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[DB Architect] (執筆裏話)DB管理ツール 特選Tips@DBマガジン 7月号

■ちょっぴり宣伝です
データベース・エンジニア愛読の月刊誌「DBマガジン」の7月号に小職も寄稿させていただきました。

810907_L.jpg

今回は、DB管理ツールの裏技的なTipsや実は使えるんだけどエンジニアの
認知度があがりきっていない機能などを世に広げていこうという特集です。

しかも、データベース製品4製品について掲載するという盛りだくさんなところが
さすが翔泳社さんのDBマガジンといったところでしょうか。

執筆は1年間DBマガジンに寄稿を続けた弊社コンサルティング・サービスの
加藤祥平さん、中島益次郎さんと行いました。

■ザ・編集会議
編集会議ではないですが、執筆に当たっては「僕ら、データベース・コミュニティに
対して何をしていきたいか?オラクル・コーポレーションの顔(という自負を持って)
として、製品開発に込めている思いを届けるには何が良いのか?」を徹底的に議論しました。

その議論の中でも、

「自動化が進むことでエンジニアやコンサルタントの仕事を奪ってしまうのではないか?
コミュニティとして広く受け入れられているオラクル・データベースであるが、その一つの
理由としては細かい設定や設計によってミッション・クリティカルなシステムにおける
ハードなミッションをこなせるデータベースとして受け入れられているからであろう。
自動化というメッセージを広める事によるリスクをどのように考えるか?」

というところに全体の6割くらいの議論を費やしました。

技術的なノウハウやコンテンツは通常のコンサルティング業務の中で充分に蓄えのある
加藤さん、中島さんなので困りはしませんでしたが、このメッセージをどう伝えるか、
僕らがどのような腹積もりでこの特集を書くかが一番の肝でした。

■データベース情熱大陸!?
答えは、「これまでオラクル・データベースを使い・育ててくれているデータベース・
エンジニア・コミュニティを信じよう!多少時間は掛かるかも知れない、リスクもあるかもしれない。
しかし、僕らとしてもミッションクリティカルや大規模システムにおいても管理面における
自動化を適切に導入してもらう事で、DBMSというシステムだけではなくデータベース
(データ、情報を蓄積しているベース、基盤、基地)としての価値をより正しく、
より高く(+多角に)する事ができるだろう。それをする事がベンダーとしての責任だろう!」

という事になりました。

ご多分に漏れず21時くらいからのミーティングなので、若干(というかかなり)情熱的に
なっている状態での方向性決めでしたので、実際にDBマガジンを手にとって読まれる方は
そこら辺の事情も汲み取っていただけると幸甚です。


■で、結局のところ、何がしたいの?
簡単に言うと、「非常に数多くのお客様にご採用いただいているオラクル・データベースを
もっと有効活用するために、データベース管理という面での底上げ」
に違いありません。

ITIL_Operation_Level01.JPG

これは小職がブログという場所を借りて細々をはじめさせていただいた当初からの思いでもあり、
私がデータベース・コンサルティングの提案を実務としてさせていただいていた頃からの
思いでもあります。

僕らは何も「様々な規模の企業で、様々なサービス・レベルや重要性の中で使われている
オラクル・データベースを金太郎飴のように、全部おんなじ管理手法と管理基準や
設定値などで管理してください」
と押し付けたいわけではありません。

僕らが直接お客様と相対せる時には、お客様のコンディションをお聞きしながら、
お客様の向かおうとしている方向性と、製品として実装してきている機能とそれに
込めたIT業界の一員としての方向性をバランス良く導入していけるようなご提案
をしています。

ITIL_Operation_Level02.JPG


オラクル・データベースの多くはそれらを商材として扱って下さっているパートナー企業から
最終的なエンドユーザー様のもとに届けられ、システムの重要なパートを占める
コンポーネントして実装されています。

なので、僕らの重要な仕事はパートナー企業の皆さんとも議論を重ね、最終的なシステムを
利用される方の利益(Benefit)や利用する事の喜び(Merit)となるような提案を
作り上げるお手伝いをする事
だと思っています。

■ここからはかなり個人としての意見ですが...
もしかしたら、その実装はぱっと見「ITエクセレンス・カンパニー」とは言えないかもしれないです
(例えば、「アプリケーションの管理性、監視性を向上させる為の作り直しなどは、
結局当面、人手は減らないじゃないか」とか)。

しかし、それは長期的な視点を見たときには、アプリケーション、ミドルウェア、
ハードウェア、ファシリティの維持管理を含めたアウトソーシングや維持管理主幹と
作業者の変更、といったマクロの変更にも耐えられる素地を鍛える事になる
と思っています。

経済環境の変動や政治的な変革が、ITという大陸においても地殻変動に近い変革が起こっており、
その一つである「世界のフラット化」という事実と現実に基づき、「日本という国・産業が生き残り、
国際競争の中でも価値を見出していく、創っていく」為の変革が我々IT人に対しても迫られているのだと思います。

国を開いてから(オープンにしてから)というもの、日本という国は新しい技術や考えを柔軟に受け付け、定着させてきています。

# あたかも、データベース・バッファキャッシュに書き込まれた変更をチェックポイントで
# データベース・ファイルに書き込むのと同じように(ちょっと強引?)。

それにより、江戸時代後期の黒船来航とその後に起きた明治維新、文明開化と富国強兵による
産業強化、二度の世界大戦、高度経済成長、二度のバブル(不動産、IT)とその崩壊、
そして二度の金融ショック(山一、パリバ~リーマン・ショック)を乗り越えてきていますし、
現在の危機に対しても乗り越えようとしています。

という事で、DBマガジン 7月号の特集記事に込められた思いを綴ってみました。

現在は、別の書籍の執筆も行っているので、その背景についてもいつか紹介したいと思います。

ではでは。ドロン!

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