近年多くの製造業は安価な労働力を求めて生産拠点を海外にシフト。 その一方で、製品供給ネットワークが複雑になり、いろいろ課題がが出てきている。 本部の統治能力を高めサプライチェーン全体の最適化を図る必要がありそうだ。 ■ A社の例、 ・A社は、日系の家電メーカー ・アジア地域の10工場で家電製品を造っている。内8工場は自社、残り2は外部製造委託先 ・一年後、景気回復による需要増を見越し、出荷能力を1.5倍に増やす計画がある しかしA社は、各工場の生産能力に差があり、全体の効率は必ずしも良くない。 本部は業務改善に強いリーダーシップを発揮したいと思ってはいるが、現場状況を把握できずに適時的確な手を打てない。 A社はこの状況を改善しないと、グローバル競争から脱落してしまう恐れがある。 ◇ 生産統括本部長が目指しているのは、 ・工場出荷能力を一年後に1.5倍に引き上げること ・高度で安定した生産能力 (製造コスト・製品品質・リードタイム・納期遵守率) ・工場資産の有効活用 (10工場) = さて、ここからが今日の本論です = ■ 解決に向けてのアプローチ ◇ 大筋は以下の如くです、 1. 生産グループ全体の能力アップを図る。その為、低能率な工場を見つけ、改善の指導を行う 2. 全10工場の資産を有効活用することを前提に “不足能力” を算出する 3. 不足する能力は、“外部生産委託/EMS” または “自社工場の拡張”で補う 上記は、能力不足が予測された場合の対応です。 逆に能力が過剰であれば、生産拠点の統廃合を検討する。 その他、 “生産拠点の配置” をいじることで 全体能力の過不足 を解消する方法もあります。 次に、既存工場の能力改善の方法についてお話します ◇ 既存工場の能力改善 事前に、全工場共通のKPI 項目(=(上述)と、その目標値を設定しておきます。 各生産現場の実績データーを本部が定期的に収集し、“KPI 結果の一覧表“を作成。 それを、社内イントラネット上で公開し、各生産工場に改善活動を競いあってもらう。 期待される成果が出れば、統括本部長と工場長の連名で “チーム全員” に感謝の意を表します。 このことにり、全社の業務改善活動が活発化するならば経営者にとってはありがたいことです。 ■ 業務分析作業の自動化、 ◇ データーの 収集・分析・報告 などの作業を自動化することが重要 そのメリットは、 ・人的な負荷が軽減され 業務改善活動 が長続きする ・データーの収集から意思決定までのサイクルが早くなる ・その他 ◇ 自動化は、オラクル社のIT製品 “MOC” を活用して行う “MOC”とは Manufacturing...
「世界経済 安定の兆し... しかし、状況は依然として不確実」 これは先週イタリア南部レッチェで開催のG8財務相会合の共同声明である。 但し書きが付くものの、この声明にホッとされた方が多いのではないでしょうか! しかし景気の回復を横目に、企業の戦いはグローバリゼーションの影響を受けて更に激化の様相、 ・ 戦いの場はローカルからグローバルに拡大しており、 ・ 市場には新たな強豪が続々と出現 また業務面の課題もあります、 ・ 複雑なサプライチェーンは ”高難易度の業務” を生み出し ・ 予測困難な需要の変化が ”在庫保有リスク” を増加させる この様な時代、 ・ グローバル戦略の有無 ・ 戦略の良し悪 ・ 実践能力 これらの要素が企業の勝敗を左右するのではないでしょうか!? 一瞬たりとも気を抜けない状況になってきました。 対策が必要ですね! ◆サプライチェーンのスピード経営、計器飛行 グローバル・サプライチェーンの経営は旅客機の操縦にヒントがありそうだ。 キーワードは、 スピード、 精度、 信頼! 貴方は”ジャンボジェット”のパイロットです、空を飛んでみましょう。 飛行条件を確認 ・ 今日の天候は不良 (滑走路は濃霧で視界ゼロメートル、上空は強風) ・ 途中(=サプライチェーン上)には様々な障害物が潜んでいる (雨、雪、台風、税関審査、乗り換え地、書類の受け渡し、祭日、休日、時間外 ...) ・ 御社のセールスポイトは、 安全飛行、 時間厳守 ・ 日没で回りは夕闇 ・ 乗客乗員は貴方の腕を信頼しています 夜間飛行の開始、 さあ, やってみましょう、 飛行計器があれば恐れるものはありません。 ・ レーダー(BI)を起動させてサプライチェーン上の重要情報の見える化を行う ・ 現在地と目的地を確認し、軌道を設定 ・ KPI (コスト、リードタイム,業務品質、到着日時)をプリセットし 飛行準備完了 ・ 離陸 ・ 高度一万メートルの空へ一気に上昇 ・ 飛行状態は操縦席の計器(=ダッシュボード)で確認 ・ 異常事態を感知したら、計器が自動通知...
商品寿命が以前にもまして短くなっていると感じませんか? ... 携帯電話、デジカメ、 薄型TV..、四季の変化と競うように新商品が続々出てきます 商品の短命化は何故? 技術革新!? ほんとうの理由は、メーカー間で繰り広げられる消費者の嗜好やニーズの先取り合戦のような気がします ■ 在庫はリスク 従来、メーカーの販売戦略は大量の見込み在庫をもち、広告宣伝を介して消費者の購買意欲を掻き立たてる方法でした。しかし、今はその方法が通用しません、市場の主導権が消費者に移ったためです。 需要をもし読み間違えれば多量の商品が売れ残こることがあります、 ”在庫はあるが、現金がない”、この言葉を耳にされたことはありませんか? 最悪の場合は、経営破綻へ これが黒字倒産です。 ■ 需要主導型のサプライチェーン (=Demand Driven Supply Chain) 消費者主導型の時代には、”需要主導型のサプライチェーン”の適用をお勧めします。 つまり、ビジネスモデルを従来の”製品プッシュ型”から”消費者プル型”に変更し在庫保有リスクを軽減する方法です。 構築方法は: ・ まず、全世界に散在するPOSシステムを本社のデータハブにつなぐ ・ 収集した需要情報を後方の製品供給グループと共有 ・ そして、半完成品の在庫を前準備し、最終組み立ては正式注文を受けてから行う 「需要と供給の一連の仕組み」は在庫リスクを低減し、キャシュフローの改善にも役立ちます ご検討されてはいかがでしょうか、 IT製品のお問い合わせは、オラクルダイレクトへ...
SCMに関するブログがオープンしました。 サプライチェーン・オペレーション戦略、業務設計、能力改善... 街角の出来事など、幅広いテーマを取り上げます ご期待乞う!...
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