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物流部長殿、IFRS 対策は進んでいますか? 後編

"IFRS" (=国際会計基準) は 会計分野における "世界共通の物差し" である、 日本でも 2010年に任意適用、早ければ2015年に義務ずけが行われる模様。 ◇ IFRS導入で何が変わるのか!? 物流に直接関係することとして、「売上の計上方法」の変更が挙げれます。 IFRSが導入されると従来の「出荷基準」は認められません。 今後は「着荷基準」が標準となり、"売上計上" のできるタイミングは「貨物の配達完了後」となります。 ◇ 物流部門の課題は何か? 売上を遅延なく計上するには、次の三つの物流上の課題をクリアする必要があります:     a. 貨物を予定日(または時間)に届けること     b. 受領書を漏れなく回収すること     c. 配達完了報告を物流パートナーからタイムリーに受け取ること この場面は、荷主も物流パートナーも真剣勝負です! ◇POD能力が鍵   POD(=Proof Of Delivery)とは"貨物の配達証明"のこと、   POD能力とは "配達証明の回収・報告能力" を意味します。 重要なのは、如何に早く "POD" を回収し荷主に報告できるか! それには、貨物の引き渡しと同時に報告を行う "電子的処理" が最適と言えるでしょう。 例としては、宅配便トラックドライバーのハンディーターミナルや携帯電話などの活用があります。 しかしながら、全国津々浦々の全ての運送会社がそのようなシステムを駆使できているでしょうか? 荷主企業としては、 自社の "POD能力" を知る必要があります。 それには次の三つの "KPI" を調査対象とします:   1.配達日順守率  2.POD回収率  3.POD報告率 もし、能力キャップが見つかれば改善を行います。 ◇POD能力の改善 では、上述の "KPI" に関して分析を行いましょう、   1番に関して、(ア)配達が一回で完了した率 (イ)配達が複数回行われて完了した率   2番に関して、(ア)電子的回収率 (イ)紙ベースの回収率  (ウ)無回収率   3番に関して、(ア)リアルタイム率  (イ)当日率  (ウ)翌日率  (エ)それ以降率 さらに詳細分析(地域、顧客タイプ、製品、物流パートナー)を行い改善を加えてゆきます。...