これは、11月25日に開催された「Oracle CRM Summit 2008」にて事例講演していただいたジョンソン・エンド・ジョンソンのヨーロッパ製薬部門ヤンセン・シラグ社(Janssen-Cilag)のCRM担当エグゼクティブ・ディレクター バート・ヴァニーヴァンホイス氏が講演中に発したメッセージのひとつです。CRMベンダーのスポークスパーソンの発言としては珍しくはありませんが、ユーザー企業の責任者から聞くと真実味がより一層増してインパクトも違います。同社はシーベル社がオラクルに買収される以前からSiebel CRMのユーザーでした。ヨーロッパにおけるライフサイエンス業界のユーザーとしては第1号だったそうです。ヨーロッパ全域に約5年かけて段階を経て導入し、現在15カ国3,000名以上のユーザーを対象に展開しています。約1時間にわたり同社のCRMの取り組みを300名近い参加者向けに説明してもらいましたが、特に印象の残ったいくつかのメッセージをここで紹介します。
-「CRM」は事業戦略そのものである
-ビジネス部門とIT部門は共存共栄、両者協力しあって取り組むべきである
-新しいことを取り組むときには痛手をともなうこともある、最新技術が実証されるまで待つのもよいが、他社に先んじて新しいことに取り組まなければ競争優位にたつことはできない
また、ジョンソン&ジョンソンは2.0の世界にも積極的に乗り出しているようです。同氏は、世界のインターネット人口の3分の1が活用しているとされるYouTubeを活用しない手はないといいます。同社では、研究開発における興味深いビデオ映像をYouTubeの専用チャンネルを開設して情報提供し、またFaceBookなどSNSを活用したコミュニティの活性化へも取り組んでいることを紹介しました。顧客、コミュニティとの「接点」「つながり」という観点において、Social Mediaは重要な位置づけになりつつあることを実感しました。
「Oracle CRM Summit 2008」での日本オラクル 取締役 代表執行役社長 遠藤隆雄によるメッセージはこちらからどうぞ。