2009年11月20日

OPN Specializedを発表

11月19日になりますが、オラクルパートナー様イベントに合わせて
新パートナー制度のニュースリリースが発表されました。

USでは12月から、日本では予定ですが、来年2月から随時移行という形に
なりそうです(契約も含まれるので、一気には難しいですね)。

前の記事を書いていたら、ちょうどまたj_hachさんのブログに「詳細が知りたい」と
あがっていたので、ちょっと私なりの見解を説明いたします。

ただし、実は、これ、詳細の部分まで決まり切っていないので、あくまでも全体の
イメージをお話しさせて頂きますと、、、

今までデーターベース・ビジネスを中心に取り組んで頂いたパートナー様が
多いのが事実としてあります。ここ数年、製品が多岐にわたり
それぞれの製品でのスペシャリストをお客様も各パートナー様同士も
そしてオラクル自身も分かりづらくなってしまっている背景があります。

データベースに詳しいことはもちろん把握していても、SOAだったら、コンテンツ管理
だったら、BIだったら、VMはできるの、Linuxも、など本当に製品が増えてしまいました。

こういった方々のスキルをきちんとトラッキングする仕組みをオラクル、パートナー、
ユーザーの皆様が共有できるインフラを準備し、提供します、というのが
今回の目的のひとつです。

さらに、それを基にオラクルに多大なる投資をして頂いて自社にスペシャリストを
育成して頂いているにもかかわらず正当に評価されていないパートナー様間の
不公平もなくし、マーケティングや製品開発、育成のお手伝いを機会均等に
付与させていただく目的もあります。

このあたりが30のエリアとか、認定、とか特典を、と言っている背景です。

オープンで、公平な仕組みをグローバル標準(当然日本に適した形)で作り
ますよ、という発表です。

製品の取り扱いに関するルールはSpecializedに関係なくGoldパートナー以上であれば
Tech全製品を取り扱い続けることが可能(基本、Gold以上に全パートナー移行予定)
で、Apps製品のみ、Specialized認定が必要(ここは変更点ですね)になります。

で、気になる認定制度ですが、ここがまだ発表されていません。
コンピテンシーの違いで、簡単な試験(オラクルマスターではないと言っていたと思う)
があるようなのですが、最終的なリリース時点でマスターも判断基準に入るかも
しれません。当然、公平性というところがゴールであればマスター取得して頂いた
点もきちんと評価しなければいけないと個人的には思います。
(すみません、ここはまだ個人の域です。)

サポートに関しても引き続きできなくなるということはありませんので、ご安心ください。

特典は?という点も完全に決定していないので(ここがオラクルの本当に良くない
点だと思いますが)決定次第、このブログでもお伝えしたいと思います。

不安になったり、混乱したりするかもしれませんが、制限したり、たきつけたりする
ものではなく、ビジネスを一緒に作り、育てていきましょう、という仕組みですので
よろしくお願いいたします。

え!オラクルとSAPもラブラブ

最近、iPhoneを手に入れてから仕事、サッカー(スポーツ)、友達、Twitter仲間の
RSSフィードを追加するのが楽しみになっています。

特に、仕事関連でオラクルに対する好意的なご意見や厳しいご意見を頂くと非常に
嬉しいというか反応があることをありがたいと感じています。

最近、特にお気に入り(洞察力があり、説得力があるエンジニア)ブログがございまして、、

だらっとした日々

SAP関連のアライアンスをやっている者としては非常に耳の痛いお話しです。

SAPとマイクロソフトは、OS、DBだけではなくDuetというOutlookをインタフェースとした
アプリケーションの連携なども取り組んでおり、親密と思われても仕方ないかなと
思います。特に、それはマーケティングも含めて、何の阻害要因もありませんからね。

ですが、少し誤解があります。

オラクルは元々テクノロジー・ベンダーであり、その製品に関しては、
SAPも認めているところがありますので、未だ全ユーザーの6割はSAP/Oracleで
稼働しているんですね。概算で2万の企業が6万近いシステムを動かしている計算です。
(きっと、これだけの量のシステムを、一気に他社DBにはできませんね・・・)

話がそれましたが、両社のアライアンスは良好で、ドイツはHQ直下の開発チームが
完全に常駐して開発を一緒におこなっていますし、日本はアライアンス&サポート
になりますが、アライアンスミーティングは月次できちんとSAP Japan、日本オラクルで
実施し、課題の共有・解決を話し合っています。
サポートは、こちらも4人常駐でやらせてもらっています(DBベンダで唯一)。

オラクルとSAPも実はラブラブなんです!!

なーんて、どう思うかは個人の受け止め方にはなりますが、必死でSAPの下で
動くOracle Databaseをお客様に安心して使って頂けるように仕事している
人間もいるのだと、知って頂けたら幸いです。

Oracle Database 11g R2のSAPでの認定も年明けを予定しておりますので、
ユーザーの皆様はもう少しお待ちください。

新しい機能群は、やはり他社に比べて良いものばかりと思っています。
(圧縮機能の議論がホットですが、それだけじゃないんです!!)

オラクルとSAPで共同開発したパーティショニング機能なども出てきますので
お楽しみにしてください。

ZeonのキャラZ以降余りいないんですよね、せめてウチはティターンズに
してくれないかなー、そしたら私はパプテマス・シロッコを名乗ろうw

2009年9月10日

データベースを巻き戻せ!

http://bit.ly/BaLv6

都市伝説パート2の記事、今回は

フラッシュバック機能です。

これこそ、10gで入った面白い機能で5本指に入るものかもしれません。

詳細は、記事を読んでいただくとして、SAPでもまっ先に採用されたと言えば、同じ業界で働くエンジニアには重要度が伝わりますかね?

ストレージのスナップショットのようにも使えるので、夜間バッチ前にバックアップでなく、フラッシュバックのリカバリポイント取ったり、大量データのロード処理前にポイント作っておいて、NO LOGGINGし処理も高速化するなんて使い方もできます。

データベース全体のフラッシュバックは、エンタープライズ・エディションですが、コスト効果は、抜群なはず。

時間、ストレージ、運用管理の人件費、ハードウェア、、

これだけのためにエンタープライズ・ エディションにはしないと思うけど、使わなきゃ損なのが伝わると嬉しいです。

お金をかけれないシステムこそ、ソフトウェアによる手助けができるし、工夫のしどころですね。


-- Posted from my iPhone

2009年9月 8日

OracleDatabaseかSQLserverか?

前回に引き続き、あらゆるところで波紋を(身内のみ?)広げております。。
OracleDatabaseかSQLserverか

凄く的を得た記事だと思います。やはり、使う方の今までの経験だったり、思いが
反映されてシステムが構築され、保守されていると信じたいです。

私も10年前くらいは、前職で金融会社の社内基盤(限るオープン系)のほとんどに関わって
50台近い本番サーバー、それ以上にある開発サーバーなどのおもりを(OracleDBに限らず)
しておりました。

OracleDBへの安心感や新しい機能へのワクワクが、採用OKとなったときの喜び
としてありました。
本番へのリスクを多少(笑)考慮しながら、新機能をエイヤって動かし、無事に
運用に乗ったときの喜びもありました。
ベースは、こういう思いを利用する方に抱き続けて頂けるかだと思います。私は。

この記事において、クラウド環境に移行したときに、運用コストが100ドルと500ドルの
システムが現れるかもという点も興味深いですが、それこそ、DBだけの問題では
なくなる気がしますし、大規模運用になったときのコスト削減機能が優れているのが
Oracle DBだと信じていますw
前回も書きましたが、サービスレベルの話も必要ですから。

前回といえば、偉そうに「考えてみてください」なんて言ってしまいましたが、
その日の夜、湯船につかって自分でも考えてみましたが、以外と思いつかないものです。

『製品を選ぶ。』

機能だけじゃないって、分かっていても機能比較したくなってしまうのは、
製品ベンダ・エンジニアの性なんでしょうか・・・。

きっちりシステムを設計し、テストをし、運用をしている。実績豊富。
これもOracleDBの良さだと人一倍思っていますが、これは、利用して頂いている
皆様のものですからね。
我々は皆様に負けないくらい、製品を、もっともっと磨きたいんですよね。

2009年9月 5日

Oracle製品に期待して頂くこと

Oracle 製品に期待して頂くことは、いろいろあると思います。
(無くなったら終わりだ。。。)

特にデータベース製品を担当している私としては、かなりコモディティ化
してしまったOracle Databaseに対して「いま以上、期待していない」と
言われてしまうこと、「今の機能で、安ければいいのよ」と思われてしまうこと
が一番怖いことだったりします。

当然、「データを格納する」という意味では、このままで十分だったりすると
思いますし、「都市伝説2」にあるような(社内批判ととられると首があやういですが)
昔ながらのデータベース運用について議論すると、当然、他社DBとしての反論!
とか、それに対しての反論!とか、既存の顧客やパートナー様をおいてけぼりの
議論になりかねないなーとも思います。
一応「都市伝説」を擁護しておきますと、何も検討しないでデータベース製品を選ぶことは
ITに携わるものとして危険ですよ、こんなこと、無いと思いますが!!という観点で
中堅企業様の運用管理者様に(多少デフォルメして)伝えること自体は、悪意では
無いと信じています。

話がそれてしまいましたが、いま、オラクルのデータベースは「これ以上、機能は
いらない」という状態なのでしょうか?

みなさまも良く耳にする「クラウド」「PaaS」などのWeb上のサービスとして利用する
データベース。本当に今の機能(9iや10g)で十分なのでしょうか?
他社DBもしかり、ですね。

より、多くの企業がクラウドとかインターネット上にあるサービスを安心して利用する
ためにはセキュリティが必須(絶対、に近いくらいの。絶対はありません)ですし、
SLA(サービスレベル)を担保するためには、より細やかな情報収集・監視、
そしてチューニング(もちろん、これもサービスレベルで)が必要です。
無制限なサーバースペック、ストレージ拡張、あらゆるメンテナンスのオンライン処理、
処理の自動化・省力化、相反するグリーンへの貢献(法制度化することだって、
将来あり得ますよね。減税になるとか。)。

カタログ上やマーケティング上のメッセージでは、すでにこれらは現実のもの!と
言われているかもしれませんが、まだまだ実用段階とはいえないと思います。

これを実現するための機能拡張は、すべてのシステム構成要素(DBだけでなく)、
ハードウェア、OS、DB、アプリケーション層で必要だし、進化しつづける必要が
あると思っています。

高いと言われるサポート費用であっても、別に障害対応をするためだけのもの
ではありません。次の開発投資にもつながる大事なものとして、大事に活用させて
頂いているものです。

また、話がそれました。申し訳ありません。

もし、これを読んでいる技術者のあなたが、Oracle Databaseを使ってくれて
いるのであれば、現状、使っていて不満に思うことを3分でよいので、考えて
ほしいのです。

もしかしたら、11gで解決できるかもしれません。
クラウド上に自社のシステムを展開する前に、まだまだ検討することが
あるかもしれません。
削るべきは、必要なコストではなく、本来削れるのに利用方法を知らないが
故に無駄にかかっている(人的、時間的)コストのはずなんです。

現在、(新規でなくとも)Enterprise Editionを利用できるシステムを担当しているのだと
すれば、非常にHappyです。

Flashback Database機能を使えば、バッチロード処理時間が半分の時間で
終わるかもしれません。
RMANを使えば、増分バックアップと破損ブロックの検出を同時に実行でき、
バックアップ処理時間が10分の1になるかもしれません。
Begin Backup&Split Mirrorバックアップで、本番2TB、3世代バックアップで
合計8TBのディスクを買う?本当に?

今のデータベース運用(クラウドを検討する前に)本当に検討することありませんか??

ああ、でも、「クラウド」をキーワードにセミナーなどもおこなっている弊社ですので
クラウドも併せて検討してください。

クラウドも提供する側の会社まで、コストが下げられると勘違いしてしまう
ケースがあるのですが、提供したいと思ったら、それなりの投資が必要ですので、
すごい大変です。。。かつ、グローバルな競合は、数年先に進んでいますし、
価格も挑戦的だったり。。
長くなるので、この話は、またの機会に。