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Oracle OpenWorld サンフランシスコ Day1 レポート

皆様 こんにちは。

2008 年のOracle OpenWorld San Franciscoがついにはじまりました。
さっそく、1日目の概要をお伝えいたします!
(レポート by 日本オラクル製品事業統括本部 シニアディレクター 西脇資哲)

会期は例年より多少繰り上がって9月21日~25日の開催です。例年11月開催ですが、おそらくアメリカ大統領選挙の影響があるのかもしれません。政治の大きな変化、金融破綻を発端とした経済の大きな変化を迎えているアメリカ・サンフランシスコは涼しい気候とは裏腹に熱い1週間を予想させます。


今 年も例年と同じくサンフランシスコ市の協力を得て、会場であるモスコーンセンターを中心にダウンタウン一帯がOracleカラーで染まっています。昨年は 300,000と広告に書かれていた数字は今年は 320,000 。この一年間の成長ぶりも驚くべきモノです。
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注 目の新製品が今年はなんと複数以上登場します。その新製品はいずれも名前を聞いたこともないものばかりでしょう。それは Oracle Fusion Applications?、いえいえ、それだけではありません。まだ発表前にもかかわらず、サンフランシスコ市内の路上には" BEEHIVE "。
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準備中の基調講演会場入り口にも"BEEHIVE"。
そう、明日発表されるであろう新製品のひとつめは"BEEHIVE"。

そしてもうひとつあるんです。 その名前は"The X" 。会場では "The X"としか表現されていません。発表は24日、ラリーエリソンの基調講演での発表までは 超極秘のプロジェクト なのです。でも、会場を歩いているとなにげにわかるんですよ~、実は。
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Green ITも今年のOpenWorldの重要なテーマのひとつ。よって、会場には" GREEN " と名前のつけられた工夫がいくつもなされています。まずは、ノベルティ、イグサ生地でできたトートバックや、合成繊維を使わない毛布が販売されています。
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その他にも自転車をこいで発電するブースも登場、iPhoneやPCだって充電できます。また、ゴミ箱もちょっとした分別回収の工夫がなされているんですね。そういえば、例年より会場がすこしきれいになっている気がします。その他にも会場にグリーン(植木)が多いのも今年の特徴でしょうか。逆にゴミ箱がちょっと減っている気がします。また、水も会場で毎年自由に飲めるわけですが、今年はリサイクルカップ対応。こういった努力もぜ~んぶGreen ITなんですね。
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基調講演では 、社長でありCFOであるSafra Catzが登場し、ゲストスピーカーを紹介します。その前に少しだけOpenWorldに触れてみます。まずはその規模。今回は43,000人もの人が OpenWorldに訪れ、450のパートナーが展示会場を埋めつくし、1,800を超えるセッションがあることを紹介します。その中で300のライブデモが準備されていることを説明するものの、現在のOracleには9,000製品存在し、その中で選りすぐりの一部を紹介することしかできない点を強調します。実際、300のデモすら会期中に見ることができないでしょう。 また、明日の基調講演には、マイケル・フェルプスが登場することも紹介されました。そう、北京オリンピックで歴代最高の個人で8個の金メダルを獲得した水泳選手です。

さて、ここからは基調講演のテーマである環境問題と政治です。まずは、サンフランシスコ市長である、Gavin Newsom市長が登壇。(かなり人気があるんですね、この市長)。彼は、いろいろな問題を新しい方法で解決し、実に72%もの支持率で再選を果たした優れた市長です。また、ここ近年の歴史の中でもっとも若く、この街を成功に導いていると強調します。この成功者の街であるサンフランシスコのモスコーンセンターは、70%ものリサイクル率を誇る優れた施設であることを説明。さらには、代替燃料をつかった車両が最も多く、475社のハイテク企業がこの数年間で新しく事業を開始しているすぐれた街であるとも紹介を続けます。

次に登壇したのは、Ed Begley Jr.(この人もかなり人気らしく、会場は拍手喝采)。環境に配慮したこの街と、この街で開催されるOracle OpenWorld に関して感謝の気持ちを説明します。そして、そのOracleが環境対策に対して今後、どういう計画をしているのか?、環境に優しい取り組み、Green Session / Green Program も楽しみであると期待を込めて説明を続けます。以前は俳優として活躍し、1970年から環境活動家として、気候変動について、廃棄物の削減について、電力や資源の無駄を省くための企画について取り組んでいます。たとえば、ロサンゼルスでは自動車の数は4倍に増えているのに、廃棄ガスは1/2になっています。しかしながら、だれも困っていません。いろいろな技術と組み合わせて改善ができるのです。こういった活動を実現することができる企業として Oracleの名前をあげました。
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そして、いよいよ基調講演のメインです。過去25年間ですべての大統領のコンサルティングを行ってきた夫婦、”James Carville and Mary Matalin” の登場です。リベラル派(革新派)で有名なCarvilleと保守派であるMaryが4,000人の来場者にむけて政治漫談を繰り広げます。

まずは、Maryの話から...。
「 夫婦で政治的な意見は大きく違うが、夫婦では争いごとを避けるようにしている。でも、同じテレビ番組をみていると、意見が異なるのでケンカになることもある。最近はニューオリンズに引っ越し、これで結婚して15年になります。今では、テレビを見る部屋も違うくらい、意見が違ってきています(会場はかなり笑い声が聞こえる...)。子供の前ではけんかをしないようにしています。13歳の子供がマケインは年をとりすぎているとか...おもしろいジョークを話すようにもなりました。しかし、お互い意見を変えさせようとは思っていません、お互いの年数を合わせると政治に関する経験は60年を超えるのです。

そんななか、時代はいままでにない大きな変化に突入しています。国家安全、経済的な問題、情報社会になったことによるパラダイムの変化。たとえば、ヒラリーは負けないと言われていたのにオバマに負けたし、こういった予測はだんだんわからなくなってきています。現時点では、1.8ポイント、マケインよりオバマが先を行っています。でも、政治戦略家/コンサルティングというのは、こういった数字には左右されずに戦略を考えるのが仕事です。副大統領候補を選んだ時の反応もまったく予測できなかったはずです。

これからは候補者たちがどのように世界情勢に反応するかが重要です。このレースでは、その反応の仕方が決め手となるでしょう(今週金曜日にも討論会が予定されているが、課題や世界情勢がどんどん変化している)。Oracleもアメリカ以外の売上が 60% を占めている、つまり世界情勢が非常に重要なのです。」

続いてCarvilleの話...。ブッシュ大統領はフランス人が大嫌いであるというエピソードを最初に使い会場で拍手と笑いをとると非常に速い口調で話しはじめます。

「今回の選挙は想像を絶する信じられない驚異的なことになっています。これはアフリカ系アメリカ人が大統領になるのか、あるいは、70歳以上の大統領になるのか、どちらかだからです。オバマは多くの資金を支持者層から集めることが出来ています。これは歴史的な政治に対する感心が非常に高いからでしょう。また、討論会をはじめとする多くのテレビ番組が注目されています。ロシアがグルジアを戦略したり、非常に深刻な金融危機がおこったり、今後ももっと最悪なことが起きるのでしょうか?今後も全てが止まると言うことはなく、ものごとが非常に速く回っています、つまり重複していろいろなことが今後も起きるはずなのです。このあと、ロシアが何かするかもしれない、中国が何かをするかもしれない、いろいろなことが今後も起こりえる時代なのです。

非常に選挙に近い時期に党大会を行ったというのも今回は特徴的でした。9,000万人もの人々が討論会を見ることになった今、討論会は重要です(前回 2004は意味がなかった)。最近はウォール街で起きている話ばかりでしたが、今週末は討論会があることですし、ニュースは討論会に向けた話題が多くなるでしょう。候補者はその討論会に向けていろいろな準備をしているが、予想できない話題がまた登場するかもしれません。

今回の選挙、討論会は非常に驚異的で歴史上でもめずらしい、めまぐるしい展開になっています。この時代の変化のペースは驚異的です。誰が勝つのか、知りたいですよね?、私は知っていますが教えることができません。これから想定外のことがいっぱい起きるはずです。赤の州/青の州でこの国の状況を見ていますが、人種構成や世代構成などによって多くを変化を見ることができます。

今回は世代の選挙といえるでしょう。若い人がどこまで、どれだけ投票するかで政治の行方が変わるでしょう。若者以外の層では支持はそれぞれ半々であり、実は若者の票が勝敗を左右することになるでしょう、つまり、若者が決めるはじめての大統領になるでしょう。

最後に、私は意見が合わなくても政治が大好きな人と結婚できてよかった。政治コンサルティングであったことも子供に自信を持って言えます。」

政治の話で幕を開けたOracle OpenWorld 2008。今年は大型の発表が控えていること、BEA Systemsを買収しさらに最大規模になったことなどから、1週間の開催期間では足りないほどの内容が展開されている気がします。会場も広いどころか、複数の会場、ホテルを使い切り、 とてつもない巨大ソフトウェア企業 に成長している様を目の当たりにさせられます。

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