイアウト時に便利な機能が追加されています。



GridBagLayout を使うにはまずパネルのレイアウトを変更し、


レイアウトをカスタマイズからカスタマイザを起動してください。




ビジュアルデバッガ

ビジュアルデバッガが新しく追加されました。このヴィジュアルデバッガは Java GUI アプリケーションをソースコードを見なくても、ソースコードに変更を入れなくてもある程度デバッグできるようにしたものです。Java Swing/AWT そして JavaFX にも使えます。ただし JavaFX の場合は使用できる機能にいくつか制限があるようです。使い方がほとんど説明されていなかったり思い通りに動いてくれなかったりでかなり試行錯誤しましたがだいたいは以下のように使えるようです。

ビジュアルデバッガといってもそれ専用にアプリケーションを起動するわけではありません。通常のデバッグを起動してください。ツールバーやメニューに「GUIスナップショットを作成」を選んでください。このスナップショットを撮るところから始まります。


するとエディタ部分に GUI のスナップショットが表示されます。その上でコンポーネントを選ぶと左側にはその構成、右側には詳細なプロパティーが表示されます。GUIビルダーのようですね。


コンポーネント上ではいろいろな機能が使えます。右ボタンでメニューを出してソースコードへの移動が可能です。「階層の追加への移動」は親コンテナに追加されるソースコードにジャンプします。


「リスナーを表示」では以下のように出力ウィンドウの位置にリスナーを表示します。



イベントログはカスタマイズできます。そこに何か追加してみましょう。「ログ記録イベントを設定...」を選んでください。


コンポーネント上で受け取るリスナーをここで追加できます。たとえば MouseListener を追加し、実行しているアプリケーション上のボタン上でマウスを動かしてみます。


すると「イベントログ」以下にはそのイベントが記録されることがわかります。


もう一つはコンポーネントでのブレークポイントを設定できます。コンポーネントをクリックして選択した後、右ボタンでメニューを開き「コンポーネントブレークポイントを切り替え」を選びます。


出力ウィンドウの位置の「ブレークポイント」タブにはこのようにブレークポイントが設定されます。


コンポーネントブレークポイントはどんなものかというとダブルクリックでその条件を見てみてください。デフォルトではコンテナからの追加や削除、表示/非表示で止まります。


基本的な使い方のみ紹介しましたがおそらくこのビジュアルデバッガに関しては詳細なチュートリアルなど出てくるのではないでしょうかね。期待していましょう。


NetBeans 7.1 の新機能:
最新の NetBeans 7.1 のリリース候補ビルドは からダウンロードできます。問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

月曜日 12 12, 2011

NetBeans 7.1の新機能紹介(5): エディタ

NetBeans 7.1 の新機能をリリース情報NewAndNoteworthyNB71 ページからピックアップするシリーズ、5回目はエディタ周りについて細かく見ていきます。NewAndNoteworthyNB71 ページを見るとずいぶん強化点があるのですね!
  • 検査と変換
  • リファクタリング
前回紹介しました。今回は
  • 検索スコープとタブの再利用
  • メソッドパラメータを変更
  • インポートの構成
  • Javadoc の設定
  • 矩形選択
  • コピー&ペースト時の型
を紹介していきます。

検索&置換バー

ポップアップではなくエディタの下に置換ウィンドウが表示されるようになりました。これ便利ですよね!




検索スコープとタブの再利用

「使用状況を検索」では検索スコープを細かく指定できるようになりました。



また検索結果のウィンドウはデフォルトでは再利用されることになりました。以前までは検索ごとに新規にウィンドウが開いていましたね。



メソッドパラメータを変更

メソッド名、戻り値の型、パラメータ型、Javadoc の更新も行えるようになりました。型、名前、戻り値の型を編集時にエディタと同様にコード補完が使えます。また型、戻り値の型では検索ウィンドウも使える ようになっています。



インポートの構成

インポートの書式も細かく指定できるようになっています。たとえば * (スターインポート) を使うのか、どこれくらい import があればこの * に置き換えるのかも指定できます。



Javadoc の設定

オプションダイアログでは Javadoc の細かい書式を設定できるようになりました。



矩形選択

エディタで矩形選択が使えるようになりました。エディタ上部のこのアイコンをクリックするか、Ctrl+Shift+R で有効にできます。





コピー&ペースト時の型

コードをコピーすると使われている型も記憶しておきます。ペースト時には自動的にインポートなどを追加してくれます。



NetBeans 7.1 の新機能:
最新の NetBeans 7.1 のリリース候補ビルドは からダウンロードできます。問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

金曜日 12 09, 2011

NetBeans 7.1の新機能紹介(4): リファクタリング

NetBeans 7.1 の新機能をリリース情報NewAndNoteworthyNB71ページからピックアップするシリーズ、今回からはエディタ周りについてみていきます。まずはリファクタリングです。「検査と変換」そして「インライン」を紹介します。

検査と変換

これは今までエディタで使えていたヒント&変換機能をひとまとめにしたようなものと考えればいいと思います。リファクタリングメニューから「検査を変換」を選んでみてください。

対象となるプロジェクトやファイルを指定し、構成を選びます。構成はカスタマイズ可能です。デフォルトの状態では「インポートの構成」と「JDK7に変換」という構成があります。



「JDK7に変換」を選んで隣の「管理」ボタンを押してみましょう。オプションダイアログのヒントで出てきた項目がならんでいます。この中で実際に変換機能もあるものが使えるようです。以下のスクリーンショットではわかりづらいかもしれませんがイタリックの項目にかんしては対応するリファクタリングがないというふうになっていますね。


実際に実行すると通常のリファクタリングのようにまずは「プレビュー」画面で確認できるので安心です。


カスタム項目を付け加えられるようです。



インライン

インラインのリファクタリングはメソッド、定数などをすべて元のものに置き換えます。以下の例では basePrice を getBasePrice() に置き換えるようにリファクタリングします。


リファクタリングの「インライン」を選んでください。



プレビューウィンドウが開いて変更前、変更後を比較してくれます。必要でないものは左側のチェックボックスをはずして「リファクタリングの実行」 をしてください。


パラメータの導入

リファクタリングに「パラメータの導入」が追加されました。これは使っている変数や定数をメソッドのパラメータとして変更するというものです。メソッドを書いている時に「あーこれ、パラメータで取ればよかったなー」という時に使えます。


NetBeans 7.1 の新機能:
最新の NetBeans 7.1 のリリース候補ビルドは からダウンロードできます。問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

木曜日 12 08, 2011

NetBeans 7.1の新機能紹介(3): バージョン管理

NetBeans 7.1 の新機能をリリース情報NewAndNoteworthyNB71 ページからピックアップするシリーズ、3回目はバージョン管理です。

バージョン管理:
  • Git サポート
  • エディタに「履歴」タブ
  • Subversion の作業ディレクトリでのファイルのロック/アンロック
  • Mercurial のブランチとタグのサポート
NetBeans 7.1 で標準でサポートしているのは以下の
  • Git
  • Subversion
  • Mercuail
  • ローカル履歴
です。 Git が標準でサポートされ、CVS は含まれなくなりましたね。使いたい場合はアップデートセンターからモジュールをインストールすることができます。


エディタには「履歴」タブが付きました。クリックすると簡単にローカル履歴に簡単にアクセスできます。



またバージョン管理をすでに使っている場合は「バージョン管理履歴を表示>」をクリックするとそちらにも簡単にアクセスできます。



Git のサポートは従来の CVS, Subversion や Mercurial のサポートと同様に使うことができます。また Git を使うために別途 Git をインストールする必要はありません。





NetBeans 7.1 の詳細は リリース情報NewAndNoteworthyNB71 を参照してください。

NetBeans 7.1 の新機能:
最新の NetBeans 7.1 のリリース候補ビルドは からダウンロードできます。問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

水曜日 12 07, 2011

NetBeans 7.1の新機能紹介(2): JavaFX サポート

NetBeans 7.1 の新機能をリリース情報NewAndNoteworthyNB71 ページからひろっていってみます。 今回は JavaFX のサポートについてです。

JavaFX
  • JavaFX 2.0 のサポート
  • デスクトップ、アプレット、JNLP の配備サポート
  • アプリケーションの読み込みを改善するプレローダー
  • CSS3を使ったUIコントロールのカスタマイズ
JavaFX のアプリケーションを作成する場合は新規プロジェクトで JavaFX アプリケーションを選択してください。 JavaFX のプレローダー、 FXML ベースのプロジェクトも作成することができます。


JavaFX の実行環境はインストールしておいてください。NetBeans 側ではそれを1つのプラットフォームとして認識します。「ツール」>「Java プラットフォーム」で確認してみてください。


プロジェクトプロパティーの「配備」画面では JNLP/HTML の一般的な設定、デスクトップでの実行設定、署名設定、JavaScript のコールバックの設定が可能です。


「実行」では3つの実行モード、スタンドアロン、Web Start、ブラウザの切り替えとその設定。VM オプションなどが設定できます。


サンプルプロジェクトも豊富に用意されています。



サンプルはスタンドアロンでも動作します。


プロジェクトプロパティーの実行で実行方法を変えればブラウザや WebStart としても動作します。


NetBeans 7.1 の詳細は リリース情報NewAndNoteworthyNB71 を参照してください。

NetBeans 7.1 の新機能:
最新の NetBeans 7.1 のリリース候補ビルドは からダウンロードできます。問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

火曜日 12 06, 2011

NetBeans 7.1の新機能紹介(1): インストール編

NetBeans 7.1 も早いもので正式リリースまであとわずかとなりました。現在はリリース候補版が公開されています。ぜひみなさん試してみてください。これから何回かにわけて NetBeans 7.1 の新機能をリリース情報NewAndNoteworthyNB71 ページからひろっていってみますが今回はインストール編です。インストールはとっても簡単です!

JDKのダウンロードとインストール

NetBeans を動かすには JDK が必要です。以下からはお使いのプラットフォームの JDKをダウンロードしてインストールしてください。NetBeans の使う機能によっては JRE だけでも動作しますが特に気にしなければJDK を選んでください。
NetBeansのダウンロードとインストール

NetBeans は netbeans.org から提供されています。以下から 7.1 の最新版をダウンロードしてください。

NetBeans のインストーラは Java SE, Java EE, C/C++, PHPそしてすべてと5つ種類があります。用途に合わせてダウンロードするものを決めてください。Java で使う場合には「すべて」版にはすべて含まれてインストール時にどこのコンポーネントをインストールするか選べますので「すべて」をダウンロードしておけばいいでしょうね。PHP や C/C++ のようにそれしか使わない場合はサイズの小さい専用のインストーラをおすすめします。


ダウンロードしたインストーラを起動します。


インストールするコンポーネントはカスタマイズできますがここには JavaFX は表示されません。 Java SE に含まれます。


インストールが終わったら NetBeans を起動します。





NetBeans 7.1 の詳細は リリース情報NewAndNoteworthyNB71 を参照してください。

最新の NetBeans 7.1 のリリース候補ビルドは からダウンロードできます。問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

NetBeans 7.1 リリース候補ビルド2を公開しました

NetBeans 7.1 のリリース候補ビルド2を公開しました。 問題やご要望などありましたら以下までお願いいたします。このブログのコメント欄でもかまいません。

火曜日 11 29, 2011

NetBeans 7.1 リリース候補ビルド1を公開しました


NetBeans 7.1 はもうすぐ正式リリースです。そのリリース候補ビルドの1を公開しました。もちろん日本語版です。 日本語訳の問題や動作の不具合等ありましたらお知らせください。

火曜日 10 04, 2011

NetBeans IDE 7.1 Beta を公開しました

NetBeans チームは NetBeans IDE 7.1 の Beta 版をリリースしました。NetBeans IDE 7.1 Beta は JavaFX 2.0 のコンパイル/デバッグ/プロファイル機能など JavaFX アプリケーションの開発サイクルを完全にサポートしています。

またこのリリースでは Swing GUI ビルダーの強化、CSS3 サポート, Swing や JavaFX のユーザーインタフェースのビジュアルデバッグ用のツールなどが含まれています。

その他には Git のサポート、PHP の新しいデバッグ機能、Java EE や maven の改良なども含まれています。
リリースハイライト
  • JavaFX
    • JavaFX 2.0 のサポート
    • デスクトップ、アプレット、JNLP の3つの配備サポート
    • アプリケーションの読み込みを改善するプリローダ
    • CSS3 を使ったカスタム UI コントロール
  • Java
    • 新しいビジュアルデバッガ
    • GridBagLayout カスタマイザのギャップのサポート
    • インスペクタとリファクタ
    • Javadoc のハイライトと形式の改良
  • Web 言語
    • CSS3 のサポート
    • CSS3 エレメントのコード補完とドキュメント
    • ブラウザ固有のプロパティー
  • Java EE
    • クラスタとインスタンスの GlassFish への配備サポート
    • Java エディタの 50以上におよぶ CDI の強化
    • JSF コンポーネントスイートのサポート
    • Java 持続性、Web サービス、EJB、WebLogic などの改良
  • PHP
    • PHP デバッグ機能の改良
    • PHPUnit テストグループ機能
    • Smarty テンプレートのサポート
    • (S)FTP クライアントのキープアライブによる高速アップロード
  • NetBeans プラットフォーム
    • 新しい Window System API
    • TopComponentGroup 動作の強化
    • ウィンドウレイアウトのビジュアルデザイナ
    • プラガブルな multiview コンポーネント
  • バージョン管理機能
    • Git サポートの統合
    • エディタウィンドウの履歴タブ
    • Subversion の作業ディレクトリのロック/アンロック
    • Mercurial ブランチとタグのサポート
日本語訳は 7.0.1 時点のものです。新機能や変更機能については英語で表示されることがあります。 UI を英語で使いたい場合には英語ロケールで起動するかオプションで切り替えることができます。言語を切り替える場合にはユーザーディレクトリは一度削除してください。

NetBeans IDE 7.1 Beta は英語、ポルトガル語、日本語、ロシア語、中国語をサポートしています。7.1 New and Noteworthy ページで詳細な情報や更新を参照してください。NetBeans IDE 7.1 の正式リリースは 2011 年秋を予定しています。NetBeans のフィードバッグをぜひお寄せ下さい。このブログのコメント欄、または以下までお寄せ下さい。日本語で構いません。よろしくお願いいたします。

木曜日 9 29, 2011

NetBeansから起動するとUIコンポーネントが大きくなる!?

たまたま続けて同じ質問をいただいたのでここでまとめておきますね。
雪羽さんのブログのコメント欄に詳しく書いたのですが NetBeans から起動した場合と jar など外部から起動したときでは file.encoding の値が違うことがあります。

NetBeans から起動した場合は、

実行に使うエンコーディング=ソースで使うエンコーディング

として NetBeans がそのアプリケーションを起動します。デフォルトの設定ではソースのエンコーディングは UTF-8 ですから file.encoding=UTF-8 で実行されることになります。外部から起動する場合は JDK あるいは JRE がその OS、ロケールでのデフォルト値を使いますね。Windows であれば MS932 となります。このエンコーディングの差によりコンポーネントの大きさ、グリフの大きさなどが違うことがあります。以下は左側は NetBeans でソースのエンコーディングを UTF-8 とにして実行した結果、右は NetBeans を通さずに外部から起動した場合です。



大きさがこのように違ってきますね。この現象は JDK 側に 7089873 として報告されています。ただもともと Windows で file.encoding=UTF-8 として動作させることは想定されているものではありませんし、NetBeans から起動したときのだけの問題ですのでこの現象自体バグと言えるのかどうかということも判断できません。

これを回避するにはひとつはソースのエンコーディングをそのプラットフォームと同じにすることですね。ソースコードで UTF-8 を使いたい場合には以下の FAQ にあるように runtime.encoding を project.properties に記述します。Windows で実行環境を同じにしたい場合は MS932 を指定します。
runtime.encoding=MS932

project.properties は NetBeans プロジェクトの nbproject 内にあります。 NetBeans では「ファイル」タブから選択すると見つけることができます。エディタで編集できます。


水曜日 9 21, 2011

NetBeans 7.1 開発ビルドに JavaFX 2.0 サポート

NetBeans 7.1 開発版ビルドは毎日公開されています。JavaFX のプロジェクトが使えるようになっているので紹介します。

JavaFX を使うには SDK が必要です。また現時点では Windows プラットフォームのみのサポートです。以下から SDK と NetBeans の開発版をダウンロードしてください。JDK はインストールしてあるものとします。


まず JavaFX 2.0 SDK をインストールします。





NetBeans の開発版をインストールします。NetBeans 7.0.1 までの日本語訳が入っています。



インストールが終わったら NetBeans を起動します。



「プラットフォームマネージャー」を覗いてみましょう。JavaFX SDK が認識されているのがわかります。新機能についてはまだ日本語訳されていません。



さっそくプロジェクトを作成してみます。Beta プラグインのように Java カテゴリではなく、JavaFX のカテゴリが用意されたんですね。



プロジェクトの作成画面です。




何もしない状態で実行してみます。おお、ちゃんと動きました!



プロジェクトプロパティーです。「配備」画面です。



こちらは「実行」画面です。



NetBeans 7.1 は今のところのスケジュールでは今月末に Beta リリースの予定です。

火曜日 9 20, 2011

NetBeansウィークリーニュースレター日本語版-2011年9月19日号

プロジェクトニュース


第19期の NetBeans ガバナンスボードメンバーを選出します。ボードメンバーとしてふさわしいコミュニティーメンバーをノミネートしてください。もちろんあなたが立候補しても OKです!ノミネートの期限は9月29日です。


Michael Bien によるこのモジュールを使えば大きな XML ドキュメントでも簡単にブラウズできます。

コミュニティー


あなたはいくつのオープンソースプロジェクトに参加していますか? NetBeans コミュニティー調査に協力してください。


マンステール JUG の Gerrit Grunwald は Java, JavaFX や Android など複数の言語にバインディングできる FXG コンバータを作りました。Geertjan はこの NetBeans プラグインを作りました。フィードバックをお待ちしています!

カレンダー


今年の JavaOne に参加しますか? NetBeans IDE に関連するテクニカルセッション、BOF、ハンズオンなどイベントカレンダーで確認してみてください。スライドやハンズオンのノートなど必要であれば 期間中 NetBeans.org からダウンロードできます。

チュートリアル


Oracle GlassFish エバンジェリストの Arun Gupta は maven を使った Scala アプリケーションの構築方法と実行方法を説明しています。


このチュートリアルでは GlassFish に MySQL への接続プールを作成しそれを使用する簡単な Web アプリケーションを作成します。

ブログ


Smarty ユーザーにはうれしいお知らせです! NetBeans 7.1 の標準ディストリビューションにテンプレートエンジンのサポートが入る予定です。NetBeans PHP チームのブログを参照してください。


コンストラクタ、オーバーライド、設定/取得メソッドなどのコード補完に関する情報です。

第505号(2011年9月19日)の日本語訳です。翻訳ミスやご意見等ありましたらブログのコメントにお願いいたします。

お知らせ: facebook と mixi に日本語コミュニティーのページを用意しました。ぜひご参加ください。

水曜日 9 14, 2011

NetBeansウィークリーニュースレター日本語版-2011年9月13日号

プロジェクトニュース


JavaOne 2011 ではテクニカルセッション、BOF、ハンズオンラボなどで NetBeans を見る機会がたくさんあるでしょう。NetBeans 関連のトピックです。サンフランシスコでお会いしましょう!


NetBeans IDE 7.1 NetCAT プログラムのキックオフミーティングの様子をDhawal Saiya がレポートしてくれています。 NetCAT は NetBeans のベータテストプログラムです。


Nikolay Krasilnkov は彼の NetBeans Antlr プラグインが NetBeans 7.0 と 7.0.1 用に更新したことを報告しています。構文のカラーリングとその他のクールな機能が使えます。

コミュニティー


Java エディタのコード補完ボックスは気付いていないとても便利な機能があるかもしれません。このブログを読んでコードスニペットなどクールな機能を見つけてみてください。


@msafi: "私が PHP の IDE の開発者なら NetBeans を見たらすぐにその仕事をやめて他のことをするでしょう... NetBeans すごい!"


NetBeans のユーザー Mark Barnes は「メモリーメータを見ていてると 6.9 に比べ NetBeans 7.0.1 はとてもよいメモリー使用をしています。」と言っています。ぜひ詳細を読んでみてください。

トレーニング


Eppleton と Marakana は最新の NetBeans トレーニングを US で行います。JavaOne のすぐ後ですのでぜひ参加してください。


インドの JUG チェンナイが NetBeansトレーニングを開催しました。インドの参加者と アムステルダムの講師とを Skype を使ってつなぎ2日間にわたり NetBeans API についてトレーニングを行いました。


NetBeans の認定トレーニングがオランダのフローニゲン、Hanze 大学で行われました。そこでファーム管理のアプリケーションについて読んでみてください。

第503号(2011年9月13日)の日本語訳です。翻訳ミスやご意見等ありましたらブログのコメントにお願いいたします。

お知らせ: facebook と mixi に日本語コミュニティーのページを用意しました。ぜひご参加ください。

金曜日 9 09, 2011

NetBeans 用 FindBugs, PMD, CheckStyle, Dependency Finder プラグイン

ウィー クリーニュースレターでは NetBeans 7 用の以下のプラグインが1つにまとまった SQE プロジェクトが紹介されていましたね。 紹介されていたのはこの2つのブログです。
英語なので日本語に訳そうかな~と思っていたら技評さんのほうで取り上げられていました。すばらしいですね!
インストールして試してみてください。


お知らせ: facebook と mixi に日本語コミュニティーのページを用意しました。ぜひご参加ください。
About

NetBeans サポートブログへようこそ。NetBeansの情報をを日本語でお届けします。

Search

Archives
« 4月 2014
  
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
   
       
今日