私達のビジネスの現場には前篇で取り上げたような「イライラ課題」が数多く存在します。 現われては消え、消えてはまた現れる。 放置すれば企業の体力を奪い、そうかと言って良い解決方法が浮かばない。
イライラを解消するにはどうすればよいのか?
それには、"課題の仕分け"、"数値化"、そして"改善活動の展開"をお勧めします。
◇イライラ課題の仕分け
イライラ課題は次の五つの評価指標KPIで整理ができます。:
・ サイクルタイム (Cycle Time) ...1, 2,3,4,6,7
・ 時間遵守率 (On Time Accuracy) ... 2, 3
・ 業務品質 (Business Quality) ... 9
・ コスト (Cost per unit) ... 5,6
・ 在庫日数 (Days of Sales Inventory) ...7
左側が評価指標KPIで、右側は前編で取り上げられたイライラの参照番号です。
読者の声:
・ 我社は200を超える指標(=KPI)で現場業務の管理している!
筆者:
それも間違いではないと思います。
しかし、状況把握を容易(=speedy) にするための工夫が求められます。
たとえば、全社共通の指標(=KPI)は一桁の数に抑える。 それを"キー・メトリックス"とし、残りはすべて"Subメトリックス"と位置付けをする。
"Subメトリックス"は、"キー・メトリックス"を達成するための補助的な役割を持ち、その数は沢山あって良いと思います。しかし、社員の会社に対する貢献度は基本的にキー・メトリックスの達成度で評価するのが良いのではないでしょうか。
◇つぎにKPIの「見える化」(=数値化)をしましょう
・ ゴール値 ... 可能な限り高い目標値を設定します
・ 実績値 ... ITを活用してデータ収集します
・ 誤差(達成率) ... ITを活用して自動計算させます
ゴールが未達成の場合には、さまざまな角度から分析を行い、未達成の根本原因を見つけ出します。 これらの作業は、効率の面から、ITを活用して可能な限り自動化されることをお勧めします。
「誤差の見える化」ができたらならば、次は業務改善の実施です。
◇チームワークによる業務改善活動
方法は幾つもあります、
・ プロセスの変更、業務作業の自動化、スキルアップのトレーニング、ルールの明確化
・ チームで知恵を出し合えば、他に良い方法が見つかるかもしれません!
◇企業競争力を向上するには、
あなたの周りで起こりうるイライラ現象を見つけ出し"五つのKPI"で整理してみる。 そして、チーム一丸となり課題解決に取り組む。 SCM能力がおのずと高まるはずです。
如何でしょうか?
ぜひお試しください。(にらきよし)
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