昨日に続きまして山口@OTNシスオペです。今日紹介する記事は「BPMとは? - いまさら聞けない?BPM -」。現場で活躍するテクニカル・コンサルタントが交代で執筆する連載「SOA/BPMの現場から - 日本のお客様事例 -」の第2回目となります。 このタイトル、気づかれる方は少ないと思いますが、実はOracle OpenWorld Unconference Tokyo 2009のセッションの1つに「第5回BPMオフ会 いまさら聞けないBPM」というものがありました。もちろん、本稿の筆者である市川さんはこのセッションに登壇されており、タイトルへの採用となったわけです。 ちなみにセッション内容は、6人の論客がそれぞれにBPMに関するテーマを取り上げており、BPM入門から、BPMの夢と現実までを知ることができるという極めて興味深いものでした。当日のプレゼンが公開されていますので、こちらもどうぞ。 さて、前置きが大変長くなってしまいましたが、本稿もまた「BPM超入門」からはじまります。まずは言葉の定義で、BPMはBusiness Process Management(業務プロセス管理)の略語であり、業務プロセスに着目して業務を改善する手法です。そして、次の3つの特徴を持ちます。 プロセス指向 モデル駆動 継続的改善運動 次の章では、これらの3つの特徴を図版を交えて解説しています。ピックアップして紹介すると、次の図はモデル駆動によるシステム化のイメージです。 続いて、BPMの採用により、業務プロセスの課題に対してどのような改善メリットを得られるかを述べます。例えば、図のような「機会損失」「非効率」「改ざん」「ミス」といった課題・リスクがあったとします。 それに対し、BPMでは以下のような改善を行うそうです。 業務プロセスとそれを実行する役割を整理し、適切なアクセス制限をかける 業務プロセスの作業について、人が行えるもの、行うべきものと、システム化できるものを分離し、システム化を進める 業務プロセスの情報と、業務プロセスを実行/管理する上で必要な情報を整理し、実行者/管理者に提供する仕組みを作る 複数の業務プロセスの作業の重複を整理し、集中化して重複を排除する 改善の具体的な例としては、続く「プロジェクト事例 (1) - コスト削減 -」「プロジェクト事例 (2) - サービス品質の向上 -」が参考になります。 このように、最終章まで読み進められた読者は「BPMとは何か?」、「BPMのメリットは何か?」、そして「どうすればBPMができるか?」について理解することができるでしょう。...
Oracle OpenWorld Unconferece Tokyo 2009以来、ご無沙汰しております。山口@OTNシスオペです。私の本業(?)の技術記事制作ですが、5月後半からいくつかを公開いたしましたので、OTN Japan TechBlogでも紹介しようと思います。 本日取り上げる記事「お悩み解決!オラクルのサイジング」のテーマは、題名通りサイジングです。すなわち、システムやサービスを提供するときに想定される負荷と、それを処理するための適切な性能・台数のハードウェアについて見積もる方法です。 これから構築するデータベースやアプリケーションには、どれくらいのCPUやメモリが必要なの? パフォーマンス要件を満たすには、どういう構成にすればいいの? 現在想定している構成に無理や無駄はないの? これらの疑問は、システム構成を担当されたことがある方にとって身近なものでしょう。 本稿ではまず、適切なサイジングのために必要な3つの工程をあげ、それぞれについてサイジングの実際として、ポイントと具体例を紹介しています。 それぞれ、「システム要件」についてはシステムの処理タイプにあわせた要件の算出方法、「サイジング」については参考になるリソースのありか、「ベンチマーク」についてはオラクルが提供しているさまざまな製品についての情報が役に立つでしょう。 その上で、オラクルが無償で提供している「Oracle構成相談サービス」を紹介しています。これはお客様の相談に、オラクルが本稿で解説する3つの工程を実践して、システム構成レポートを作成・提供するというものです。 レポートサンプル サービスの具体例として、以下の相談についてのコメントとアドバイスが列記されているので、参考になるでしょう。 「5年前のサーバーをリプレースします。どのような構成にすればよいでしょうか?」 「新規構築システムにおいて、お客様に提出するためのシステム構成案を作成しました。これは適切でしょうか?」 「現行システムでパフォーマンスが劣化してきたため、CPUやメモリの増設を検討しています。どれくらい増設すれば足りるでしょうか? そもそも増設によって本当にパフォーマンスが向上するのでしょうか?」...
お久しぶりです。山口@OTNシスオペです。さて、OTN Japanにはさまざまな「出自・育ち」のコンテンツが掲載されています。例えばOTN USからの翻訳であったり、雑誌記事の再編集であったりなのですが、今回ご紹介する記事「Oracle VMの仮想化とは」はオラクルの技術セミナーを採録したものです。実際のセミナーを録画しておき、文字おこしの上再構成して原稿を作成し、そこにプレゼン資料から調整した図版を配置するとできあがり、とこんな流れで制作しました。この方式で得られるメリットですが、 1) 旬の製品・技術を取り上げたコンテンツを提供できる 2) 執筆者(=セミナー講師)の負担が少ない 3) 文体が硬くならず(執筆すると、つい硬くなるみたいです)、読者の評判が良い 4) 日本オラクルではOracle Direct Seminar(ダイセミ)をはじめ、常時多くのセミナーを開催 など、読者・制作者共に多大ですのでこれからも力をいれていきたいと考えています。 さて、前説が長くなりました。この記事ではOracle VMが数あるサーバー仮想化ソフトウェアの中で、どのような特徴を持っているかを容易に知ることができます。なにせ最初の章が「Oracle VMと他のサーバー仮想化ソフトウェアとの違い」ですから。そこを押さえた上で、アーキテクチャや高速性を謳うことのできる理由を知ることができます。 一押しの章は「Oracle VMの効果的な利用方法」その1で、容易に環境を構築できるテンプレート機能をとりあげています。 実はOracle VMをダウンロードできるサイト「Oracle E-Delivery」ではテンプレートファイルも入手可能で、Oracle Database、Oracle Enterprise Linux、WebLogic Serverなどをインストール済みのテンプレートをダウンロードし、すぐにOracle VM Server上で利用することができます。さらには通常はOracle VM Serverとは別のサーバーにインストールしなければならないOracle VM Managerが含まれるテンプレートも提供しています。多少の工夫でサーバー一台でのOracle VM環境を敏速に立ち上げることも可能ですので、ぜひご活用ください。...
Oracle OpenWorld訪問より引き続きUS出張中の伊東です。 先日のエントリーでご紹介した、オラクル本社でOracle RACの開発を担当されている小野孝太郎さんにお会いしてきました。記事でも言及されていましたが、シリコンバレーで働くエンジニアのライフスタイルに触れることができました。 小野さんのオフィス。服装は自由、マラソン・自転車好きの小野さんはいつでも運動できるスタイルでお仕事されているそうです。 カフェテリアでランチしてきました。ビルにそれぞれカフェテリアがあり、食事ができます。 ランチ後、本社の前で記念撮影。空気が乾燥しているせいか、空が青くきれいです。 開発部門を訪問した印象ですが、製品の規模、売上やユーザの数の大きさに比較して考えると、意外なほど少数精鋭で開発されています。ソフトウェアの世界では、一人の天才が世界を変えることもある。そんな世界の片鱗をみたようでした。また、開発者の出身国は非常に多岐にわたっています。小野さんのオフィスの写真(1枚目の写真)で小野さんの後ろに国旗のパネルが飾ってありますが、これがOracle RACの開発チームの出身国だそうです。 US本社という場所で、充実した生活を送りながら、世界に冠たる製品をつくる。製品を作るためのスタッフは、世界中から最高の頭脳が集まってくる。オラクルの開発陣の懐の広さに触れた気がします。そのなかにあって、日本人の代表として、ぜひ小野さんには継続的にがんばっていただきたいと思います。...
今回ご紹介する記事「日本人開発者が語る現場でのOracleデータベース/Oracle RACパフォーマンス分析の実際」筆者の小野孝太郎さんは、パフォーマンス・エンジニアとしてOracle Real Application Clusters(以下、Oracle RAC)開発部門に所属し、日々パフォーマンス面からOracle RAC製品の改善をおこなっています。 業務の内容を説明すると以下の図の通りで、 時には「製品を改善して解決する」という選択肢があるのが、さすが中の人といったところでしょう。 また、レスポンスとスループットの2つがパフォーマンスの要とし、スループットの分析では最大スループットの測定が必要と解説していますが、そこでのフレーズ、 スループットが最大の状態とは、ボトルネックが発生しており、CPU使用率を100%にしているリソースがある状態をいいます。つまり、ボトルネックを解消するかどうかで最大スループットを上昇させるかどうかが決まります。 あたりも本場の雰囲気を感じさせますね。ボトルネックについてはその後、「ボトルネックを見つけ出す 基本的な考え方」「どのリソースがボトルネックかを 見つけ出すコツ」などの実践的なTipsが紹介されます。 実践的といえば目玉の一つ、「実例から学ぶ パフォーマンス分析」があげられます。実際の4ノード構成・184CPUのシステムをもちいて解説される、Oracle RACパフォーマンス分析の事例は必見です。 最後の章、米国オラクル勤務の技術者事情もご参考に。...
長いタイトルですね。山口@OTNシスオペです。しかも正式には、 Oracle VM Serverの準仮想化マシン(PVM)であるOracle Enterprise Linux 5(Oracle Database 11g Release 1搭載)のインストールおよび構成 とさらに長くなります。これだけ長いと名が体を表してしまうわけで、 1) 高パフォーマンスかつ無償のサーバ仮想化ソフトウェア「Oracle VM Server」上に、 2) 仮想化によるオーバーヘッドが少ない方式である「準仮想化マシン(PVM)」を作成し、 3) その上に、業界標準と高い互換性があり、かつ無償のLinux OS「Oracle Enterprise Linux 5」をインストールし、 4) その上に、「Oracle Database 11g Release 1」をインストールする 5) 1)~5)を画面キャプチャーを交えて、ステップ・バイ・ステップで解説する が、記事の内容です。 さて、この記事の一押し紹介ですが、インストールするサーバ(PC)は一台ですむという点にあります。 実は、Oracle VM Serverを活用するための「普通」の構成では、Oracle VM Server用が1台、それを管理するためのOracle VM...
みなさん、こんにちは。最近、掲示板ではめっきり露出が減ってしまった山口@OTNシスオペです。 主に私のエントリでは、みなさんに注目していただきたいOTN Japanの技術記事をピックアップし、見どころを紹介していきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 さて、最初に取り上げる記事は、パフォーマンス管理始めの一歩です。 日本オラクルでは年間を通してオン・オフさまざまなテクニカルセミナーを開催しているのですが、ことDBA向けとなると最も注目を集めるテーマは「パフォーマンス・チューニング」です。本記事ではDBAを目指す初心者向けに、次の二点にしぼってパフォーマンス管理の入り口について解説しています。 1) チューニング作業の流れ 2) Statspack 1)ではまず、チューニングの対象や目標、作業の流れなど、実際のチューニング作業の全体イメージをつかむことができます。続く2)では、Oracle8i Database(8.1.6)以降の全てのエディションで利用可能である、データベース稼働状況レポート「Statspackツール」について学ぶことができます。 これらの知識を身につけた方には、より高度な記事であるOracleデータベース 性能対策機能 ~ StatspackとDiagnostics Packを使いこなす ~もOTN Japanに掲載されていますので、併せてご覧ください。...
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